【3月15日】
昨日の映画の話の続き。有森也美さん、斉藤麻衣さんが演じたヒロインの名前がどちらもリサなんですね〜。さっき気付きました。こりゃいよいよもって小中監督、確信犯だな・・・・(^^)。
で、書き忘れてた事。そもそも昨日思い出したようにガイアの映画をみたのは、午前中会社にガイアとアグルが来てたからなのでした。いや〜どちらもおおきい。180センチ以上あったように見えました。ちょっと午前中は仕事忙しかったんでゆっくり見物する余裕はなくてほんの少し見ただけだったんですけど、かなり強力なテレビスタジオの明かりの中でも(生放送のゲストだったのです)、煌煌と輝く目とカラータイマーがとても印象的でした。にしても中の人がどこから外を見てるのか、現場では全然わかりませんでした。あとで雑誌のアップの写真で確認するとわずかに目の下にスリットがあるのが見えるのですが、実際あれほど明るく目が光ってるとわからないものです。着ぐるみも進化してるんですねぇ。
【3月14日】
DVDを買ったけど見てなかったウルトラマンティガ ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア
超時空の大決戦を見る。本来同じ世界の話ではないティガ、ダイナ、ガイアを一緒に活躍させるためのパラレルワールド話。小中和哉監督の大得意分野ですねっ。主人公の少年はいつまでもウルトラマン好きを卒業しない事を責められ、その友人は世界の崩壊を望み、いじめっ子は怪獣を呼び出し町を破壊する・・・って小学生のくせにみんなえらく屈折してるんですけど(^^)。でもいまの小学校ってこんなものなのかな〜。もちろんジュブナイルですから最後はみんな改心してウルトラマンを応援してくれるんですけど、屈折してる少年像のほうがなんか説得力があったな〜。私のほうがゆがんでるんかしら(^^)。
ところでパラレルワールドっていえばやっぱ小中監督のデビュー作、星空のむこうの国ですねぇ(^^)。主人公を異世界にいざなう少女のイメージ(「星空」では有森也美さん、こっちは斉藤麻衣嬢)が、ポーズとか表情までとっても似てます。結局主人公はその少女との別れを選び、そしてエピローグで再会するという構成までそっくり。どっちもいい映画ですんでみなさんどうぞ。「星空」をおいてるレンタルやさんってあんまりないですけどね。
メダロット#33「ロボトルにかける橋」。春以降も継続がきまってだんだんお話に幅が出てきた・・・というかむちゃくちゃさのレベルが上がってきたメダロット。物語も演出も軽快ではずれがなくて安心して見れます。ただ今回もなんですけど、だんだんカリンちゃんの行動もむちゃくちゃになってきているような。金持ちの天然系っていえば大道寺知世さんですが、最近はどっちかっていうと悪意のない面堂終太郎って感じ・・・・。それはそれでいいんですけど(^^)。
【3月13日】
よっしゃ〜!オーストラリアGPフェラーリ1-2ですぅ!
私はティフォシじゃないですけど、F1見始めて以来フェラーリのドライバーズチャンピオンってのはまだないので、一度は見てみたいのです。そのままいればまたチャンピオンになれたであろうベネトンをあえて離れたシューマッハを応援したいってのもありますしね。今年のシリーズ、楽しみになってきました。
試合としてはオーバーテイクのまったくない退屈なものでしたけど、タイムからいってマクラーレンが壊れなければあと十数周後にはシューマッハとハッキネンの激しい戦いが見られた筈ですからね。次戦以降は期待できるんじゃないかなぁ。
今年のフジテレビの実況は、日本人ドライバーがいない以上ホンダを応援するしかなくてちょっと苦しい(^^)。日本人がいないという事実を予選・決勝通じて一言も言わなかったし。苦労してますね〜。
で、盛り上げを狙ってかしきりにラッキーストライクカラーのBARマシンを日の丸マシンと表現してます。わたしゃ本来は日の丸も君が代もだめ派なんですけど、この表現はOK(^^)。だってBAR(にかぎらずF1チームはみんなそうだけど)はどう考えたって日本のナショナルチームじゃないんですもん。
本質的に一番ナショナリズムから縁遠いスポーツ、F1。その中でも、スポンサーはアメリカ、チームとシャシーはイギリス、ドライバーはカナダと、最も国際色豊かなBARマシンをみて、日の丸だ〜って盛りあがってるのは、他の国から見ると滑稽なだけだと思うのです。ですからこの「日の丸応援」は、かえって日本の呑気さがにじみ出てるようで、いいなぁ、と思えるのです・・・・ってなんか自分でもよくわかんない説明ですが、そうとしか言いようがないんですよこの気分(^^)。もともと私がF1を毎年見てる理由のひとつに、いくらがんばっても純粋なナショナルチームは作り得ない、したがってあの「日本、チャチャチャ」の応援を聞かずに済むから、ってのがあるんですけど(^^)、バレーボールやサッカーの「ニッポン!」コールがもつ独特のいやらしさを「日の丸マシン」には感じないから、って言い方もできるかもしれません。とにかく聞いてて悪い感じはしませんでした。ど〜せ毎週夜中にあるんだから、なんか盛り上がるネタのひとつでもなきゃ寝ちゃうかも、というのもあるし(^^)。
・・・ところでなんでジョーダンも一緒に応援してあげないんだフジテレビ?
さて懸案だった映画デジモンアドベンチャー(去年のほうね)を借りてきました。これ、ほんとよく出来てます。演出上の特徴についてはメージュの対談で細かく説明されてますんで省略。もちろん私はあんなにうまく解説できませんし〜。たった20分間にとても実感のある日常の中の非日常が見事に表現されてて楽しく見られました、くらいしかボギャブラリーがない(^^)。全体のイメージはミツバチのささやきだそうですが(言われて見れば確かに(^^))、コロモンがにげだして、まずマンションの壁を、そして自販機を、電話ボックスを、と破壊がエスカレートして行くシチュエーションは、童夢+ビューティフルドリーマー+ガメラって感じで盛りあがり。とくに自販機のシーンはヒカリのわくわくした感じと不安がともによくでてます。とにかく冒頭の兄弟の朝食のなにげない様子だけでもなんかたのしい、ひとつひとつの動作や表情がとてもよく描けてる映画でした。恐るべし細田守。
今日の買い物。マリア様がみてる ロサ・カニーナ(\476、集英社)。コンプリートですぅ(^^)。
【3月12日】
2日続けて朝5時台起きでふらふら〜。今日からF1なのにな〜、起きてられるかしら。
朝早い分はやく会社から帰る。日が高いからって町をうろうろすると例によってまた欲しいものが目に付く。いけませんねぇ(by青野武さん)。
模型屋で海洋堂のアクションフィギュアレッド・ミラージュ(\2,980)を発見。初回出荷版のサリオンヘッドがついてるやつ。発売からもう何ヶ月も経ってるんで、これって多分「好評につき2回目以降にも」、ってやつなんでしょうけど、表のシールには「初回出荷」ってかいてあるな〜。どうなんでしょほんとのとこ。出来としては以前のブリスター版よりかなりいい感じですが、表面に墨入れがされてなくてなんかのっぺりした感じ。エンプレスはかなりきれいに墨入ってたのに。ライド・ギグの光る装甲を意識したのかしら。・・・ということで、今回のアクションシリーズ3体の中ではKOGの出来が一番だったように思います。金色はアラが目立ちにくいってのもあるかもしれませんが。
なんか急に欲しくなっちゃってテレビマガジン特別編集のムック、ウルトラマンガイア(\2,000、講談社)も買いこむ。表紙のアグルのシルエットもかっこいいし、各話ごとのスタッフコメントとか、XIGの設定なんかも要領よく解説されてたりして良い本です。但〜し!チーム・クロウの多田野 慧隊員(石橋けいさん!)の写真が3枚しかなかったのはちょと残念。それでもほかのパイロットよりは多いんですけどね〜(^^)。
【3月11日】
早起きはわかっていたのに週間ブックレビューに続いて空飛ぶモンティ・パイソンがあってたので、さわりだけ・・・とおもったら一時間くらいみてしまい、今日はちょっとばかり目が回ってます。眠い目でみたモンティは、なんか日本で言うとコント55号に近いテイストを感じました・・・間違ってます?
熊本でもアニメ誌が発売。メージュは特集記事に読めるところが無くて辛いです。どの番組も2週間くらい遅れてみてるんでネタバレが怖くて(^^)。そんでいきおいゆ〜さくさんのとことかあの人に話をききたいとかに目がいっちゃう。どちらも主役は謎の演出家(^^)細田守さん、なんですけど私まだ細田演出ってみたことないんです。恥かしい話ですが。とりあえず今劇場にかかってるデジモンはみなきゃな・・・。
春の新番組がラインナップされてましたが、だぁ!だぁ!だぁ!のヒロインが名塚香織さんというのにちょっとびっくり。いえララ・ルゥのイメージが強くて、ああいうポップな感じのは予想外だったので・・・。そいえば今僕に続いての桜井さんがらみってことですね。魔法陣グルグルはほぼ旧作と同スタッフのようですが、ニケ役の交代がちょっとさびしい。瀧本富士子さんって最近あんまりお見かけしませんでしたし、活動を休止なさってるって話も聞いたことがありました。ひょっとしたらこれを機会にまた声が聞けるかな、と思ってたんですが。残念ですぅ。
麻宮騎亜さんのまんがってそんなに好きって訳ではないんですが、ダークエンジェルのNewtypeからメージュへの移行ってのはちょっとニュースかも。最近どうもかつての勢いがない角川ですけど、看板作家が編集部との喧嘩別れで対抗誌に、ってなんか象徴的なお話。
【3月10日】
今日はもう遅い上、あした早起きなんで一言だけ。
会社に発売より一日早くNewtypeが来てたんですが(熊本は普通11日発売なのです)、リヴァイアスのページが読めないのがとってもくやし〜っ!
折角珍しく熊本でもネットされてるのに、ちゃんと見なかったのがすごく悔やまれます。こんなに各誌こぞって特集するようになるなんて、思いもしなかったし・・・。まだまだ甘いっす私。
ちゃんと見てから、ここ数ヶ月分の雑誌を読みなおすつもりです。
あ、いま週間ブックレビューに木野 花さんがでてる〜。久しぶりです美紗子ママの声聞くの(^^)。
【3月9日】
改装なったまるぶん書店(熊本市上通)2階、コミックワールドを覗く。広さは同じなのですけれど、LDを大幅に減らしたうえ、CD棚の高さも2倍にして床面積を稼いでいます。その分書籍の売り場面積を広く取ってあって、やや通路が広くなったかな、と言う感じ。但し以前かなりのスペースを割いていた新刊書のコーナーも小さくなってたみたいでちょと残念。あの広大な平積み眺めるだけで色々な発見があったんですけど。それと大幅に変わった配置は一体なにがどこにあるやら(^^)。配置札もまだ掲げられてないのでなおさら迷う迷う。まぁ陳列のほうも一部まだ終わってないみたいだし、九州最大の規模を誇るまんが売り場の本領が発揮されるのは週末以降になりそうです。
で、うろうろと迷いつつ探したのはコバルト文庫の売り場(^^)。マリア様が見てる、とりあえず黄薔薇革命(\419、集英社)、いばらの森(\514、同)、ウァレンティーヌスの贈り物<上>(\476、同)をいずれも初版で確保。これであと1冊です(^^)。で、ぱらぱらと人物紹介イラストなんかめくってみたり。なかなか正面位置で全身かいてあるイラストって無いですねぇ。人形作るのって先ずシルエットからはいりますから、いい全身図が無いと困るんだけどな・・・などとおもいつつ最新刊ウァレンティーヌスの贈り物をめくると大ショック!「主要登場人物」の中から蔦子さんがいなくなってるんですけど・・・! あうううう。もう出番無し? まぁとりあえず気を取り直して、順番通り黄薔薇革命から読む事にするです。あ〜あ。
そいえば今日はウルトラマンティガ・ファイナルオデッセイの試写会もあってたな〜。仕事遅くなって行けませんでした。残念。
【3月8日】
読了しました今野緒雪マリア様がみてる(\480、集英社コバルト文庫)。これ、すごく楽しかったです。
すいませんが内容の紹介ははしょらせていただきます。たぶん私なんぞよりずっと詳しい方が何人もいらっしゃると思いますので(^^)。
さて私としてはほんとはリリアン女学院の山百合会(生徒会です)のような力のある組織のメンバーが「妹選び」などという事実上の禅譲で、しかも全校生徒への半強制的な承認の強要によって引き継がれていく(少なくとも読んだ限り選挙の描写はなかった)体制は認めがたい、こいつは転覆をはからにゃならん!・・・筈なんですけど・・・・まぁいいやな。みんな可愛いし。あんまりいうとおにいさまへ・・・になっちゃうし(^^)。とりあえずこれで学校が上手く運営されているのならそれでいいのでしょう。
しっかし2年後に生徒会の幹部になるはめにおちいっちゃった祐巳ちゃん(主人公)はちょっち大変でしょうね。なんせ生徒会幹部としての信頼を全校生徒から勝ち取らない限り祥子さん(彼女を「妹」に選んだ素敵な先輩、次期幹部)の名誉を貶めることになるわけですから。下手すると「姉妹」による幹部選定のシステムそのものへの信用をも左右しかねません。シンデレラの主役どころじゃない重圧だとおもいますよん。がんばれ〜(^^)。
つ〜ことでお気に入りのキャラクターはカメラ少女の蔦子さん。第1巻ってこともあって、主要な数人以外の生徒会のメンバーやその後継者達は簡単にしか描写されてません。もともとそういうアッパーランクの方々ってちょっと苦手(みんないい人みたいではあるのですけどこのお話では)な私としては、生徒会以外のひとに目がいっちゃう・・・・するともう主人公の祐巳と蔦子さんの二人しかでてこない(^^)。祐巳もぼんやり系で好きなんですけど、とくに写真のためにならどんなことでもやっちゃう蔦子さんは読んでて心地よいです。スクープ写真をネタに祐巳を恐喝する楽しそうな横顔(23ページ挿絵)も魅力的(^^)。次巻以降も出番があるそうなので、楽しみです〜。
ところで、ひびき玲音さんによる表紙・挿絵のキャラクターはかわいいけどちょっとつらいところがあります。あの顔の外側にいくほど上下に太くなる目。この目は立体にすると正面と横顔の間に矛盾が発生してしまうのです。・・・ってもうなんか人形作る気になりかけてる(^^)。4月から忙しくなりそうなのでいつになるかわからんですけど、そのうち暇が出来たら作ってみたいっすね祐巳ちゃん。あ、いや蔦子さんでもいいんですけど、ここはやっぱり主人公かな、と。
とにかく、こんな面白い本の存在を教えてくださった皆さん、ありがとうございました〜。
【3月7日】
発売されてるのはわかってたけどかなり買うかどうか悩んでたlainのDVDBOXЯesurrection(\28,000、パイオニアLDC)を結局購入。う〜ん物欲には抗えないなぁ・・・。私って弱い人間です(^^)。
おまけのビデオクリップはDVDのハードのプロモーションだったもので、最近ではあんまり見かけないマルチアングル/マルチオーディオ機能をフィーチャーしてます。ばきばきザッピングすると、お茶の間で手軽にINFORNOGRAPHYな気分が楽しめます(^^)。モノがlainだけにかなりぶっ飛んだ画面ばかり。こうしてビデオクリップ化に耐え得るイメージを毎週毎週流しつづけてたんですねぇ。lainのTVシリーズがどれほど高密度なものだったか、ってことを改めて思い知らされます。
ただ、本来はプレステ2発売と歩調を合わせて旧版のDVDを持ってない人のためにと企画されたものなのでしょうから、絶対生産数の少ないこのBOXを私のような米国版までもってる人間が1個占有しちゃうってのはなんか申し訳ないような気もします。熊本ではまだ店頭でも見かけますけど、都会のほうではもう手に入らない、なんて話も聞きますので。ひょっとしたら私、日本のどこかの、心からこのBOXが欲しかったlainファンをひとり泣かせてしまったのかもしれません(^^)。けど〜、以前はLDにだけ封入されてたライナーがちゃんと復刻されてるし、大きい箱絵はきれいだしなんで、コレクションアイテムとしてやっぱり欠かせないんですよね・・・。複雑な気分です。
【3月6日】
先週再放送やってたNHKBSマンガ夜話の本放送が今日から。なになに、今日ががきデカ、明日はアストロ球団。70年代ばっかですね、けど楽しみ・・・ってこれ放送深夜0時からじゃん!だめじゃ〜そんな遅くまで起きてらんないっす、って事はないんですけど今日は多分ダウンです。録画して明日見る事にいたします・・・。
そのBSマンガ夜話の司会でおなじみ大月隆寛の新刊あたしの民主主義(\1,600、毎日新聞社)。例の新しい教科書をつくる会との決別のいきさつはもちろん知りたいんですけどとりあえずそれははおいといて。つくる会そのもの(とそれに絡むここ数年の自身の動き)をどう総括してるかに興味があってちょこっと最初の方だけ読んでみました。
で、乱暴にまとめてみると・・・あのような運動への評価軸として、近年は主張の正しさや説得力にもまして、「女・子ども(とくくられる意識)」に対する主張の示し方(見せ方)、そして彼らが運動に対して持つであろう違和感をいかに埋めるかが重要となっている。しかし「つくる会」は、目指すところは正しかったが、小林の戦争論の大ヒットを契機としてその「見せ方」の部分で失敗してしまった、・・・ってところかしら。
では、「つくる会」の運動が最終的にその「女・子ども」の感性に違和感無く受け入れられ、広まって行く可能性があったか、というとわたしはそんなん最初から無理だったんじゃないかなという気が強くしてます。
参加当初大月氏は、あえて天皇の戦争責任を認める発言をする等「一般の人への見せ方」の部分を自分が意識的に担うことで、会の中に厳然として存在する国家への忠誠を!なんて叫びたがる「オヤジ」な発想になりがちな部分を軌道修正できたならば、勝算はあると考えていたのかもしれません。けど現実には、シンポジウムのときワルキューレの騎行をBGMにアジテーションしちゃうような、見せ方としては最悪にオヤジな運動になってしまった訳です。
また、仮に大月氏の作戦が功を奏していたとしても、はたしてつくる会の本来の主張の部分が「女・子ども」に受け入れられたかどうか、というのもかなり疑問に感じます。多分私なんかがその「国家や社会といった現実への違和感や距離感によって位置付けられた女・子ども的意識」の代表格になっちゃうんでしょうけど、あたしゃとてもつくる会に賛同しようという気にはなりませんでしたもの。とってもおおざっぱな意見で申し訳ないんですが、そう大きくハズしてはないと思います。教科書にのらない歴史が少々売れたくらいじゃ、世の中動きはしませんて。
但し、氏の戦術の中でもと学会のメンバーをシンポジウムに参加させた、なんてのはかなりいい狙いだったと思います。・・・でもその事で更に「会」から浮いちゃったんですよねきっと。
で、この本なんですけど、上の「つくる会頓挫の理由」の分析を冒頭に置いて、その直後に、2年前に女・子ども意識へのアプローチの重要性を指摘していた文「つくる会」に助太刀する理由(97年2月)を配するあたり、やっぱ大月って根っからのパフォーマーだなぁ、と妙なところで感心しちゃいました。楽しんで続きをよみましょ〜。
平積みにすると銀色の表紙がとってもまぶしいガンダムセンチュリー・リニューアルバージョン(\4,000、銀河出版)。うへ〜もう18年も前なんですねこの本でたの。当時中学生だった私にはちょっとばっかり高過ぎて、子飼商店街(すいません、熊本ローカルっす)の今はなくなってしまった本屋で懸命に立ち読みしたのはいい思い出(^^)。
とにかく無事復刊めでたいです。図版もかなり丁寧に再現されてて感心します。角川に見習ってもらいたいっすねこの仕事(^^)。読んで見るとこれが結構内容を覚えててびっくり。コロニーとエベレストの対比図、造山運動で地形の変わったオーストラリア、大気圏突入に失敗して四散するグワジン・・・。レイアウトまで記憶通りのような(^^)。いや〜当時の自分の記憶力に感服。ほんとに懸命に読んでたんですねぇ。
前田愛さんがよく撮れてたので野村誠一氏のムックN/S EYES(\900、ワニマガジン)も購入。
【3月5日】
lainファンのメッカ!総本山!たる青野さんのlainのページに人形の写真載せてもらってニコニコしてたら、Alice6の表紙でもまた紹介して頂いてしまいました。ああもう小中さん、そんなにお気を使われなくても・・・。
青野さんにも丁寧なメール頂いちゃうし、どうしてlainがらみのみなさんってこんなにいい方ばっかりなんでしょう(^^)。ということで今日ははにゃ〜んな気分です。
先日買ったへっぽこ実験アニメーションエクセル・サーガの1話を満を持して観る。・・・おもしろいじゃんこれ。ネット上ではれぶたの方が良かったってな感想を随分見てたのであんまし期待はしてなかったんですけど、久しぶりに画面の前で声出して笑ってしまいました。大宇宙の大いなる意思の繰り返しギャグなんて、単純だけどやっぱり笑いの基本です。1話からだからかもしれませんが作画もとてもきれい。
ナベシン監督はこどちゃをかなりの本数演出されてましたが(そいえばこどちゃでも自身の役で出演されてましたね)、そのテンポの早さの部分をパワーアップしつつお話としての意味は削ぎ落とすというむちゃくちゃさ。しゃべりまくりの三石さんの声もあいまって完全アナザワールドご招待状態に。・・・次巻以降購入決定(^^)。1巻2話ずつってのはちょっと辛いけど。
今日の購入物:それいけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ(OVA)のDVD第2巻。1は中古屋で買いましたが、こちらは探したけど無かったのであきらめて新品を。一応TVにつながる話になってるのかしらこれ?・・・実はあんまし詳しくない(^^)。とりあえず時間見てOVAのほうから順に観る事にするです(<まだOVA(1)もみてないんです)。
【3月4日】
マンガ家さんとかアニメーションのクリエイターの方々って、作品はよく知ってるけど顔は見たことない、って人が結構います。もちろん富野監督の禿頭を知らない人はいないでしょうし、幾原邦彦さんのパツキンも有名ですねぇ。最近では大地丙太郎さんとか結構メディアに露出してらっしゃいますし。それでも、特にアニメーションの関連の方って、お顔を見ることはやはり少ないです。
普段あの人の絵がどうだ演出がどうのって話してる割には顔も知らないってなんか不思議な感じ。そうね〜、いまお顔を見てみたい人って言うと、アニメーターの岸田隆宏さん、渡辺はじめさん、奥田 淳さん、演出家の岡村天斉さん、マンガ家ではわかつきめぐみさん、鬼頭莫宏さん、ってとこかしら。他にもたくさんいますけどね。
最近、おぉこんな方だったのかと思ったのは倉田英之さん。今月のメージュの大地さんとの対談ですね。ちょっと横方向に大きくて(^^)予想と違いました〜。いま勝手に素顔を想像してるのは黒田洋介さん。なんか最初に黒田さんの文章(小説、脚本以外の)読んだときの印象なんですけど、ジュビロのゴン中山ってイメージが(^^)。ほんとのとこどうなんでしょ。知ってる方いらっしゃいます〜?
早速BBSのほうに蔦子さんの消息についての情報を頂きました。聞いて見るもんですね〜。ありがとうございました。それでは読み終えたら続巻をちゃんと買う事にいたしましょ。
【3月3日】
ちょっとばかし忙しくて今日は何も買えず、何も観られず。つ〜ことで書くことなし(^^)。
そうそう昨晩課題図書のマリア様がみてる、2/3くらいまで読みました。うん、面白いです。・・・しかしみなさんこんなの一体どこから面白さを嗅ぎ付けるんでしょ〜(^^)。感心しちゃいます。守備範囲が狭まっててコバルトまでフォローする余裕無かった私ですここ数年。教えてくれた皆様、ありがとうございました〜。
ところで3分の2まで読んで気になってることが一つ。カメラ少女の蔦子さんが92ページ以降出てきてないんですけど? ・・・彼女は今後活躍するのでしょうか。既に数冊出ているという続巻には出番があるのでしょうか。知ってる方、教えてくださいませ(^^)。続きを買うかどうかの最大のファクターの一つですので・・・。
【3月2日】
今日はここ数日の買い控えをふっとばす大散財。といっても大部分DVDとか「予定通り」の分なんですけどね。
朝からコンビニ寄ったら目に付いた表紙は快楽天の4月号(\314、ワニマガジン)。きっと私が知らないだけで有名な方なんでしょうけど、「本誌初登場」の逢魔刻一さんひとつぶの祈りの絵が気にいっちゃったので購入。
結局部屋中探すも発見できなかった望月花梨笑えない理由(1)(\390、白泉社)。もうこれ1年半も前に出てたんですね。表紙の花畑に座るかな子(主人公)もいいけど、絵的にインパクトは152ページの扉絵。笑わないはずのかな子の笑顔を隠す風になびく長い髪。ああ〜いいですぅ。望月さんって絵がものすごく上手!って人じゃないんだけど、ときどきこういう印象的な一枚絵を繰り出すので見逃せません。
毎年4月号だけは買う事にしてるぱふ(\905、雑草社)は当然ベストテン号。あんまりマンガ読まなくなったので上位作品も知らないのばっかり。いえもちろんタイトルだけなら知ってますけど、長編のベストテンで「読んだ事ある」って言えるのは7位のHUNTER×HUNTERだけでした。
けど短編では小花美穂水の館が堂々一位!
マンガを読んでない以上にマンガファンダムの状況にも疎くなってたんで、小花さんがこれほどに支持されてるとは知りませんでした。傑作POCHIも7位に入ってます。本人のインタビューもあってかなり楽しめました今年のベストテン号。オバナさんって結構普通の人なのね・・・(^^)。連載中の新作パートナーの単行本は4月だそう。楽しみっす。連載分は2話までしか読んでないので。
キネ旬のマンガ夜話<7>(\1,500)は賭博黙示録カイジの回が採録されてました〜。みやむ〜ってやっぱ変。
およそマーガレットらしからぬ表紙絵が目に付いたのは桃栗みかんあかねちゃんOVER
DRIVE<2>。なんかウルトラジャンプとかのほうが似合いそうな絵柄・・・。ためしに購入したのはもちろん1巻(\390、集英社)のほう。ページを開くと1色の絵はカラーよりずっと少女マンガらしい感じでした。お話は間違って女の子の体に乗り移ってしまった少年が・・・ってこれ全然少女マンガらしくね〜ぞ(^^)!
ソフトやさんでは注文してたブツを回収。赤ずきんチャチャDVDBOX3(\27,000、キング)と劇場版少女革命ウテナ(\7,500、キング)。ウテナはスクイ-ズ収録のようですってまだ見てないけど。どうせならエヴァやナデシコもスクイーズで出せば良かったのに。そのうちスクイーズ&DTSの完全版、とかやるつもりかしら(^^)。
大きな箱に目がくらんで、話題の実験アニメーションエクセル・サーガ<1>(\5,800、ビクター)もついつい。どこがどう「へっぽこ実験」なのかじっくり見させていただきましょう黒田さん。
【3月1日】
先日買ったホビージャパンで興味深かったのは菜々子解体診書の塗装済みコールドキャスト人形の製作ルポ。予想通り中国の安価かつ職人芸な労働力を以って作られていることがわかり、複雑な気分。分業になっているとはいえ、いつも私なんかがキャストキット作る作業と全く同じことをやってる訳ですよね?これ日本だったら商品価格がいくらになることやら。
8人のチームで12時間で5体のペース、とのことですが、これが全工程なのかどうかわかんないですけど、仮にほんとにこれで完成するとすると1体当たりの労働力は19時間。小売価格12800円のうち半分がここの工賃としたら、時間あたり336円。そのうち労働者の手に渡るのは・・・・。なんか暗澹たる気分に(^^)。日本の繁栄は諸国の労働者からの搾取で成り立っているのですねぇ。
にしてもこの菜々子人形、よくできています。アニメーションのほうは見たことないけど、人形はちょっと欲しい(^^)。私が一つ買う事で少しは作った方々が潤うのかなぁ。
先週末録画して見ていなかったNHKBSウィークエンドジョイの文化庁メディア芸術祭Robot-ismのリポートを見る。そんなに長い枠じゃなかったけど、からくり人形以来の日本人とロボットの関係という視点からのいかにもNHKなまとめ方でわかりやすかったです。本来は映像作品の中のヒーローロボットに関する展示(ですよね?)なので、このまとめは本来の企画の趣旨とはちょっと違うんでしょうけど、久々に懐かしのWABOTの映像が見られたこともあるし、また個別の映像作品には触れにくい以上、こういう見せ方もまぁいいかなと納得しました。
それにしても行きたかったな〜このイベント。