wonder shell flower
とりとりさんがとりどりのfloting fishを入荷!水中花ってけばけばしいイメージしかなくて右の台紙ほしさに買ったんだけど水にいれてみたら、…紙の花の色合いががなんて優しいんだ!あたまの丸い金魚も可愛い!
「ワンダー・シェル」のなまえのとおり、貝に金魚と花がくっつけられてる。なんか懐中しるこみたい(笑)。金魚がついているのもはじめて見たけれど「失われた時をもとめて」のマドレーヌのくだりのすぐあとに「何年ものあいだ抽斗のなかにしまわれて…水にいれるや花や船のかたちをなす日本製の水中花のように」ってあるからもともといろいろなものが花といっしょにつけられたものだったのかもしれない。プルーストがこのくだりを思いついたのが1910年ごろ。第二次世界大戦後のアメリカのご家庭の水槽を飾るちっちゃなアクアリウム・グッズの多くはこのwonder shellのように日本製だったけど、明治末の日本も水中花をフランスに輸出してたんだろうか。(ロティも何か書いてるかも)。

もともとの中国の水中花ってどんなものだったんだろう?なんかとてつもなさそうだなあ!この金魚は唐子がよく持っている張り子の凧(??)の金魚も思いださせるんである。
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