8章 魔法薬の先生 フィルチは秘密の階段を誰よりもよく知っていたので(双子のウィーズリーには負けるかもしれないが)…… 少し前に「ピーブズよりやっかいなのは……そんなのがいるとすればの話だが……管理人のアーガス・フィルチだった」とある。そのフィルチを上回る双子。このときまだ3年生。7年生になった5巻のピーブズ敬礼の場面は当然の成り行きだったのか! 双子のウィーズリーは、クィレルがどこにいても安全なように、ターバンにもにんにくを詰め込んでいるに違いないと言いはった。 これについては見当違いでしたが、彼らがどこまで本気で言っていたかは不明。もうちょっと突っ込んでみればよかったのにね。ターバン取っちゃうとか(それじゃ話が変わっちゃう)。クィレル先生は双子にとってはからかいの対象だったようです。スネイプほど嫌っていたようではないみたいですね。 「元気出せよ」ロンが言った。 「フレッドもジョージもスネイプにはしょっちゅう減点されてるんだ」 この二人ならたいていの先生に減点されてるでしょう(笑)。どんな態度でスネイプの授業を受けていたのか興味津々。後々あれだけの発明をするのなら、魔法薬学そのものができないというわけではないと思われるのですが。 「ウィーズリー家の子かい。え?」 ロンのそばかすをチラッと見ながらハグリッドが言った。 「おまえの双子の兄貴たちを森から追っ払うのに、俺は人生の半分を費やしてるようなもんだ」 何をやってんだか……(笑)。それでもハグリッドのことは好きなんだね。チャーリーが仲が良かったということもあって、気安く半分遊んでいるようなつもりなのかもしれません。 |