特定非営利活動法人日本傾聴ボランティア協会

■理事長・鈴木絹英(すずき きぬえ)

 

 現在、当協会では、「傾聴ボランティア活動の全国的な普及」のために日々励んでおります。
「傾聴ボランティア」とは、相手の方(話す機会の少ない高齢者や認知症の方々等)のお話を、否定しないで、ありのままに受けとめ、プラスに評価しながら、聴くボランティアのことです。相手のお話をじっくりとお聴きし、相手の方に喜んでいただく活動です。また、そのように喜んでいただく姿に接しながら、活動する傾聴ボランティア自身も喜びをいただくと同時に多くことを学ばせていただいています。
 「相手のお話を否定しないで、受けとめて聴く」こと、すなわち「傾聴」は、私たちの普段のコミュニケーションとはかなり異なったコミュニケーション方法ですので、それを身につけていただくためには、やはり、一定のトレーニングが必要だと考えています。そうした傾聴のスキルや態度・姿勢を身につけていただくべく、現在、協会では、全国各地で「傾聴」や「傾聴ボランティア」の講座の指導をやらせていただいています。
 「傾聴」とは、単に一生懸命相手のお話を聴くという行為のことだけではなく、相手(の存在)を認めるコミュニケーション方法でもあります。「傾聴」を身につけていただくことによって、地域や家庭、あるいはボランティア活動や職場においてゆたかな人間関係をつくっていただけるようになるものと確信しております。
 皆様に是非とも「傾聴」について学んでいただきたいと願っております。

 

■事務局長・山田豊吉(やまだ とよきち)

NPO法人ホールファミリーケア協会事務局長、シニア・ピア・カウンセラ−、全国各地で傾聴及び傾聴ボランティアに関する講演・講座で講師。
「月刊傾聴ボランティア」編集人(「今月の活動上の疑問・困り事あれこれ」責任執筆)。

 

■特別顧問・長田久雄(桜美林大学大学院教授・老年心理学)

 

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