今年のゴールデンウィークは、ビックリするぐらいの晴れ天気。軽く動くだけでもジットリと汗が滲んでくるような、ちょっとした夏のような気候でした。そんな連休の後半初日、サックス・バディとのサックス合同練習会が執り行われました(大袈裟・笑) せっかくやし、青空の下でどうよ? 練習にはならんかもしれんけど、レクリエーションのつもりで と、お誘いをいただいたので、家からクルマで10分ぐらいのトコにある公園エリアに足を伸ばしてみました。 この地区は、大小含めて複数の公園があるので、お弁当持参でやってくる親子連れもけっこう多いのデス。そんな中、「大音響でウルサイかなあ」と言いながら(笑)、太陽の光でキラキラと輝くサックスを組み立てる練習組。いつもの習慣どおり、アタシがケースからチューナーを取り出すと 「そんなモン、使うん?」 え、フツー使わねぇか? 「レッスンとかで使わん?」 「あんまり使わへんなぁ」 あ、そうなの....別にいいけど 青空の下に来てまで地味にロングトーンするのもね(-_-;) とりあえず音出しに軽くスケールを吹いた後、ついいつもの調子で 『U-X』やってしまったアタシ。 「....なに一人でマジメに練習してんのん」 「あ、ごめん。条件反射....」 習慣ってオソロしい( ̄Д ̄;; バディはサックス歴1年なので、アタシが以前に使ってた楽譜や、バディが持ってきた楽譜を使って、遊びのノリでいろいろ吹いてました。ホントに『遊びのノリ』なので、おおよそ練習って言うにはほど遠いけど(笑)、久々に前の課題曲を吹いたりして、アタシにとっては懐かしさいっぱいの練習会でした。 そんな中、アタシが『Chicken』をやっていた事に興味を示したバディ。 いわく「買った楽譜に載ってて、自己流で吹いている」らしく、テーマ部は既になんとなく吹けている状態。1年生でこれを吹こうとする、そのガッツがスゴいね。アタシが1年生の時、そんな根性なかったわー( ̄▽ ̄!)と言うか、そもそも『Chicken』さえ知らなかったし。あはは(爆) バディは譜読みが苦手らしいのですが、そのためか、比較的短い時間で運指を覚えてしまうタイプ。なまじ楽譜を読めてしまうため、一向に楽譜を覚えようとしないアタシにとって、その点は改めてヒジョーに勉強になりました(苦笑)やっぱりねー、覚えた方がラクです。試しに今のアタシの課題曲『Ricardo』で、要所要所をチョコっと覚えて吹いてみたんですが、心の余裕が全然違うんですよね。楽譜を読む場所が一気に3ページぐらいワープしても、次のとっかかりの音だけでも覚えておけば、そんなにアセらなくて済むし。 アタマの体操も兼ねて、ちょっとは覚えよっと (↑それがいい、今後の脳のためにも) 4時を回り、そろそろ片付けて高槻ジャズへ行くかあ、という頃、自転車を押しながら芝生を上ってきた3人のガールズ・グループが、アタシ達の周りをウロウロし始めました。 もしやこれ、絡まれる? わずかに不安を抱きながら『Chicken』を吹いていると、年長の女のコが「うまいね」と言ってくれました。 こんなコに「うまい」って言ってもらえるなんて!!!! (感涙) 「あ、ありがと。。。。。」 「それ(=サックス)、映画で見た」 「『スウィング・ガールズ』?」 「そう」 タイミング良く持ち合わせていた楽譜を引っ張り出し、『In the Mood』と『A列車で行こう』を吹いたら、「知ってる!!(映画と)一緒や!!」と、テンションも高く笑ってくれた。やっぱ、知ってる曲を聴くと嬉しいもんね。 しかし.... 1年ぶりに『A列車』吹いたけど、グチャグチャにならなくて良かった(汗) サキちゃんという名の年長のコはすっかり警戒心を解いたらしく、楽器に興味深々。 「それ、何て言うん?」 「アルトサックスやで」 (↑ここで単に『サックス』と言わないところに変なこだわりが見える・笑) 「帰ったらお母さんに言うねん。『アルトサックス吹いてるお姉ちゃん見た!!』って」 アタシを『お姉ちゃん』って言ったわね..... サキちゃん、合格!!!(笑) 「でも(楽器の名前)忘れそー」 「書いたろか?」 「うん!!」 ちっちゃな手に、ペンで『アルトサックス』と書いてあげると、サキちゃんはニンマリ。他の二人も「わたしもー!!」と、順番に手を差し出してきた。 ちびっこサイン会.....(爆) アタシがオマケに描いたスマイリーマークを見て「わたしも絵ぇ描けるで!!」と、サキちゃんが得意そうに言うので、アタシの手に描いてもらったのがコレ。 ふふん、カワイイ♪ ....細字とは言え、油性ペンを使ったので、消えるのに3日かかったけど ( ̄Д ̄;; (もちろん、あのコ達の手にも3日間インクが残ったハズ.....サキちゃんのお母さんたち、ゴメンなさい) そんなカンジで延々1時間ほど やっぱり子供にはかなわん il||li _| ̄|● il||li 世の保育士たちがどれだけ偉大な人間なのかを、こってり見せ付けられた練習会だったのでした(苦笑) |