■業種、市場別リスクの分類
<リスク分散再チェック>
ライブドアショックは株のリスクを考え直すいいきっかけとなりました。 保有銘柄が2日間でストップ安を連発たので、 こういうときにどうすればよいかの対策ができてなかったのかもしれません。 新興市場の銘柄に偏りすぎてもいました。
東証と新興市場を比較した場合、一般的には新興市場の方がリスクが高いと言えますが、 それとは別のものさしでもリスクの大小は分類できそうです (参考:【投資法・銘柄選び】リスク一覧表/塩漬け姉さん
まず一番リスクが小さいかナと思うのは“電力株”です。 キャピタルゲインで利益を得るには向かない銘柄かと思いますが、 電力株は一概にして配当が高いです。
続いてリスクが比較的小さいのは“最近大きく株価を下げた銘柄”です。 悪材料が出て大きく下げた銘柄は、よほどのことがないかぎり それ以上大きく下げません。落ちるとこまで落ちてる状態です。 こういう銘柄の中で実力のある銘柄はそのうち這い上がってきますので… リスクが小さく利益も得やすい銘柄群だと思います。 這い上がってくるまで…長い目で見守れるなら買いかと。
続いてリスクが低いのは“東証の中でも世間的に認められてる銘柄”です。 鉄鋼、化学、自動車…etc 古くから上場している銘柄であるほど1日で動く値幅は小さく、 損するリスクも平均的な部類になると思います。 もちろん悪材料が出れば株価は落ちますが…
逆にリスクが高いのは、被害の大きかった“成長株”になるかと思います。 新興市場の中でもPERが100倍を超えてるものなど、 割安性がすでに無くてもグングン伸びてた銘柄は、 まさにハシゴが外されたように真っさかさまに落ちました。
というか、『日本株だけで良いのかな?』とも思いはじめました。 もし日本全体に暴落がきたら…恐ろしいことになるのかと思います。