横山郷土館

巴波川の常盤橋を渡った場所に、大谷石を使った見事な建物があります。元水戸藩士だった横山定助がここで麻問屋を営み、成功して金融業を開業しました。今も当時のままの様子を見ることができます。右側が麻問屋、左側が金融業となっています。

山本有三ふるさと記念館

『路傍の石』などで知られる文豪山本有三は栃木市出身です。江戸末期の見世蔵を改修した記念館の館内には、愛用の品や自筆の原稿が展示されています。

栃木市役所別館

横山郷土館前から左に折れ、県庁があったころのなごりといわれる県庁堀に沿って歩くと洋館の前に出ます。大正10年に建てられた栃木町役場で、現在は市役所別館として使用されているそうです。

塚田歴史伝説館

塚田家は、江戸後期から巴波川の船運を活かし、木材回漕問屋を営んできた豪商で、巴波川沿いに120mに及び巡らされた黒塀と白壁土蔵は栃木市を代表する景観となっています。


館内には歴代が収集した家宝を展示しており、奥には数寄屋造りの離れや庭園があります。また、ハイテク人体型ロボットによる全自動の蔵芝居「うずま川悲話」を上演しています。