紙ブーメラン・トリック/ダブリング編
チューニング
トリックキャッチはさまざまなトリッキーなキャッチをするブーメランなので、ブーメランの上反角をおもいきりポッジティブに(ブーメランを平らなところにおいて、各翼を5〜10mm上に反らす)調整します。それによって投げたときにブーメランの高度をある程度稼ぐことができ、あわてないでキャッチすることができます。また、正確ににキャッチできるためにはブーメランが落ちてくるときに、ゆっくりホバーリングさせるのが大切なポイントです。そのとき、ホバーリングしながらブーメランが暴れないでスーとまっすぐ(または斜め)に一直線に下降させることが重要です。そのためには、ややフラップをつけると安定するでしょう。
投げ方
ブーメランを垂直か少しななめに立てて高めにかまえ、内に巻き込むように投げます。すると、ブーメランは急激に上に舞い上がりホバーリングしてゆっくり落ちてきます。
家の中でやる場合は、天井にぶつかってしまうので座った状態で投げるとよいでしょう。
作り方
板目紙などの厚紙(参考紙/フリューサンド37kg)で上図のとおりカッターナイフでブーメランの型を切り抜き、アクリルスプレー(ベトベトにしない)やマーカーなどで着色し、十分乾かす。
紙について
紙ブーメランは、紙ブーメラン特有のチューニングや投げ方も重要ですが、それが十分マスターできていても、紙の質が紙ブーメランに合わないものでは、ブーメランの性能が悪くなります。材料の紙は、厚さ、重さ、硬さの三要素のバランスで決まってしまいます。クラブでは身近な材料や高級紙などいろいろな紙で試していますが、1枚一体型の場合は、安くて色のりのよい紙、:形式名/フリューサンド41kg〜37kgを使用しています。
さあ、これから紙ブーメラン全国大会を始めます。いろいろな取りかたに挑戦してみよう。ルールはかんたん。ブーメランの大きさ形は自由。ただしトリックキャッチの三角穴は1辺4cm。飛行距離は1m以上。何回でも挑戦できるよ。入賞者には賞状とウィングウィン特製オリジナルブーメランを、競技参加者には抽選で10名にウィン特製紙ブーメランキットを差し上げます。あなたの記録(合計点数)をメールください。
1から順番にキャッチ。総合得点(100点)で競うよ。あなたは何点取れるかな。
ダブリングを棄権、トリックのみでもよい。1〜20は必ず連続試技とし、途中で最初からやり直すことはできない。
トリックキャッチ
01 / 1点 / 右手手のひらキャッチ
02 / 1点 / 左手手のひらキャッチ
03 / 2点 / 右手手の甲キャッチ
04 / 2点 / 左手手の甲キャッチ
05 / 3点 / 指チョッキンキャッチ(中指と人差し指ではさむ)
06 / 4点 / 手のひらひっくり返しキャッチ(手の甲にあてひっくり返した手の平でキャッチ)
07 / 4点 / イーグルキャッチ(ブーメランを上からそっとわしづかみする)
08 / 5点 / エルボーキャッチ(ひじで蹴り上げ両手でキャッチ)
09 / 6点 / ニーキャッチ(ひざで蹴り上げ両手キャッチ)
10 / 6点 / 背中キャッチ(バックで両手キャッチ)
11 / 7点 / ハッキーキャッチ(足で蹴り上げ両手でキャッチ)
12 / 7点 / ヘディングキャッチ(ヘディングしてから両手キャッチ)
13 / 8点 / 足キャッチ(ひざから下、両足でキャッチ)
14 / 9点 / おなかキャッチ(体をそらせてブーメランをおなかの上に着地させる)
15 / 10点 / フィンガーキャッチ(ブーメランの三角穴に下からひとさし指をズボッと入れる)
ダブリングキャッチ
16 / 1点+1点/ 左手手のひらキャッチ+右手手のひらキャッチ
17 / 1点+2点/ 左手手のひらキャッチ+右手手の甲キャッチ
18 / 1点+4点/ 左手手のひらキャッチ+右手手のひらひっくり返しキャッチ
19 / 1点+4点/ 左手手のひらキャッチ+右手イーグルキャッチ
20 / 3点+7点/ 右手指チョッキンキャッチ+ハッキーキャッチ
(※ダブリングで1枚キャッチの場合はキャッチできたほうが得点となる)
(ダブリングブーメランの完成図)
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作り方
できれば、アウトサイドはフリューサンド37kgインはフリューサンド47kg (参考)。、両方同じ紙でも可。また、工作用板目表紙などでもできます。カッターナイフで寸法どおりていねいに切りぬく。
outside boomerang
inside boomerang
チューニング
(outside)
平らな面に置いて各翼の先端をおもいきり約13mmぐらいの上 反角(反り)をつける。反りがきついほどブーメランは舞い上がる。投げながら上反角を調節する。また、ややフラップをつけると飛行が安定する。
(inside)
各翼はほぼフラット、フラップを強めにとる。
投げ方
ダブリングのポイント
ダブリングは2枚同時に投げて2枚ともキャッチする種目です。2枚のブーメランが同時に落下してくると両方キャッチしづらいので、ブーメランに落差(時間差)をつけます。インはできるだけ早く、アウトサイドは反対に、できるだけ遅く落ちてくるようにチューニングしなければなりません。インはファーストキャッチのように(普通ならキャッチはしづらいですが紙なので容易にキャッチができる)ホバーリングさせずに、アウトサイドは、トリックキャッチのようにヒラヒラとゆっくりと落ちてくるようにするのがベストです。
インを内側、アウトサイドは外側に重ねてやや上方向、トリックと同じように内に巻くようにスナップをきかせて投げる。2枚のブーメランが空中でけんかしてしまう場合や、おもいきりチューニングしても落差がたりないときは、インとアウトを逆に重ねて投げてみるとよい。またインの方をすこし短く持ってみたりして工夫してください
3.8cm
18cm
18cm
3.5cm
おなまえ |
出身県 |
立会人 |
競技日 |
総合得点 |
白石雄貴 |
茨城県 |
小祝慶紀 |
1/1 |
35点 |
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大会記録(経過)
記録メール
トリックキャッチ、ダブリング紙ブーメランを作り、みんなで
ブーメラン大会を始めよう。
下記のリンク先で型紙がプリントできます(A4サイズ)
インディアンウソイワナイ・・・
(トリックキャッチブーメランの完成図)
3.2cm
4cm
18cm
水戸ブーメランクラブ.提供
第1回ウィン杯優 勝 大槻 健(東京都) 準優勝 都筑 竜哉(茨城県) 杉山 圭介(大分県) 第3位 高橋 雅也(東京都)