【O(目的語)】とは、[動詞の動作の対象となる語]です。日本語にした場合、「〜を」「〜に」という言葉になります。「私は、昨日テニスをしました」「父は私にプレステ2を買ってくれた」の「テニスを」「私に」「プレステ2を」が、それぞれの文の〔目的語〕になります。
第1文型 S+V 第2文型 S+V+C 第3文型 S+V+O 第4文型 S+V+O+O 第5文型 S+V+O+C |
の第3・4・5文型のOのことです。
これらの目的語(O)になれる言葉の種類も決まっています。「私は美しいを見ました」「彼女は早くにスリッパを見せました」などと、形容詞の「美しい」や副詞の「早く」は、目的語(O)にはなれません。
目的語(O)になることができるのは、下に紹介する言葉です。
[1] 名 詞 | |||
[2] 代名詞 | |||
[3] 不定詞 | |||
[4] 動名詞 | |||
[5] 名詞節 |
中学校で出てくる目的語(O)は、これくらいです。正式には、[3]は【不定詞に導かれる名詞句】で、[4]は【動名詞に導かれる名詞句】です。そうすると、どれも【名詞】という言葉が入っているのに気がつくでしょう。
[3][4][5]の使い方は、主語(S)のときより、よく出てくるので、確実に理解してほしい。
高校生の以上の方は、こちらもご覧ください |
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[6] 名詞節2 |