ぼくはいま旅立ったところだ。世界へ、世界から。 すべてはまるで違っていて、 親しいドナルド、ぼくにもすべてがあたらしい。 |
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1997年、31才のときオランダ・アムステルダムの 友人のアパートメントの火事にまきこまれ、死亡。 あとに残されたのは、彼の描いた4千枚の切手。 エヴァンズは空想の国々の架空の切手ばかりを描いた画家だった。 ◆ エヴァンズの生まれた街、 画家を志して渡ったアムステルダム、 彼が恋人と行くはずだった不思議な切手を発行する小さな島へ。 若くしてこの世を去った画家の通過した気圏、友人たちを訪ねる 奇妙な旅の途上からエヴァンズに宛てて発信された186通の葉書。 ◆
架空の国々への、 ほんとうの旅 ◆
詩集『胡桃の戦意のために』『家の緑閃光』『若い整骨師の肖像』 『左手日記例言』『平出隆詩集』、歌集『弔父百首』、評論集『破船のゆくえ』 『攻撃の切尖』『光の疑い』、エッセイ『白球礼讃』『ベースボールの詩学』がある。
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A5版変型・168頁 カラー口絵 2800円 作品社 Now on sale !
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