レベルX
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中は撮影禁止なので写真を撮れませんでした
2004年1月18日。
東京都写真美術館のレベルX展に行ってきました。
ファミコンのソフトの著作権者を探してるとニュースになった展示です。
東京都写真美術館は恵比寿ガーデンプレイスの線路側にある細長い建物で、
人通りの陰になっています。
恵比寿ガーデンプレイスには何度か行ったけど、美術館に行くのも建物を見るのも初めてです。
大人250円、小学生以下無料とあり安いなぁと思ったら、
東京都写真美術館のシステムは展示毎の料金で、レベルXだけを見るならこの値段でした。
地下の展示室1室でやっていたので、こじんまりとした展示でした。
混んでるとのうわさでしたが、会期の終わりのほうだったためか、
それほど混んではいませんでした。
単に、部屋が狭くて人が入らないという方が正しそう。
入って正面に5m四方ぐらいありそうな大きなスクリーンで、
ゼビウスが出来るようになっていました。
さすがに有名なゲームだけあって、操作してる人は上手でした。
というより、私は反射神経を問われるゲームは一通りダメなので、
私よりはるかに上手(それでも普通のレベルかもしれない)という意味ですが。
展示は全般的にゲーム機の歴史の様な展示でした。
ファミコンの全1200タイトルや、様々な今では見ることのないゲーム機
(ゲームボーイやスーパーファミコン・・・NECとかハドソンとか、
いろいろなゲーム機が置いてあったみたいだけど詳しくないからよくわからない)が
展示してありました。
ファミコンは発売20年目の2003年9月に部品が手に入らなくなり製造中止になったそうです。
最近まで製造していた事自体驚きでした。
初代のファミコンと、普及したファミコンと、
最後に製造したラスト・ファミコンが展示してありました。
初代のファミコンは見慣れた赤いファミコンですが、ABボタンの形が四角でした
(普及した型では丸になっている)。
いつ型が変ったのかは知りませんが、ラスト・ファミコンは懐かしい赤いのではなく、
色はプレステの様な灰色で、本体の形は角ばった変な形、
コントローラも長方形でなく丸っぽい形でした。
見た感じでは、コントローラーにIとIIの区別はなく、
マイクも付いていなかった様な気がします。
行って見たら来ていたのはほとんど30代ぐらいで、
ソフトを見ながら懐かしそうに話をしていました。
子供づれは私を含めて数組しかいなかった様です。
今見ると、ファミコン時代のゲームは、ゲームの色数が少なくドットが荒いだけでなく、
パッケージの絵も下手でリアリティのない絵が多いですね。
いくつかのゲームが操作できるようになっていました。
本体がケースに入っていて、リセットは鉛筆をケースに差し込んでしてくれと書いてあり、
傍に鉛筆が置いてありました。
懐かしいドラクエ(1作目)がプレイできる状態になっていて、子供がハマッてしまっていました。
ところで、レベルX展のホームページに、ファミコンソフト人気ランキングリストトップ100を見る
パスワードが会場にあるって話だったけど、これがパスワードだとは何も書いてありませんでした。
後で知ったのですが、ラストファミコンの製造番号(多分、HN11033309)がパスワードだそうです。
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ビールの原料
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生ビールの見比べセット
その後で、麦酒記念館に行きました。
小さな博物館の様な所です。
主にビール工場を壊したときにいくつか記念にとっておいたものの展示と、
ビールの造り方の展示という感じですね。
ビールの原料は、水と大麦とホップと酵母。
ビールは、軟水では淡い色、硬水では濃い色になるそうです。
ビール用の大麦は大粒で「はるな三条」とか「とね三条」などあるそうです。
ホップはつる植物の雌花で、日本では北海道や東北で栽培されているそうです
(寒いのがすきなんですね)。
大麦は発芽させて乾燥させ麦芽にします。
これを粉砕し水と混ぜてホップを加えて煮て麦汁を作ります。
麦汁に酵母を混ぜて醗酵させてビールの出来上がりです。
来る人のお目当ては、たぶん、ビールを飲む事でしょう。
無料ではなく200円からです。
飲みくらべセット400円(4種類飲める)を飲みました。
好みは「ヱビス黒」「ヴァイス」「ヱビス」「エール」の順かな。
昼から酔っ払って、途中で味はよくわからなくなっちゃいました。