光明堂

元禄14年に建立された旧本堂(重要文化財)です。本尊は真言密教の教主である大日如来です。堂の高さは約15mで、周囲には朱漆が塗られています。屋根は入母屋造り瓦ぶきで江戸時代中期における貴重な建物です。

成田公園
浮御堂

成田山公園は昭和3年に完成した、大本堂の奥に広がる広さ16万5,000uの公園です。平成10年に大改修が行われました。自然の山や谷の地形と景観を生かし、梅・さくら・つつじ・新緑・紅葉と四季によって趣を変える大庭園です。

池・滝・噴水が自然の美をかもしだし、句碑などが点在し、その中に成田山書道美術館、茶室「赤松庵」浮御堂、藤棚、など、多彩な施設が整っています。

少し坂道になった参堂には、名物の鉄砲漬や羊羹、落花生や川魚などを売るお店が軒を連ね、うなぎの焼ける匂いがただよって、昔の成田詣での旅の情緒がたっぷり味わえます。この日うな重を食べたお店も、成田山のご利益なのか、なんとなく裕福な感じの、家族的で落ち着いた雰囲気の良いお店でした。