No.67「4月から漢方・鍼灸に専念します」
4月から松田整形外科に常勤の小林先生が着任されることになり、整形外科の診療がさらに充実することとなりました。長らく整形外科をやりながら、漢方の診療を行ってきましたが、正直漢方診療に十分な時間をかけることができていませんでした。これを機に4月からは整形外科の診療は他の先生方にお任せして漢方・鍼灸の診療に専念したいと思います。
私の外来も木曜午後と金曜午前だったものが水曜午後と木曜午前になりますので、お間違えないようにお願いします。
漢方をやっておられる先生はたくさんおられますが、私の場合は漢方薬を使う治療に加えて、養生を基本とした上で鍼灸を使った治療も行います。鍼灸院のように長い時間をかけて行うことはできませんが、特に痛みについて鍼灸の治療は有効です。私の教わった鍼灸師の先生は「医師はみんな鍼灸が使えれば患者のためになるのに。」というのが持論でした。だいぶ前の話ですが大学病院にいた頃に鍼灸院で痛みの治療を長く続けて癌の発見が遅れた患者さんを受け持ち苦労したことがありました。まずしっかり診断をつけて患者さんに最適な医療は何かを追求しながら、納得いただいた患者さんに漢方・鍼灸の治療を行っていきたいと考えています。鍼治療は怖いと言われる患者さんが多いのですが、私は長い鍼ではなくワッペンの先にごく小さい鍼のついた浅皮鍼を使います。ほとんど副作用がないので安全に使うことができます。鎮痛剤の効きが悪いと思われる患者さんは一度お試しください。
私の外来も木曜午後と金曜午前だったものが水曜午後と木曜午前になりますので、お間違えないようにお願いします。
漢方をやっておられる先生はたくさんおられますが、私の場合は漢方薬を使う治療に加えて、養生を基本とした上で鍼灸を使った治療も行います。鍼灸院のように長い時間をかけて行うことはできませんが、特に痛みについて鍼灸の治療は有効です。私の教わった鍼灸師の先生は「医師はみんな鍼灸が使えれば患者のためになるのに。」というのが持論でした。だいぶ前の話ですが大学病院にいた頃に鍼灸院で痛みの治療を長く続けて癌の発見が遅れた患者さんを受け持ち苦労したことがありました。まずしっかり診断をつけて患者さんに最適な医療は何かを追求しながら、納得いただいた患者さんに漢方・鍼灸の治療を行っていきたいと考えています。鍼治療は怖いと言われる患者さんが多いのですが、私は長い鍼ではなくワッペンの先にごく小さい鍼のついた浅皮鍼を使います。ほとんど副作用がないので安全に使うことができます。鎮痛剤の効きが悪いと思われる患者さんは一度お試しください。