山縣洋建築設計事務所
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都心の本宅と郊外の密集地にある別宅での2拠点生活を支えるための計画。クライアントは定年退職後、趣味の音楽鑑賞とプラモデル製作に没頭できる空間を求め、昭島にある実家を建て替えて別宅にすることを希望された。狭い敷地で非日常性を実現するため、スキップフロアの断面構成を採用し、防音性能を高めるためにリスニングルームを半地下に配置した。LDKは広々とした約25畳の空間で天井高は3.6mと高く、開放感が感じられる一方で、限定的な開口部から光を取り入れ静かな雰囲気を作り出している。屋上テラスでは近隣の国立公園の花火を楽しむこともでき、世田谷の本宅とは異なる体験を提供している。

(C) Forward Stroke Inc.