歯並びに関して　

歯並びはどうして悪くなるの

�@永久歯の大きさに比べ歯を入れる顎が小さい場合

�A永久歯に大きさに比べ歯を入れる顎が大きい場合

�B乳歯が虫歯になり永久歯が生えにくくなる場合

�C親知らずが、前の歯を押し出してしまう場合

�D舌の悪習癖・口呼吸・アデノイド
�E未熟児・唇顎口蓋裂
�Fその他
　以上が考えられます。しかし、ひどい虫歯であっても永久歯の歯並びはきれいになる場合もありますし、乳歯のときに歯並びが良くても永久歯のときは歯並びが悪くなる場合もあります。遺伝の影響もあります。単純には予測ができないということです。

歯並びが悪いと何か問題がありますか？

　歯並びの程度により、日常生活に差し支えないものから、　本格的な矯正を必要とするものまでさまざまです。
　患者さんや家族からの主訴の多くは、審美的な理由からです。
�@前歯の歯並びが乱れている。
　歯磨きがしづらい　　虫歯や歯周病になりやすい
　見栄えが悪い
�A上の歯と下の歯のかみあわせが逆になっている。
　見栄えが悪い　奥歯に過重に負担がかかる
�B上下の奥歯（または前歯）がほとんどかみ合っていない。
　食べ物をうまくすりをつぶすことができない。
　かみ合っている歯に過重に負担がかかる
�C上の前歯が出っ張っていて、口をうまく閉じられない。
　見栄えが悪い　呼吸に悪影響を及ぼすことがある
　

歯並びはどうやって治しますか？

　ほとんどの場合、弾性を利用した力で歯を引っ張ったり押したりして動かします。
　年齢が若いほど歯の動く速度は早く、治療の効果もすぐに現れます。
　歯を器械的に動かしますので、口の中に、金属の器具がたくさん入り、つらい日が続きますが、家族が応援してあげることで、乗り切ることができます。