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バックナンバー2001年7月
第6回 シグチューナ(スウェーデン)
ストックホルムの北西約40キロ、ウプサラからは30キロくらいのシグチューナ(Sigtuna)は、メ−ラレン湖に面したおとぎばなしのように魅力的な町です。奥に見えるのが湖です。 歴史は古く、11世紀の初めにキリスト教徒だった王オーロフ・シェトコーヌング(注1)により築かれました。なにせ小さな町で、メインストリートだってこのとおり。(^_^)♪ |
この地方の特色の赤っぽいレンガ作りの建物が多く、これが実に可愛い雰囲気を出しています。 | |
シグチューナ市庁舎。世界一小さな市庁舎だそうな。 | 聖マリア教会。 |
ツーリストインフォメーション。竜の飾りがナイスでしょ? | 電話ボックスもこんなにオシャレ♪ |
しかしなんといってもシグチューナがユニークなのは、町のあちこちに残るルーン石碑(注2)でしょう。ヴァイキング時代のものですが十字架が刻まれていて、すでにこのころ住民がキリスト教徒だったことを示しています。 | |
往時の修道院の廃墟もいくつも残っています。 私ったら、こういうゴシック(というかもっと古い^^;)な雰囲気が大好きです。 |
注1・・・Olof Skötkonung←この渾名は「膝載り王」とか「課税王」とかよくわからない。コヌングは「王」って意味だよね。かのスヴォルトの海戦で、ノルウェー王オーラブ・トリュグヴァソンをかたずけた一味です。(T_T) 詳しくは「獅子の如くD」にて!
注2・・・ルーンは北欧の古文字。個人の業績を記念したりした石碑が今でも各地に残っている。スウェーデンにはダントツで多い。約3000基。博物館じゃなくて「生(なま)」でそのへんにあるってところがミソ。ルーン碑に関する詳しいホームページはこちら。
訪れた日・・・1997年5月9日