イヌホオズキ類[ナスビ科]
イヌホオズキの一種の花
於:厳木町
アメリカイヌホオズキの実
於:武雄市
生態 低地から山地の道端,田畑の周辺や道端によく見られ,白〜紫色のナスビ様の花を咲かせる。県内にイヌホオズキの仲間は,イヌホオズキ,オオイヌホオズキ,アメリカイヌホオズキ,テリミノイヌホオズキの4種類があると考えられている。
特徴 黒い実をつけるが,アトロピンやソラニン等のアルカロイドを含み,嘔吐,下痢,運動中枢・呼吸中枢麻痺などを引き起こす。ナス科の植物は毒性の強い種類が多く見られる。チョウセンアサガオ,ハシリドコロ,ヒヨドリジョウゴ等も要注意である。