[2.武将]
このゲームでは、プレイヤーは戦国時代の「武将」となる。
まず、武将はその棋力によって S,A,B,C,D の5つのクラスに分かれる。
各クラスの大体の目安は以下の通りである。
S : 県代表レベル
A : 高段者
B : 入品(初段)経験者
C : 上級者
D : 中級者・下級者
ちなみにSクラスとAクラスが平手で勝負するチャンスは・・いくらでもある(笑)。
また、武将は他に以下のような身分に分かれる。
<一門衆>
その戦国英雄の率いる軍団の代表者として「一門衆」がいる。
「一門衆」は英雄の全権代理として特権を行使できる。
なお、常にその軍団のために動かねばならず、所属を変えることは許されない。
(どのような特権があるかについては後述する)
<譜代衆>
城主のうち「譜代衆」は、その軍団への忠誠度が高い配下である。
「譜代衆」は、一門衆ほどではないが、その軍団のために動くことを要求される。
所属を変えるためには、攻められて城を落とされたとき「降伏」するか、城を捨てて
「出奔」しなければならない。
(ちなみに「城」は自分の力で立てるものであり、それを捨てるのはかなり勇気がいる)
<外様衆>
城主のうち「外様衆」は、その軍団に所属しているが忠誠度は比較的低い配下である。
「外様衆」は、合戦のとき以外はその軍団のために動く必要はない。
また、現在所属している軍団と交戦中でなければ、他の軍団の合戦に参加するのも
自由である。
さらに、所属を変えるときには城をそのままで寝返ることも(条件つきだが)可能
であり、「独立」や「旗揚げ」もできる。
<足軽衆>
城主でない者を総称して「足軽衆」と呼ぶ。
「足軽衆」はどこの軍団にも所属していない。もちろん本人が「○○軍団のために
働くぞ」と思うのは自由だが、実は足軽衆がいくらポイントをもっていても、勝利
条件には何の関係もない(勝利条件になるのは「城主」のみ)。
特定の軍団に所属していないので、今日はA軍団の合戦に参加し、明日は敵対して
いるB軍団の合戦に参加してA軍団と戦うようなこともできてしまう(笑)。
※ 実はこの「だれが味方でだれが敵であるのかわからない」
「敵と味方が固定していない」
のが戦国時代最大の特徴である。今回はこれをルール化してみた。
「足軽衆」は、どこかの軍団に所属して城主になることや「独立」「旗揚げ」もできて
しまう。
(但しそれには、とにかく自分が将棋である程度「勝つ」ことが必要である。
勝てずにポイントを取れないと、城主になることはできない仕組みなのだ)