山縣洋建築設計事務所
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正方形に近い敷地に対して対角線上に2つの直方体を配置することで、道路側と奥側に2つのまとまった外部空間をつくりだした。道路側は来客用を含めて3台分の駐車スペースとして道路に対して開かれている一方で、建物の奥にある外部はL字型に建物に囲まれている。更に敷地境界側に地上から1mほど浮いた壁で囲い、中庭の半分ほどを庇で覆うことで、この外部空間は内部化して建物の中心的な存在感のある空間となっている。小さな家を更に3つの箱に分節することで、雰囲気の異なる空間を使い分けながら生活することを提案している。

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