ハゼノキ、ヌルデ、ヤマハゼ、ヤマウルシ[ウルシ科]
ハゼノキ
於:多久市
ハゼノキの紅葉
於:厳木町
ヤマハゼ
葉の表面に短毛があるので触った感触がハゼノキと違う
於:鳥栖市
ヤマハゼの紅葉
於:厳木町
ヤマウルシ
於:七山村
ヌルデ
翼があるので同定は容易である
於:七山村
ツタウルシ
他の木に巻き付く
於:作礼山
ツタウルシ
秋になると紅葉する
於:作礼山
生態 ハゼノキ,ヌルデは県内至る所で見られる。ヤマハゼ,ヤマウルシ,ツタウルシは主に山間部に自生している。
特徴 ウルシ科の植物はウルシオールを含み,樹液が皮膚につくと炎症が起きる。ツタウルシが最も成分が強く,ヌルデが弱いと言われている。
対処 かぶれた場合には,抗ヒスタミン含有のステロイド軟膏を塗布する。
ハゼまけの変化
ハゼの葉をちぎり、にじみ出た汁を左手の甲に1滴つけ、その後の経過を観察した。
4日後
痒みを感じ始め、水ぶくれ様の湿疹が生じ始めた。
5日後
湿疹の範囲が広がってきた。
14日後
幅2cm、長さ5cmに湿疹が広がった。
20日後
赤みが消えケロイド状の跡が残った。