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野菜


1.葱(ネギ)

買ってきたネギの根元5cmほどの部分を切り取って,水につけておく(写真:左下).すると,根が生えてくる(写真:右下).

この根の生えてきた部分を土に植えると,そこからまたネギが育ってくる.

(注:上の写真は白ネギのはずなのだが,今のところ緑の葉が伸びてきている.これから白くなるんだろうか?)

ベランダで育てているが,ここの気候がよくあっているせいか,どんどん大きくなる. 地上の葉の部分を切り取って食べてしまっても,残った部分から次から次へと新しい葉が育ってくるのである. 真冬はさすがに成長が遅いが,それでも雪が積もったりしても枯れることなく,春になってまた大きくなってきている.

↑よく育ったネギ(右).左は日光浴中のピーマン

こうして育てたネギだが,収穫して直ちに調理するため,まずネギを切る時に涙が出てきてしまうくらい香りが強いし, 調理しても味も濃い.もともと店で売っていた普通のネギなのだが,まさに生きたまま調理しているということで, まったく別物というくらいに味がよくなる.栽培も簡単で,おすすめである.現在ではプランターいっぱいに植え込んでいるので, この調子だと冬までネギを買う必要がなさそうだ.

2.韮(ニラ)

これは知り合いから苗をもらったので,プランターに植えると,これもネギと同じくおもしろいように殖える. 最初は一束くらいで,それを数本ずつに分けて植えておいたところ,昨年はわりあい細い葉だったのだが, この春になるとやたらと太い葉になって,茂っている.
このあと,大きくなったので刈り取ったのだが,切り口から1日に3cmくらいの勢いで新しい葉が伸びてきて, 2週間もすると刈り取る前と同じくらいまで大きくなってしまった.このぶんだと,3週間ごとにニラの収穫ができそうである. あまり時間が経つと葉が硬くなっておいしくなくなるので,3週間ごとに刈り取ってしまうのがいいようだ.

3.ピーマン(piment)

これは植木屋さんで苗を買ってきて植えたもの.苗についていた札には「スイートベル」と書いてあった. このピーマンは,小さめの赤い実をつけるタイプである. 15cmほどの苗のときから花がついていて,すぐに実がつくようになったのだが,そのためか次のトマトより育ちが悪かったような気がする. 実も,トマトのように毎日,収穫できるというわけにはいかない. さて晩秋になって,霜が降りるようになっても枯れる気配がないので,家の中に入れることにした. そうすると霜にあたった葉は少しずつ落ちていったが,なにやら新芽が吹いてきている. さすがに家の中では太陽にあまり当たらないせいか,成長は遅いが,着実に大きくなりつつあるようだ. 彼岸を過ぎて暖かくなってきたため,またベランダに出している.2年目のピーマンがどれだけ大きくなるかというのも興味深い. 2001年5月時点では,新しい花が次々,咲いてきている.2年目でも実がなりそうな雰囲気だ. その後も観察していると,確かに実が育っている.ううむ
↑越冬中のピーマン
ストーブの上にいるのはセントポーリアとポトス

4.トマト

いつものように植木屋さんで野菜の苗を物色していると,デルモンテのトマトの苗が売っていた. これはデルモンテが特別に品種改良した物で,いろいろ特徴があるらしい.今回は2cmほどの小さい実をつける「トゥインクル」 という種類を購入.大きめの植木鉢で育てたところ,育つ育つ.夏のシーズンだと,毎日10個以上の実を収穫できた. ただ,だんだん根元近くが枯れてきて,上の方に葉が残るようになってくると,バランスが悪くなってきて, 風が吹くと倒れるようになってきた.このため秋以降は収穫が今ひとつであった. ただ落下した実が植木鉢の土の中に多数,埋まっているため,春になると大量に芽が出てくると期待している. 今年(2001年)は,倒れないように横長のプランターで育てようと思っている(昨年は円い植木鉢).

どうも春になっても芽が出でこないので,結局,また新しい苗を買うことにした. 売っている苗の方が,接ぎ木してあったりワクチン接種済みだったりするので,病気などに対して強いようだ. というわけで,今年もデルモンテの苗から,去年と同じプチトマト「トゥインクル」と,中玉の「リトル・サマーキッス」 を1本ずつ購入した.今年は倒れないように,大きなプランターに植えてある. 昨年の植木鉢の土を移してやったが,ところどころ腐ったトマトのようなものが見られたものの,芽は見つからなかった.

植え替えてしばらくすると,大きくなってきてちょっと安定が悪くなったので,柵を立ててやった. もともと買った時から花が少しついていたが,最初の花の部分はトマトになりつつある.今年も豊作かしら.

その後であるが,今年は季候が良くなかったのか,実のつきが悪く,そこそこには実もとれたのだが, 去年のようにはできなかった.う〜ん,来年はどうしようか,考えておこう.

5.パセリ(parsley)

昔,一時期パセリを育てていたが,これは西洋パセリで1年で枯れてしまうものだった. 今回のものはどんどん増え続けるらしい.これもどうなるかは,これからである. とりあえず2001年5月末の時点では,やたらと茂っている.

6.人参(ニンジン)

これは葉っぱ(ニンジン葉)を食べるために育てているので,別にオレンジ色をした「いわゆる」ニンジンを作ろうとしているわけではない. 単にニンジンの茎の部分2cmほどを切って水につけておくと,そこから葉っぱが生えてくる.もちろんそれを土に植えれば, いずれは地中にニンジンができるのだろうが,そこまでの意図はない....でも,できたらうれしいかも.
なお,現在ではプランターに植えられている.

7.茄子(ナスビ)

これは2年前(1999年)に育てていたもので,家の駐車場に植木鉢をおいておくと,まぁすくすくと育って, 大きな実も2〜3個ついた.ただ駐車場がアスファルトなので,昼間の気温が高すぎたのか水が足りなかったのか, 花が咲かなくなってしまった.というわけでその後は栽培していない. ただ駐車場から道を隔てた向かいの畑には,ナスビがたくさん実っていたので,そんなに環境が悪いわけではないのだろう.

8.バジル(basil)

イタリア料理にはつきもののコレ,我が家でも育てていた. 葉っぱをスパゲッティに入れて食べたような気がするが・・・.味は覚えてません(あら).

今年は,小さな円盤状に固めた土の中にバジルの種子が埋まったものを買ってきた. これを水につけておくと芽が出てくるので,少し大きくなったら土に植えてやるとよいらしい.

水につけておいたら,3日ほどすると根が出てきて,1週間ほどすると双葉が立ち上がってきた. だんだん大きくなって本葉が数枚,出てきたので,プランターに植え替えてやった.さて,どうなることやら.

その後,バジルはどんどん大きくなって,秋になると花がいっぱい咲くようになった. 花が咲いた後には種ができるのだが,これもたくさん(数百粒くらい?)とれた. さすがに12月になって今の葉っぱは黄色くなりつつあるが,この調子だと来年はもっとたくさん育つだろう.

9.レモンバーム

上のバジルと同じく,小さな円盤状の土の塊に種が埋めてあるもの(商品名『らくらくメガデール 花そだち』)を買ってきた. これも同じように水につけておくと,双葉が出てきた.少し大きくなったら土に植え替える予定である(場所は確保済み).

その後,本葉も出てきたので,5月22日にバジルと一緒にプランターに植え替えてやった.

10.山椒(さんしょう)

いわゆる「小粒でぴりりと辛い」もの.「木の実」だから「果実」なんじゃないかとも思ったが, ハーブであるバジルを野菜に分類したので,山椒もこちらに分類することにした. (将来的には「香草(ハーブ類)」で独立させたほうがよいか.)

11.カボチャ

ある日,ネギの植わっているプランターの端っこから,何やら大きな植物が芽を出しているのに気付いた. 双葉は厚めの楕円形で,ヘチマなどの瓜類に似ている.そういえば1〜2ヶ月ほど前, 肥料代わりとしてカボチャの種の部分を土にまいたような記憶がある.う〜ん,まさか本当に生えてくるとは. ちょっと大きくなってきたので,駐車場のプランターに植え替えてやったが,欲張って8つくらい植えてしまった. カボチャの実の大きさから考えると,2つくらいで止めておいたほうがいいような・・・.

その後,葉っぱは結構茂っていて,花も咲き始めたのだが,花が雄花しか咲かない.なんでだろう. 結局,雌花が咲かなかったので,実もできないままだった.う〜ん

12.胡瓜(キュウリ)

タキイ種苗の交配したキュウリの苗を買ってきた.ラベルについている写真から判断すると, 実がトゲトゲのものが「鈴成四葉」,トゲのほとんどないのが「夏すずみ」,その中間型が「北進」ということのようだった. で,この3つを1株ずつ買った.これらも駐車場の隅っこのプランターに植えてみた. 育てる上での注意としては,主要な茎を伸ばすため,初めの4節くらいのわき芽は摘んだ方がいいのと, そこから上に関して,花が主要な茎から出るものと,わき芽の1節目につくものとがあるので, それを早めに見極めてうまく剪定してやらないといけないらしい.とりあえず,いちばん下の節に花が咲いたのだが, これを見ると主要な茎から花が出るタイプということだろうか.しかし花の位置が低すぎるような・・・. これだと実がなったら地面の上にごろんと転がって大きくなりそうだ.まぁ,それもいいか. 花がいくつかあったのでよく見ると,根元がキュウリの形になっている花があった.そうか, これが雌花なんだ.ふくらんでないのは雄花だった.そういえば小学校の時に育てたヘチマもそうだったわ. 妙に感心してしまった.

その後,キュウリは順調に育ってきている.実が大きくなる時は本当に速く,一日で2〜3cmずつくらい大きくなる. 実を見ると,種類ごとの違いがはっきりしていておもしろい.「鈴成四葉」は実の遠位3分の2は触ると痛いくらいトゲトゲなのに, 「夏すずみ」はほんとうにつるっとしている.

最終的には,まぁまぁの収穫だったかと思うのだが,ちょっとキュウリとしては水っぽいかな? 味は悪くないかなと思うのだが.

13.ジャガイモ(男爵イモ)

カボチャの生えてきたプランターの反対側から,また何か生えてきた.こっちはイモを埋めたような・・・. しかし,6月くらいになって葉っぱがしおれてきたので,抜いてみると根が腐っていた.ありゃりゃ. でもよく考えたら,ジャガイモって春先に植えて6月くらいには収穫してしまうような気がしたので, 暑くなりすぎたのかな,と考えることにした.来年はもっと早く育てよう.

14.唐辛子(トウガラシ)

なにも植わっていない植木鉢から小さな双葉がたくさん出てきた.土の上にはトウガラシの実がおいてあるので, もしかしてこいつらの子供だろうか? うむぅ

15.カモミール

これもハーブの仲間.例の『らくらくメガデール』のシリーズである.とりあえず水につけてある. すると1週間ほどで双葉が立ち上がった.ただ,ちょっと密集しすぎかも.

16.ナスタチューム

上のカモミールと一緒に買った.こちらも同じように水につけてある.

17.チシャ

18.ヨモギ

19.ミョウガ

20.ミツバ

21.青じそ

22.辣韮(ラッキョウ)

23.里芋(サトイモ)

24.ホウレンソウ

冬野菜というので,トマトやキュウリの枯れた後のプランターで育てている(もちろん土は入れ直してある). 11月初めに蒔いたところ,ちゃんと芽が出てきて,12月くらいから葉っぱが食べられるくらいにまで育ってきた. まぁまぁといったところか.真冬がどうかはちょっとまだわからないけど.

25.ロケット

26.大根(ダイコン)

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