先日、同じくサックスの生徒さんであるIさんが、Kenny Gのライブビデオを貸してくださった。びっくりするぐらいのスムーズな指回り、なめらかな音色、さすがだなあと感服しながら観ていると、横で観ていた母親がボソッとつぶやいた。 「この人、いつもこの髪型やねぇ」 ご存知の方も多いかと思うのですが、彼のトレード・マークとも言えるロング・ソバージュは、私が記憶している限り、ここ10年近く変わっていない。 そこで、私はいつも「メビウスの輪」に陥ってしまうのである。 Kenny Gを見ると、『When A Man Loves A Woman』などを始めとした激甘バラードで情熱のシャウトをかましまくり、世の女性達を感電させ続けるマイケル・ボルトンを必ずと言っていいほど思い出す。共通項はズバリ、髪型。フサフサのロング・ソバージュはKenny Gの専売特許ではなく、マイケル・ボルトンの特徴でもあるのだ。 また、Kenny Gは、映画『ムーラン・ルージュ』で一躍ハリウッドのトップスターの座に君臨したニコール・キッドマンも思い出させる。元ダンナ、トム・クルーズとの夫婦共演で話題になった『デイズ・オブ・サンダー』や『遥かなる大地へ』の頃のキッドマンである。共通項は、これまたクリンクリンのロング・ソバージュ。キッドマンとKenny Gを並べて後ろ向きに立たせれば、もしかしたら判別不可能なんじゃないかと思ったりもする。 かと言って、キッドマンとマイケル・ボルトンが似てるのかと言えば....いーや、恐ろしいほど似ていない(爆) なぜだ、Kenny=キッドマン、Kenny=ボルトンなのに、なぜキッドマン=ボルトンではないのか? そんなくだらない事を考え始めると、目が冴えて眠れなくなるアホなアタシ(^^;) 「ああ、やっぱ似てるよなあ」と思いながらビデオを見続けていると、なんとspecial appearanceとしてマイケル・ボルトンが登場した(笑) 「ぎえっ、ボルトンぢゃん!!」 滑らかなサックスの音色を高らかに吹き鳴らすKenny Gと、気持ち良さげに朗々と歌いまくるボルトン。似てるのは髪型だけなのに、なんだか顔までソックリに見えてくる。なんか鏡見てるみたいだ。母親なんぞに至っては「この人達、双子?」などと言い出す始末。ちっ、違うって!!(汗) これは余談だが、最近、マイケル・ボルトンの髪型が、突然ごくごくフツーのおじさんショートヘア・スタイルへと激変。彼に何が起こったのかは知らないが、「えーっ!?!? ぜんっぜん似合ってへんやんか(泣)。ロン毛じゃないマイケルなんてヤだーーー!!」と、随分ショックを受けたものだ。 と言うか、いまだにショックでならない(笑)
どうです? なんとも言えんでしょぉぉぉ(笑) 単なる「ロン毛特集」ぢゃないのよ。おーけー?? ←そしてビックリな短髪ボルトンはコチラ。 そー言えば、このお顔にシワをたくさん増やしたら、 Clint Eastwoodになっちゃうかもしんない....(爆) |