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[3]英文の目的格補語(oC)になる不定詞

 
My parents
want
me
to study harder
.
C(不定詞に導かれる句)
私の両親は
てほしい私に
もっと一生懸命に勉強し
私の両親は、私にもっと一生懸命に、勉強してほしいと思っている。

“S+V+O+to不定詞”の型は、目的語(O)の[3]目的語(O)になる不定詞のところで紹介してあります。そこでは、“to不定詞〜”の部分を、第4文型の直接目的語(DO)として分析してあります。「どっちかに統一してくれ」と言われそうですが、どっちもある程度納得できるんです。白黒はっきりさせたい方は、自分なりに調べてみてください。
 第4文型とみたとき、〔不定詞に導かれる句〕は、直接目的語(DO)なので〔名詞句〕ですが、第5文型の目的格補語(oC)とみたときは、〔形容詞句〕と考えたほうがいいと思います。ここでは、どちらとも決めませんでした。
 O+oCの部分には、me = to study harder と考えてもいいような関係があるでしょ。
“I study harder.” または、“I should study harder.”  という英文を作ることもできますね。


 
Nancy
told
me
what to do
.
C(疑問詞+不定詞に..)
ナンシーは告げた
私に
何をするかということを
ナンシーは、私に何をすれば良いかを教えてくれた。

“疑問詞+to不定詞”を使ってみました。
=“Nancy told me what I should do.” と書きかえることができます。
 what I should do の部分は、〔間接疑問〕で、目的語の研究の[5]目的語になる名詞節というところで説明しています。このように“疑問詞+to不定詞”は、〔間接疑問〕をつくる〔名詞節〕と書き換え可能なので、〔名詞句〕と考えられています。

さらに、この文の what to do は目的格補語(oC)ではなく、第4文型の〔直接目的語(DO)〕だと考えることが一般的です。となると、上記の分析は間違いで、Cの部分はOとしなければならないことになります。これは、私もあまり反論の材料がないのです。誤解を与えるページ構成となっていますが、[3]目的語(O)になる不定詞の該当文の分析に軍配が上がります。
 不定詞は、何らかの助動詞の意味を含んでいることが多いので、節に書きかえるときは、can, may, must, shouldなど助動詞を使ってやると、すっきりします。


やりましたね。英文の主要素となる語句について1通りの学習が終了いたしました。
 でも、ほとんどの英文には、この主要素の他に、これらの主要素を修飾してくれる語句が登場します。そちらの学習もぜひやってください。形容詞系修飾語句副詞系修飾語句。この2つです。もうちょっとなので、ここでやめずに続けてください。ここでやめるのは、なんとももったいない。
高校生以上の方は、[4]原形不定詞にお進みください。

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