健康管理のワンポイント
病気の治療は早期発見は当たり前のことですが、言葉をしゃべらず人間のように大げさに騒がない犬の身体の異変を察知するのはとても難しい事です。
そして誰にでもわかるような症状が出た頃には既に手遅れという最悪の場合もあります。
しかし注意して見てみると必ずどこかにサインが出ています。
その微妙な変化を見分ける事が愛犬の命を守る最大のポイントになります。

まず愛犬の平熱を知りましょう。
犬の平熱は37.5℃〜39℃前後とされていますが、犬の大きさや個々の体質により
微妙に違います。
同じ犬種でも微妙に違いが有るものです。
個々の平熱を知り平熱の前後1℃くらいを正常の範囲とします。

熱の測り方ですが、犬の場合は肛門に体温計を入れて測るのはご存知の事と思いますがこれはちょっと大変ですよね。
人間が体温計で熱を測る前におでこを触るように、犬の場合は耳である程度の体温を知る事が出来ます。
耳の外側と内側を指で挟んで見てください。
しばらく触って愛犬の健康時の体温を確認してください。
そして少しでもおかしいと思ったときは、体温計で測るようにして下さい。