2010年7月24日、崎陽軒の横浜工場の工場見学に行きました。 超人気の工場見学で、パートナーが電話をかけまくって予約できた工場見学です。
工場は第三京浜の港北インターのすぐ近くにありました。 工場の入口はあっさりした感じでした。 入口を入ると、入口でアルコール消毒をするように言われました。 さすが、食品を扱っている工場です。
靴を脱いでスリッパに履き替えて、工場に入りました。 待合室は5階で、5階にはいろいろな展示がありました。 エレベータを降りてすぐの所には、昔の横浜駅の売り子の服が展示してあり、記念写真が撮れる様になっていました。 廊下には、シウマイや弁当や点心など、崎陽軒で売っている製品の見本が並んでいました。 待合室に入ると、初代、2代目、3代目、クリスマスバージョン、100周年バージョンなど、 ひょうちゃんがたくさん展示してありました。 ひょうたん型なのでひょうちゃんだそうです。
見学の最初は、崎陽軒の説明がありました。
崎陽軒は最初からシウマイを作っていたのではなく、関東大震災後に横浜名物をということで開発したそうです。
冷めてもおいしいシウマイを作って、宣伝を重ねて、今の崎陽軒になったそうです。
シウマイ工場は3階あたりで材料を混ぜて、1階で作っていました。
見学できたのは1階の所で、肉と皮からシウマイの成型する工程以降でした。
シウマイの具の材料は、関東や東北産の豚、北海道産のタマネギ、北海道オホーツク産の貝柱、グリンピース、 さとう・しお・こしょうの調味料、味を逃がさないための澱粉の8つだそうです。 貝柱は戻し汁も使用していました。
練りあがった具材は、具材を入れたバケツを積んだモノレールが運搬し、
成型機に上から投入されます。
モノレールの運ぶバケツには38kgの具が入っており、2500個相当になるそうです。
成型機1台で1分に420粒作れるそうです。 工場の人はシウマイを「粒」と数えていました。 機械化されていて、検品だけ人がしていました。 朝4時から夕方4時まで、1日80万粒作っているそうです。
真空パックのシウマイは成型後にそのまま長い蒸し器に流れていきました。
他のシウマイは、一旦冷凍してしまうみたいです。
次の場所に行くと、真空パックシウマイを袋詰めしていました。 ほぼ機械での自動処理です。
最後の部屋は昔ながらのシウマイを箱詰めしていました。
この工程は店舗からの注文で作っているそうで、作る物・量が変るとの事で、
あまり機械化されておらず、かなり人が入っていました。
最も売れる15個入りは機械化で詰めていましたが、それ以外は人が詰めていました。
包装機は箱に赤い包装をして、日付を3つ付けているそうです。
製造日時と、常温での保存期限の17時間後の日時と、冷蔵での期限の翌日だそうです。
崎陽軒の工場は他に2つ、横浜駅の本店の地下と東京にあり、そこでは弁当を作っているそうです。 見れなかったですが、横浜工場の他の階では点心などを作っているそうです。
工場見学の後、IKEAに寄りました。 行きは市営バスで行ったけど、帰りはIKEAのバスに乗ってタダでした。
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