1 動作環境 ソフト名: 法令条文検索 Law&Law 開発環境: Windows 10以上、Excel2016以上 使用ソフト: エクセルVBAを使用 ソフト種類: シェアウェア(有料) 作成者: 実務の友・山本正名 ホームページ http://http://www5d.biglobe.ne.jp/Jusl/ メール送信先: [実務の友]ホームページ下段の「ご意見・ご感想・ご照会」をクリックして行う。 2 このソフトの前身 2007年頃に、「実務の友」で公開していた法令条文検索用ソフトで、指定条文のアラビア数字化ができるソフトで「Law & Law」がありました。 今回、これを表計算ソフトExcelで、機能的に発展させて作り直してみました。 3 ソフトの特徴 (1) データテキストは正確 このソフトで利用する法令等のデータは、国の各府省、最高裁判所が確認したテキストをそのまま利用していますので、正確です。 法令、規則等のデータは、ボタン1つで、自動的に画面左方に条名(条文番号)を、右方にその条文内容を区分けして表示します。 条文表記を編集加工しても、法文データのテキスト内容を変えることはありません。 裁判所規則も、左にINDEX付きで、法令と同一の表示形式 (2) 読みやすい画面構成 条文番号の漢数字はアラビア数字に自動変換します。 左方表示の条文番号をクリックすれば、即座に、右方の条文番号が検出されて反転表示されます。 条文は、1行空けて表示するようにして、読みやすさに配慮しています。 視力の弱い人も読めるように、文字の表示サイズは、自由に変更できるようにしています。 (3) 法令データは加除修正が可能 現在41個の法令データを収録済みですが、学習・実務に必要な法令データを自由に加除できます。 条文内容も、使用者の必要とする部分のみ加除修正ができます。 ダウンロードしたデータは元データとして保存できるようにしていますので、後に編集加工は、何度でも行えます。 法令データの取得・保存 (4) 条文内容の理解促進ツール 条文内容を即座にHTML文書化して、編、章、条文、見出し等をカラー表示にし、読みやすく1行空け表示にしています。 マイクロソフト・エッジを使えば、ボタン1つで法令データの音声読み上げも可能です。 憲法と刑事訴訟法、民事訴訟法と民事訴訟規則等を2画面に表示し、条文内容を対比して閲覧できるようにしています。 (5) 部分編集ツール 以上のほか、文章の部分を範囲指定して変換する操作として、@漢数字のアラビア数字への変換、Aページ数削除、B改行削除、Cスペース削除、D1行空け解消、E仮名変換等が、ボタンのクリックだけで自動実行できます。 4 ソフトの導入・設定 (1) このソフトは,ダウンロードしたフォルダを解凍し、ドライブの適当な箇所にセットするだけで使用できます。 (2) Excelソフト単体で動作し、他のソフトの補助利用は必要としません。 (3) パソコン内部の設定を変更したり、パソコン本体のシステムに影響を与えたりすることはありません。 5 ソフトの使用方法 (1) 法令データは、Excelシートではなく、ファイルに保存され、呼び出して使用されます。 保存ファイルを直接開いたり、修正を加えたりすると、以後使用できなくなる場合がありますので、注意してください。 (2) このソフトが入ったフォルダをディスクに配置する場合は、ルート近くに直近して配置してください。配置場所が幾重にも深くなると、HTMLファイルなどは動作しなくなる場合があります。 (3) フォルダ名、ファイル名には使用できない文字記号、スペースがありますので、この使用は避けてください。 6 使用の条件 (1) このソフトは,ソフトの試用許可を得た方及びライセンス(正規使用パスワード)取得者以外の方が使用することは認められません。 (2) 試用期間は3日間ですが、期限後でも、ライセンスキーの取得があれば、引き続き使用することができます。 (3) このソフトは、ソフト流通サイト[ベクター](法律関係)から取得することができます。 7 著作権 このソフトは、「実務の友」(http://www5d.biglobe.ne.jp/Jusl/)管理者山本正名(裁判実務経験者)が作成したものです。 8 免責・サポート このプログラムの使用結果については、いかなる障害、損害に対しても、作者は責任を負いかねますので、ご了承ください。 なお、不具合、改良点について、連絡をいただければ、できる限りサポートします。 利用に関する感想や要望、バグのご指摘、転載等の連絡は、 「実務の友」(http://www5d.biglobe.ne.jp/Jusl/)管理者宛、 次の[メール作成]をクリックして、E-Mailでご連絡ください。 |
【このソフト利用のお役立ち情報】 1 インターネットからExcel等のファイルを入手・起動する場合の注意と手順 インターネットからExcel等のファイル(又はフォルダ)を入手して起動しようとする場合、ソフトの安全性(セキュリティ)確保のため、実際にはウイルス感染の危険がない場合でも、その可能性ありとして扱われ、「保護ビュー」(黄色バー表示)、「セキュリティリスク」(赤色バー表示)の警告表示があり、次に進めません。 そのファイルの安全性を信頼して実行する場合には、次の2段階の手続が必要となります。 詳しい対処法は、ネット等で検索してください。 (1) ブロックの解除 [保護ビュー]の警告表示を確認したら、元のExcelファイル(フォルダ)に戻り、右クリックで[プロパティ]を選択し、[全般]タブ下部の「セキュリティ」の項で、ブロック解除 の説明の後の「□許可する」にチェックを入れて、[OK] を選択します。 (2) コンテンツの有効化 次に目的の(フォルダ内)ファイルを開こうとすると、今度は[セキュリティ]の警告が表示されるので、その右側の[コンテンツの有効化]をクリックします。その直後にファイルが起動します。 2 ファイルの拡張子 ファイルの確認、移動、整理等にはWindowsエクスプローラー(ファイル管理ソフト)が便利ですが、パソコンの工場出荷時の設定のままでは、ファイルの拡張子は表示されません。 拡張子は、ファイル末尾の「.」の右側の3、4文字分を指し、ファイルの種類を識別する役割をするものであり、表示することが推奨されています。 Windows10では、エクスプローラーの表示タブ中の「ファイル名拡張子」にチェック印を入れれば、設定できます。 Windows11では、エクスプローラーの最上部メニュー「表示」中の末尾「表示」のメニューから「ファイル名拡張子」をクリックすればチェック印が入り、設定ができます。 拡張子の「.txt」はテキストファイル、「.html」はハイパーテキストファイル、「.xlsx」はExcelの通常のファイルを示します。 3 ファイル名に使用できない記号 Windowsにおいては、ファイル名に使用できない記号として、全角、半角のスペースのほか、次のような記号があるので、注意を要します。 「"」、「/」、「;」、「:」、「,」、「*」、「?」、「<」、「>」、「\」、「|」、「[」・「]」、「<」・「>」など 4 日本語入力システム(かな漢字変換ソフト)にATOK(エイトック)を使用していて、「ひらがなで入力します」の変換モードを表示させたくない場合 ATOKプロパティ(環境設定)を開き、「入力・変換」タブを選択します。 設定項目「変換補助」の下にある「表示」を選択し、表示の設定中「カーソル位置に入力モードを表示」欄で「○しない」を選択し、「OK」で終了します。 5 著作権との関係 裁判所の判決(決定)文や官公庁作成の裁決(決定)文、官公庁作成の告示、訓令、通達等は、著作権法の保護対象になっていませんが(著作権法13条)、その解説文は著作権保護の対象になります。 コピーを利用して外部に発表する場合は、著作権侵害とならないよう、自己責任で、このシステムをご利用ください。 6 コピー&ペーストの注意点 PDFファイルについては、保護措置によりコピーができない場合、あるいは技術上の制約でコピーが制限されている場合、「全部コピー」を指定実行しても一部コピーができていない場合等があります。このファイルでコピー・ペーストを行った場合は、その結果が正しく行われているかどうか、十分点検(確認)してください。 このシステムを利用して裁判所Web判例集から取得した場合、ページ数を自動削除し、改行を加えて読みやすくしていますが、漢数字のアラビア数字変換等は機械的処理であって、意味的に正確な文章表記とならない場合がありますので、処理結果については十分点検してご利用ください。 7 ソフト停止の場合の措置 万一、Excelソフトが動かなくなってしまった(全てのキー操作を受け付けない=「フリーズする(固まる)」ともいう。)場合には、 (1) 「Ctrl」+「Alt」+「Delete」の3つのキーを同時に押します。 (2) すると「タスクマネージャ」が起動し、画面に実行中のアプリケーションソフトが一覧表示されます。 (3) 「応答なし」と表示されたアプリケーションソフトを選択して、「タスクの終了」をクリックします。 これにより、終了させることができます。 ただし、強制終了の場合、保存していなかった入力中の文章やデータは失われてしまいます。 パソコン作業では、区切りのよいところで、データのバックアップをとっておくことが大切です。 (4) 再度同様の現象が起きる場合には、ソフトの作業中のどの場面で何をしようとした時だったのか、ソフトの管理者に連絡していただけると、その後のソフトの改良に役立ちます。 8 ソフト停止の場合のファイルの救出 Excelで作業中に何らかの原因でシャットダウンしてしまった場合、せっかく苦労して作成したファイル内容が消失してしまったかと、あわててしまいますが、あわてずに、ユーザーアカウントの「Roaming」フォルダを確認します。自動的にバックアップされて残っている場合があります。 Excelを立ち上げ、メニューの「ファイル」を選択、「情報」タブの中から「ブックの管理」ー「保存されてない文書の回復」を選択します。 保存されていないファイルが表示されるので、新しい名前を付けて保存します。完全復帰でない場合もありますので、内容の確認と補正が必要です。 |