7章 組分け帽子

「試験のようなものだと思う。すごく痛いってフレッドが言ってたけど、きっと冗談だ」
(略)
「僕たちはただ帽子をかぶればいいんだ! フレッドのやつ、やっつけてやる。トロールの取っ組み合いさせられるなんて言って」ロンがハリーにささやいた。
 フレッド…。ロン、ほかのお兄ちゃんたちに聞いてみようとなぜ思わない?(笑)

双子のウィーズリー兄弟は、「ポッターを取った! ポッターを取った!」と歓声を上げていた。
 寮の名誉と思っていたわけですね。そのうち弟分扱いするわけですが(笑)

「一年生に注意しておくが、構内にある森に入ってはいけません。これは上級生にも、何人かの生徒たちには特に注意しておきます」
 ダンブルドアはキラキラっとした目で双子のウィーズリー兄弟を見た。
 ダンブルドアに目を付けられてる二人(当然か)。でも、森に関してはその後二人が入ったとか、何か知っているというエピソードは全くでてきません。彼らはどれぐらいまで森に入ったのだろう。それとも本当の危険を察知して深入りはしなかったとか。

 みんなバラバラに歌い終えた。とびきり遅い葬送行進曲で歌っていた双子のウィーズリー兄弟が最後まで残った。ダンブルドアはそれに合わせて最後の何小節かを魔法の杖で指揮し、二人が歌い終わった時には、誰にも負けないぐらい大きな拍手をした。
 案外ダンブルドアも双子を気に入っているのかも?





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