この項には、掲示板で都市伝説にかかる参考情報として例示された事件、あるいは日常の事件報道の中で管理人が都市伝説的臭いを感じ、将来都市伝説に化ける可能性を感じ取った事件などを恣意的に拾い上げたもので、すべて実際に発生した事件です。事件の詳細を知るためのものと言うより、閲覧者各位の情報収集の足がかり、ネット検索の一助程度の位置付けで利用されたし。 なお、猟奇事件、怪奇事件、三面記事を積極的に収集する目的で作成したものでないことはあらかじめご了承ください。 基本的には、他の都市伝説のように追加情報を元に逐次微修正を加えていくタイプのコンテンツではなく、一度作成したらつくりっぱなしのアーカイブ的なものを考えております。 |
首無し自殺体 | 赤い通り魔 | 携帯が爆発 | 手首ラーメン | 幼児による殺人 |
舌をかんで「自殺」 | サンルーフの激突死 | 人肉ソーセージ | 奇妙な書き込み | 津山30人殺し |
もく星号事件 | 首無しライダー? |
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2003年3月30日、愛知県名古屋市。看護士の女性が赤い割烹着に赤い自転車と言う赤ずくめの格好をした女に刺殺された。事件報道初期には、女が捨て台詞に「また刺してやるからな」などと叫んだと言う情報も流れ、変質者乃至は都市伝説の怪人めいた言動が話題になったが、後にこの台詞は誤報であったと判明。以後、名古屋市内では同様の通り魔事件が続発したが、何件かの類似事件が発生した後、市内に住む女が容疑者として逮捕された。家宅捜索時、女の自宅から『殺人マニュアル』本が押収されている。 |
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2003年10月、オランダ。Nokia社製の携帯電話が爆発する事故が起きた。同社が行った調査の結果、爆発はNokia純正電池以外の電池を使用したために発生したものだと発表された。電池の不正使用による爆発などの事故は、携帯電話に限ったものではない。 |
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1978年、東京都荒川区一帯。暴力団組員が内部抗争で幹部の一人を殺害。殺した相手の死体をばらばらにして各地に埋めた後、手首だけを持ち去ってラーメンスープのダシ取り用に使う鍋で煮込み、指紋から身元が割れないように証拠隠滅を図った。さらに、手首でダシをとったラーメンが、荒川付近を流していた屋台で実際に販売されたと言う情報が流れた。後に手首で「ダシをとる」ところまではしたものの、スープの臭いから客が異変に気づいて事件が露見することを恐れて販売はしなかったことが判明。煮え残った骨を砕いて始末をつけた。ちなみに、身元不明の死体は損傷が激しい場合、指紋よりもむしろ歯型などから身元がわかる場合が多い。 |
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1957年5月22日、鹿児島県加世田市。生後8ヶ月の女の子が自宅の近くの溝で、体を荒縄によって縛られて死んでいるのが発見された。2日後、近所に住む5歳と6歳の子供の犯行であることが分かった。二人は家で寝ていた女の子を縄で縛り、40メートルほど引きずって溝の中に落とし、そのまま逃げていた。 事件そのものの概要は以上だが、この事件はその後の経過に疑問点も多い。この事件がどのように語られたかは、メリケンオタマさんのサイト『うまい棒バカ一代』に詳しい。 |
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2003年8月18日、福岡島県北九州市。暴力団組員が手榴弾でクラブを襲撃する事件が発生。その後容疑者は取り押さえられたが、その際に舌を噛み切り自殺を図った。容疑者は死亡したが、後に直接の死因は取り押さえられた際の胸部圧迫であり、窒息死の可能性が高い事がわかった。舌を噛み切っての自殺は広く人口に膾炙されているが、これだけで死ぬことはまず無い。 |
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1989年、広島県佐伯郡大野町。女性の運転するワゴン車が、JR山陽線のガード下をくぐる際、後部座席のサンルーフから頭を出していた女の子二人がガード入り口の鉄枠に頭を強打し即死。死因は頭部強打のようである。 亡くなった二人は女性の知人の子供で、彼女の子供は助かった。事故直後、女性はかなり動転していたらしく、通行人に119番通報を頼んだ後、自分から近くの壁に頭を打ちつけて病院に搬送された。 |
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1920年代初頭、ドイツ。ハノーバー駅周辺で少年が行方不明になる事件が相次いだ。容疑者として逮捕されたのはフリッツ・ハールマン。彼は街で見かけた美少年を殺害し、その肉を牛の肉と称して売りさばいていた。被害者の肉の一部は、ソーセージにも加工された。死体の肉でソーセージを作るのは、証拠隠滅の方法としてはまず合理的であるといってよい。ただし、ハールマンの場合、目的はむしろ食人であり、殺人は目的のための手段であったようだ。そのため彼は「ハノーバーの吸血鬼」と呼ばれた。 |
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2003年2月、長野県佐久市。とあるアパートにあるほとんどの部屋の入り口に、アルファベットや数字などの意味不明な書き込みがされているのが見つかった。住民の話によると、この書きこみをしていったのは、浄水器の販売を断られたセールスマンだったと言う。 集合住宅各戸の玄関ドア付近に、住人でさえも気づかぬうちに何者かが意味不明の書き込みをしていく例が、全国的に増えている。窃盗犯が盗みに入る家に目星をつけるためのものであるとか、穏やかならぬ疑念の付きまとう話題だが、この奇妙な書き込みの正体を決定的に裏付ける情報は、まだ無い。 |
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日本犯罪史上類を見ない大量連続殺人。1938年5月21日、岡山県苫田郡で発生。 西加茂村(当時)に住む青年が、一夜のうち(実質2時間にも満たない間)に同村内に住む村人33人を猟銃や日本刀などを使って殺傷した。事件の背景にあったのは閉鎖的な農村社会の因習であったと言われているが、この事件に材をとって創作された小説が、横溝正史著の『八つ墓村』である。また、現在の『杉沢村』伝説に影響を与えたであろう点も見逃せない。 なお、この事件の犯人は一般に『都井睦夫』の名で知られているが、意外にもそれが本名であるのか、後に発行された事件記録などで用いられた仮名であるかは判然としないようだ。 限られたスペースで照会するにはあまりにも特異なの事件なので、この事件に関しては以下のサイトを参照されたし。 無限回廊より津山30人殺し事件 |
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1952年4月9日、伊豆大島。戦後初の民間航空機「もく星号」が、大島付近の低空を飛行中に三原山に激突した。乗員乗客らは全滅。当時の日本で最大規模の航空機事故となった。 奇妙なことには、生存者0のはずの事故であったにも拘らず、一部のマスコミが生存者の存在を報じ、中には椅子にかけて事故の体験を語る犠牲者の写真を掲載した新聞もあった。 いるはずのない生存者の存在を伝えるこれらの報道は、ほんのちょっとした手違い勘違いから生じた大虚報だった。 |
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1984年5月24日、東京都葛飾区水元公園。深夜にバイクで園内の乗り入れ禁止通路を走っていた高校生が、進路上に張られていたロープに首を引っ掛けて転倒、間もなく死亡した。公園には暴走族などが入り込んで付近住民を悩ましていたと言い、ロープも彼らの行為に腹を立てた住民が張ったものと言われているが、真相は定かではない。走り屋同士のトラブルの可能性も指摘されている。 首無しライダーの起源説に酷似した事件だが、死因は頭部骨折であって、首を切断されたわけではないようだ。 |