[起動前にすべきこと]

 

 めでたくFootball Manager 20XX を手に入れ、インストールもうまくいった。

 さあ、起動だ!

   :

・・と、ここであわててはいけない

 まだやるべきことや、知っておくべきことがあるからだ。

 

(1)  初期設定ではドイツと日本の代表が招集されない。そのため監督に就任できない。

   これは、某社が所持している「独占使用権」のため、これらの代表チームに実名を

  使用することが許されないからである。

   しかし、実はドイツ代表を招集する方法が公表されている。

   そのためには、どこかのフォルダにある「fake.lnc」ファイルを修正する必要がある。

 

   ここでちょっと種明かしをすると、拡張子がlncのファイルは、データの設定変更に

  使用されており、選手名やクラブ名の変更、代表招集をコントロールしている。

   この中に「FAKE_NATIONAL_TEAM」なるフラグが設定されており、これをONにすること

で代表を招集しなくすることができる。逆に招集するようにするにはこのフラグをOFF

にすればよいのだ。

   日本についてもこのフラグをOFFにすればよいように見えるが、実際には日本について

はこれだけではいけない。選手数が足りないため、招集自体はされるが、監督就任はでき

ないのだ。

   日本代表監督に就任する方法については後述する。

 

(2)  日本のクラブの名前が架空のものになる。

これも某社(日本企業)の所有する「独占使用権」のせいである。

   これは「nleague.lnc」ファイルで行われている。このファイルには「FAKE_NATIONAL_TEAM

  の指定も存在するので、面倒なら拡張子をtxtなどに変えてしまうとよい。

  (削除する方法はお勧めしない)

   拡張子変更によりクラブ名は実名になる。

 

(3)アジアの国の代表のほとんどに架空の選手が含まれている。

   初期設定でヨーロッパの国を選ぶと、おそらく韓国とオーストラリア以外の代表の監督に

  は就任できないだろう。これはその国の国籍の選手が足りていないためである。

  「トップクラブの選手をすべて登場させる」設定にしても結果はほとんど変わらない。これは、

  アジアにトップクラブといえるクラブがほとんど存在していないためである。

   その国のリーグが選択できるように設定すれば、選択したリーグには架空の選手が数多く

  登場するため、その国の代表監督に就任することが可能になるが、多くの国を設定するのは

  大変だ。しかし、アジアの場合には、アジアのトップの国をまとめて代表就任可能にする技が

  ある。

   その技とは・・「選ぶリーグでオーストラリアを選択すること」である。

   実は、オーストラリアを選ぶと、アジアで以下の国の代表監督に就任できるようになる。

    ・韓国 ・中国 ・オーストラリア ・サウジアラビア ・イラン ・イラク 

    ・クゥエート ・バーレーン ・カタール ・UAE ・ヨルダン …etc

   この技を用いても日本代表には就任できない。これは元々選手数が足りていないためである。

  (なお、選手データファイルで日本選手が追加してあれば就任できるようになる。)

 

(4)  日本代表に就任するには?

(2)  の対策を行った後Jリーグを設定すると、架空の選手が追加され、これにより選手数が

足りるようになって代表監督に就任することができる。

(但し、後述の理由でかなりの制約がかかる)

 

(5)  日本の代表とクラブの情報タブが開けない。

これも某社の所有する「独占使用権」のためであり、最大の難関である。

   情報タブで見ることのできる情報をブランクにすればクリアできると思うのだが、FM20XXでは

  日本代表とクラブについて、情報タブ自体を削除するという手段で「独占使用権」をクリアして

いる。

   このため、Jリーグでのプレイにかなりの制約がかかる。しかも、これを回避する方法は未だ

  に公式発表されていない。

  (非公式な裏技はこちらを参照)

 

 

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