日本民家園まつり 民俗芸能公演
2008年11月3日、生田緑地の日本民家園は日本民家園まつりで、入場無料でした。
入口から入ってすぐの民家「原家」では機織をしていました。
子供が順番に機織です。
数センチ織る毎に交代していました。
織りあがっている布を見ると、数センチ毎に筋が出来ていて、織り手が変ったことがはっきりわかりました。
同じ建物でお茶会をしていました。
これは有料でお菓子付きで300円でした。
先着100名様につられて、子供と入りました。
甘い菓子に、苦いお茶、でした。
途中で、J−COMの取材が来ていました。
家のエリアはイッツコムのケーブルテレビなので、見れないのが残念です。
「井原家」で民家園モナカののぼりが出ていました。
買ってみたら、家型のモナカでした。
後で、歌舞伎が始まる前の待ち時間に食べちゃいました。
かじる場所によって家の形が変るのが面白いモナカでした。
山下家は蕎麦屋です。
せっかくなので、入って見ました。
とろろ蕎麦630円、たぬき蕎麦530円、盛り蕎麦530円を頼みました。
普段に比べて随分混んでいる様で、店員が忙しそうにバタバタしていました。
蕎麦屋の2階は展示室になっていました。
登って見たら上棟式の写真がありました。
どこかの物置ではないですが、骨組みだけの家に100人ぐらいの人が乗っていました。
あちこちの家で、藁や竹などの細工が展示してありました。
藁の船とか、竹の正月飾りなど、なかなか見事でした。
民家園の一番奥には船越の舞台と言われる、歌舞伎の舞台があります。
元々三重の漁村の神社の境内にあったものを移築したもので、国指定重要有形民俗文化財です。
その舞台で歌舞伎公演が行われました。
あきる野市の農村歌舞伎を伝承する、秋川歌舞伎あきるの座の公演で、
演目は寿三番叟と義経千本桜二段目伏見稲荷鳥居前の場の2つです。
芝居を盛り上げるために、事前におひねりを配っていました。
といっても銭が入っているのではなく、中身は飴、面白かったら投げてということでした。
最初はタイミングがわからず誰も投げなかったのですが、
1人が投げると、バラバラと投げ出し、ました。
歌舞伎なんてどうなんだろうと思っていたのですが、
逸見の藤太が登場する際に、生田に合わせて台詞を作ったりしながら、長々と笑わせてくれて、
思いのほか面白かったです。
楽しんだこの公演も無料!でした。
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