2005年10月22日。 ほとんど宣伝がなかったのですが、久里浜駐屯地が一般公開されるということで、行って見ました。 天気予報は曇り後晴れでしたが、あいにくの小雨でした。
平作川沿いを駐屯地に向かうと、Sea Side Camp Kurihamaと書かれた建物が見えてきました。 後で、反対側から見たら、これは車庫でした。
久里浜駐屯地の入口は「祝駐屯地創立記念日」と書かれていました。
どうやら駐屯地創立55周年記念式典をするので、ついでの一般公開らしいです。
監視兵が立っていて、車が出入りするたびに、バリケードを置いたり戻したりしていました。
中に入ると、「ピクルス王子」と「パセリちゃん」が待っていたので、子供と記念撮影してもらいました。
内輪のイベントっぽく、来賓受付はりっぱですが、一般受付は特に歓迎ムードもなく、淡々と案内図をもらいました。
ぶらぶらと歩いていくと、61式戦車が目に入りました。
飾ってあるだけの様ですが、とりあえず記念に写真を撮りました。
手近な建物に入ったら、制服試着コーナーがありました。
制服をきて写真をとって、カレンダーかプリクラを作ってもらえるようです。
並んで見ていたら、用紙が一般用と、自衛隊関係者用の2種類があり、自衛隊関係者の方が多かったです。
受付で並んで、着替えまで待って、写真を受取るまでに、1時間ぐらいかかってしまいました。
途中で館内をぶらついてみたら、どうやら1階は売店や食堂があり、2階が体育館の建物でした。
食堂の値段は500円前後でした。
売店では色々売っていましたが、自衛隊らしく迷彩服など売っていました。
終わって出てみると、既に記念式典はかなり進んだようで隊員がぞろぞろと戻ってきていました。
模擬店の方に向かっていたら、突然道路にロープが張られてしまいました。
どうやら式典会場でトラックなどの隊列が行進するため、バックヤードを確保するためにロープを張っていたようです。
奥のほうにジープやトラックが何台も並んでいました。
見ていたら、火器を積んだ車は見当たらず、トラックに積まれた装置も、アンテナがやたら目に付きました。 気になってあちこちをよく見ると、どうやら久里浜駐屯地は通信兵を育てる学校がメインの様です。 通信関係はYRPだけかと思っていたら、自衛隊の通信部隊も横須賀にあるんですね。
式典が終わった頃、装備品展示を見に行きました。 軽装甲機動車や指揮通信車はいかにも軍隊装備といった感じのごっつい車でした。 内部を見てみたら、狭い室内、座り心地の悪そうな椅子と、長くいるのは苦痛だろうなと思いました。 偵察用のバイクは、普通のオフロードバイクっぽかったです。
テント内に無反動砲とか、機関銃とか火器も少し展示してありました。 個人用対戦車砲は13kgもの重さがあり、子供が持ち上げようとしても無理でした。 他に、通信学校だけあって、衛星通信器材やFAXも展示してありました。 もちろん野戦用だけあって、かなりゴッツイものでした。 先ほど見た、トラックに積んだ四角い箱は、通信器材で、マイクロ波通信の装置や、交換機などでした。 広場の奥にはヘリコプター(AH-1S COBRA)も展示してありました。 ミサイルが入る部分は空洞になっていました。
模擬店の方に戻って焼き鳥や綿菓子などを食べていたら、奥で体験試乗をしているとの話があり、行って見ました。 行くと大きなジープに乗れました。 といっても、後ろの荷台部分のシートに座るので、回りはよく見えず、どこを走ってるんだかよくわかりませんでした。
最後に人気のあまりない駐屯地歴史館に行ってみました。
中に入ると昔の電話機、無線機、野外交換機など、通信学校らしい(元祖アキバ系?)展示品がわんさか置いてありました。
どっから持ってきたのか知りませんが、ソ連製交換機も置いてありました。
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