2010年4月3日、さくらが咲いてきたので、花見に行くことにしました。 桜の名所を調べると、小田原城が名所らしいので、東海道線を一路小田原まで行って見ることにしました。
小田原城は駅のすぐ近く、小田原動物園もあるなという事前知識で向かうと、日本ザルと何もいないオリしか見当たりませんでした。 がらんどうのオリは、前は象もいたみたいですが、今は跡が残るだけみたいです。 いずれにしろ小さな小さな動物園のようです。
肝心のサクラはというと、小田原城のまわりはに桜の木があり、桜と城が組み合わさって、写真を撮るにはいい感じでした。
サクラの本数は多くなく、そこらじゅうが花見客でごった返していました。
小田原城の天守閣に登って見ると、伊豆半島や相模湾が良く見えました。
小田原城を降りて、城門の辺りに行くと、「小田原おでんサミット」が開かれていました。
各地のおでんが食べれるというお祭りみたいです。
いくつかの地方のおでんは売切れてしまっていました。
食べ比べたら、みそおでんが好きかも、と思いました。
ちょうどもらったビラに、国立印刷局の小田原工場の一般開放と書かれていたので、暇だから行って見ることにしました。 詳細な場所はわからないけど、行けばわかるだろうとJRの鴨宮駅に向かいました。
JRの鴨宮駅で降りたら、案内は出ていませんでした。
手元の観光用の小田原の地図を頼りに、大体の方角に向かって歩いていくと、
15分ぐらいで桜が咲いている場所が見えてきました。
国立印刷局の小田原工場の中に入って見ると、なにやら白い金属製の樽の様なものが置いてありました。 昔、紙漉きに使っていた機械みたいです。
そこから振り返って見たら、大きな桜の木が列をなしていました。
普段人が入らないところらしく、土はふかふかで、枝は地面まで垂れて花をつけていました。
少し離れて見ると桜の山があるような、見事な桜並木でした。
地面に寝転んで、空と桜をみていたら、なんだかうれしくなってきました。 この桜が見れたのは大収穫でした。
印刷局らしく、出店で売っていたのは、お札サブレ、お札タオル、・・・。
ちょっと面白いお土産です。
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