山縣洋建築設計事務所
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敷地は横浜の郊外にある市街化調整区域内の丘陵地にある。 1階の親世帯にはお母さんと3女のお嬢さんと数匹のネコ、2階子世帯はご夫婦とお嬢さんの3人が住む。玄関だけは共有で後は完全分離型となっている。敷地の西側には様々な樹木が生い茂り、自然林のような庭があり、北側の玄関の脇には大きな柿の木があった。それらの既存の樹木はなるべく残すように建物の配置を検討した。 敷地の大きさが約 150坪と余裕があったため、プライバシーを確保するために中庭を中心にもったロの字型の平面構成がふさわしいと考えた。ただ2階建ての建物で完全に囲まれた中庭は閉塞感があるので、中庭を周辺環境に接続したいと思った。 1階では勾配のきつい坂道からフラットで入れる東側に2台分のガレージをつくり、中庭とつないだ。そのため内部空間は東に開いたU字型となっている。一方2階では西方向に眺望が広がっていたので、西側の一辺に大きなテラスを設けて、内部空間は西に開いたU字型とした。中庭は1階では東に開き、2階では西に開いていて2方向に抜けがあるため、光が入りやすく風が通り抜ける。そこに高さ3mのマルバノキを植えた。 この中庭の木を中心に 2世帯が一体感をもって暮らせる家となっている。 https://www.japan-architects.com/ja/architecture-news/zhu-zhai/yo-yamagata-sg-house

https://esse-online.jp/articles/-/15142?cx_clicks_art_md=3_img

https://www.youtube.com/watch?v=SVRcfv-0LKo

 
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