早戸大滝 2008年10月26日(日)


なおたんパパと行って来た。

早戸大滝(はやとおおたき)は、丹沢大山国定公園内、神奈川県相模原市、早戸川源流部の大滝沢にある落差約50mの滝である。日本の滝百選に選ばれていることから名前はよく知られているが、一方で幻の大滝と呼ばれるように、滝までの行程が大変な為この滝を訪れる人は稀である。(ウィキペディアより)


藤沢9時出発。
134号。微妙に雨模様。
しかし、進行方向は晴れぎみなので問題なしか。


同134号線より、富士山。


1時間半ほどで宮ケ瀬湖到着。
ここが最後と思われるローカルなコンビニで食料調達。
(この先にセブンがあった…)

宮ケ瀬湖を過ぎて早戸川沿いを行くと、途中に「早戸川国際マス釣場」がある。
さらにここを過ぎて、山奥へ。


落石注意の看板。
途中、オープンカーの老夫婦とすれ違ったが、よく考えればチャレンジャーである。


川がこんなんなってきた。


流れは速い。


しかし、こんな石が落ちてくるのか、コワイ。
熊注意なんてのもある。
舗装道路が終わったところで路駐、いざ出発。(11時15分)


ネットで調べた先人の情報を元に進む。
ホントに道がない。
もちろん柵などないので、滑って落ちると大怪我必至。
登りづらい斜面には、木に巻いたロープが備え付けてあった。
(しかしこのロープも外れないという保障はないので、事前に強度を確かめるべし)
写真左下の橋(というか板/5場所くらいあり)になおたんパパは相当ビビっていたので、
高いところが苦手な人は覚悟が必要だ。


目印はこの先人が残したマーキング
(赤や白のビニールテープやビニールヒモ)
川原には、大きな石の上に小石が積んである。
これだけが頼りなのだ。


印象的には、山道と川原の所要時間は半々くらいである。
なおたんパパは山道の橋にビビっていたが、俺はこの石飛びが恐かった。
着地で滑ってしまうとケガをするので、慎重に石を選ぶべし。


川原に数箇所かけられている丸太渡りのスリルは、「風雲たけし城」のようである。


面白いのが、俺となおたんパパの選ぶ石が微妙に違うのだ(距離ではなく形状や濡れぐあいの判断)。
自分がいけそうだと感じた石に飛ぶのがいい。


足首がだんだん疲れてくる。
靴は普通のスニーカで行ったが、特に問題はなかった。
滑らない履きなれた靴がよい。


どこに滝があるのか。
あと1時間くらいかな。


んで、1時間後。
たぶんここを登ると見えるっぽい!


おお、見えた!


じゃーん、これが早戸大滝ですじゃ。(14時到着)
全景ではなく、まだ下に続いている。これは全体の3/5くらいかな。


中段に降り立ち、上を見る。


上部が手前の岩で隠れているのがチャームポイントw


中段。マイナスイオン放出。
この場所は狭いので、はしゃいで下に落ちないように。
ここで休憩して14時半折り返し。
行きに3時間かかっているので、そのままかかれば17時半(この時間はもう真っ暗)。
帰りはいろいろ迷わないと思うので、2時間くらいで帰れそうな感じ。


どんどん戻る。
ヒザと足首が疲れてきているので、斜面を下るときは慎重に。


順調に進んでいたのだが、最後の最後、あと30分くらいで道がおかしいことに気づく。(16時半)
「こんな道通ってないよな…」
もう一度確実なマーキングまで戻って確かめる。
えてしてこういう焦ってるときにケガをするので注意が必要である。


ようやくスタート地点に戻ってきた。
17時。あたりは薄暗い。あと30分で周囲は真っ暗闇なので時間に余裕を持って行動しようw

結局、行きも帰りも2時間半はかかった。
ネットのホームページでは往復3時間とかあったので、初心者は1.5〜2倍の所要時間を考えるべきか。

雨も降らず、暑くも寒くもないちょうどいい気温で、非常に面白いイベントであった。
ウチの親父が毎週のように登山に行っているのだが、少しその面白さが分かった気がする。
ただ、肝心の自然を見て楽しむ余裕がなく、自然と対決するという感じの終始緊張感のある冒険だったのだが。

※ちなみに現地では、日曜にもかかわらず誰にも遭わなかったので、そのへんを当てにしないほうがよい。


おまけ動画。
丸太渡りは、滑っても大してケガはないので(濡れるだけ)楽しもう。
怖い人は、はじめからサンダル(裸足は痛い)や靴そのままでジャボジャボ入って渡ろう。