2003 File.05



2003 File.05@touring 【喜多方・磐梯
日 時:2003.9.27-28
場 所:那須・磐梯
天 候:晴れ
ルート:
・27日(土)
  東北自動車道蓮田SA集合
  栃木IC → R293 → R121(日光例幣使街道) → 日塩もみじライン → コテージチェックイン 
・28日(日
  R294 → R121 → 喜多方にて食事 → 磐梯山ゴールドライン → 母成グリーンライン → R118 → 常磐自動車道
エントリー
ichiro(BB1)
NEO-TNRさん(CL1)
やぐぅさん(DC5)
きゃんぞーさん(EF9)
ぱせりさん(RF3)
TypeR-IWAさん(EG9)

guest
オイちゃんさん(HPOC-OG)
モリDO!さん(HPOC-OB)

-8台- 


茨城街道(R294)にて
レポート(text by ichiro)

【27日】
集合!
2003年のメインステージとなるロングツーリングは、爽やかな秋晴れの晴天に恵まれ絶好のツーリング日和となりました。集合ポイントは蓮田SAです。途中事故もあり、集合時間に若干遅れての到着となりました。
毎度のことながら休日のSA内は行楽客の乗用車やバスで大混雑です。SA内の定位置まで行くと、皆さんお揃いで待機中です。ここで集合メンバーは「NEO」さん、「TypeR-IWA」さん、「ぱせり」さんそして自分の計4台です。「ぱせり」さんは今回家族総出の参加とのことで、STEPWGNでの出動となりましたす。既に家族全員車内でスタンバっております。こういう時一家に一台1BOXがあると便利ですねぇ。早速無線をセットアップして、次のチェックポイント佐野SAへ向けて出発です。程なくして佐野SAに到着し、ここでしばしマッタリタイムです。
とぼとぼと歩いて売店へ向かいますが、なにしろ暑い!秋の東北地方ということで、それなりの装備をしてきましたが、半袖Tシャツで十分です。ほんとにいい天気です。ジャンクフード(ちなみに豚ネギ串焼き)を貪りつつ、ここで合流予定の「きゃんぞー」さんに連絡をいれてみると、どうやらこの電話で起きた模様(笑) 貫徹だったようで相変わらずハードワークみたいです。
と云うわけで合流は昼頃になりそうです。時間も11:00になろうという所、「やぐぅ」さんより入電! 栃木在住の「やぐぅ」さんはこの後、高速を降りた所で合流予定となっております。一行は栃木ICを降り一般道を流し、インターから5キロほど北上した地点にあるCVSに到着です。「やぐぅ」さんとは電話でセブンイレブンにて合流するように調整済みです。がしかし・・・一向に「やぐぅ」さんは到着しません。しびれを切らし携帯で今ドコ?かと聞いてみると、「セーブオンにいるとの事」(←なんでやねん!!)セ・ブ・ン3文字が合ってるけど・・・全然ちゃいまんがな。まあなんとか合流して、「やぐぅ」さんのインテを加え、プレリュード、トルネオ、フェリオ、ステップ、インテの5台が揃い、日光を目指すのであった。
             
  佐野サービスエリアにて             豚ネギ串に舌鼓             「TypeR-IWA」さんもジャンクをゲット        「やぐぅ」さんとCVSにて合流

日光例幣使街道
通常日光へは日光宇都宮道路を経由して行きますが、今回は日光例幣使街道をひたすら北上しました。日光例幣使街道は北関東を結ぶ生活道路として利用され、街道筋には往時の繁栄を偲ばせる史跡や文化財も多いく交通量も少なく快適な道です。途中いくつもの温室内の土を眺めつつ鹿沼を抜けると、所々に杉並木が目に付くようになります。今市が近づくにつれて杉並木はますます立派になり、日光は近くなったことを実感します。日光街道に合流したところで12時を過ぎ、そろそろお昼時ということもあり、どこかで食事となりました。せっかく日光まで来たのだからそれらしい物を!とのリクエストもあり、チョイスしたのが湯葉の店。そう、湯葉って例のアレです。ちょうどルート上にに「松たか」というお店を発見し、一同はここで「きゃんぞー」さんを待つことにしました。がしかし店前で待つこと数十分・・・なかなか現れません。どーやら高速を降りてから、道に迷ったらしい・・・携帯に連絡すること数回。なかなか繋がらず状況が掴めません。暫くお店前で待機していると、見覚えのある色のクルマが見えて来ました。こちらが合図をすると、そのクルマは反対車線からのUターンを鮮やかにスピンターンで決め、駐車場にピットインを決めました。(当然その後クルー達がガレージのシャッターを閉めたのはいうまでもありません。ガラガラガッシャーン??)店内は昼時にもかかわらず空いていて(っていうかウチらだけ)、奥のテーブルを占領し、湯葉蕎麦やら、湯葉うどんやらをオーダーして湯葉を堪能しました。なんと!ここで遅れて来た「きゃんぞー」さんからの「湯葉巻き」の差し入れです。マスター〜こちらのテーブルとあちらのテーブルに湯葉巻きをお願いー!ってな感じで、お店のマスターよりカウンターの上を湯葉巻きがツツッ〜と流されて来たかどうかは想像におまかせます(笑) ゴチになります♪
            
   杉並木が続きます             「松たか」駐車場にて待機         お店前にて、まゆたんのカニバランス?      湯葉そばの図

日塩もみじライン
鶏頂山を抜ける日塩もみじラインは、コーナー毎にコーナー番号と転回半径が示されています。中にはR15なんてのも多くあり、かなりタイトコーナーの連続となっています。昔この近くのSKI場に来た時に下りルートを利用したことがありますが、上りは初めてです。積雪のある時は、ハードすぎていい印象が無かったんですが、ドライコンディションであればなかなか楽しいです。途中でFR車が壁に突き刺さるクルマもないしね(^^ゞ
もみじラインを抜け目的地の「道の駅 湯の香しおばら」へピットインして駐車場でマッタリしていると「きゃんぞー」さんが、なにやら怪しいアイスを食べています。緑色でしかも表面にツブツブが。。。怪しい風貌のきゃんぞーさんにその物体が妙にマッチ!どうやらその正体はキウイアイスのようです。早速メンバー全員売店に向かい、キウイアイスをオーダーです。なぜかリスクを避けてバニラミックスをオーダーしてたのに笑いましたが。「きゃんぞー」さんにみんな男らしく無い!と罵られていましたが、バニラとキウイの50:50のバランス配分を堪能してるんさ!と反論しておりました(笑)
時間は16時過ぎ。時間的に押しているので、午後のオプションのスペシャルステージをキャンセルとしコテージにチェックインすることにしました。
            
  もみじライン                  キウイソフトのリアルな?モックアップ         コーンが苦手なもので・・・(汗)

道は星に聞け!
コテージの場所は一帯が広大な那須のバケイションランドの一角にあり、場所的によく分かりません。きっとこの場所は道は星に聞かないと分からないでしょう・・・何度も来ている「TypeR-IWA」さんに導かれコテージに到着し、まずは「TypeR-IWA」さんより間取りの案内をしてもらいました。広めのLDKに和室、洋室×2、そして広めのUBの構成となっております。洋室にはベッドがセットしてあります。そしてその洋室の一部屋がレーシーな部屋に割り当てられました。(←自分とNEOさん用?)荷物の搬入も完了し、留守番組と買出し組に別れ、買い出しに近くのスーパーに向かい、夜の宴会用と朝食をゲットしました。ここでツナが苦手なきゃんぞーさんようにツナパンをすかさずゲット(笑)
スーパーにて「モリDO!」さんから連絡が入り、コテージの場所へは説明が難しいので「緯度・経度」を伝え、星に道を聞いてもらうことにしました(笑)買い出しも終わり、「モリDO!」さんを加え全員揃った所で、焼き肉へ出発です。(有無を云わず焼肉って決まってます)この日の為に、飢えた野獣に見合う焼肉屋をリサーチ済みです(笑)
鉄板別に3チームに分かれてのバトル?開始です。「ぱせり」さんの家族チーム、「NEO」さんチーム、そんで自分のいる「きゃんぞー」さんチームに分かれました。「NEO」さんと、自分はキャラがバッティングするため別チームになりました。
バトルはご想像の通り激しい戦いとなり、特に自分と同チームの「きゃんぞー」さんは疲れ果てていたようです。どうやら人が育てた肉を拉致しまくりだったみたいで(^^ゞ
よく焼く派のきゃんぞーさんにはこのバトルは不利だったみたいですね。あげくの果てには「ぱせり」さんの家族チームの残した肉まで奪い、最後に残ったシシトウが悲しく鉄板で焦げていったのであった。。。
焼肉のあとには、温泉でスッキリのつもりだったが、焼き肉を長時間堪能しまい、温泉の営業時間に間に合わなかったのがちと残念でありました。まあ、そのあと服に染み付いた焼き肉の残り香をつまみにビールが旨く飲めたのはラッキーだったかも。夜のイベントは「やぐぅ」氏持参のDVDプレイヤーでDVDを鑑賞したり、マニア持参のPVを鑑賞したりで夜は更けていった。ちなみに最後はF1の予選放送を最後まで見ていたので、寝るのが4時頃になってしまった・・・
さて明日は7:30起床!(起きられるのか・・・??)
          
  スーパーにて大量に?買い出し      「ぱせり」さん一家も焼き肉バトルに参加       みんな目が野獣です

【28日】
喜多方への道
小さい頃遠足の日は、キッチリ起きた経験があると思うが、まさにその通り。起床とともに、さあ今日は喜多方ラーメンだ!と張り切る人1名(笑)朝食を手短に済ませ、コテージの掃除をしていざ喜多方へ・・・
喜多方へは下道で向かいます。途中白川のCVSにて「オイちゃん」と合流したのち、2日目のステージということもあり、給油を行う者もいました。給油は計算上、1ストップでいけると思うので、必ずどこかで給油が必要となります。自分のプレリュードはと言えば、タンク満タンでスタートしてハーフタンクといった所。予定総走行距離にして約85L必要なので、ここで給油すれば残りは無給油で行ける計算。と云うわけで、給油ピットインとなりました。(走行距離250km給油25L)
喜多方へ向かう国道293号線は起伏もなく、のどかな道が続きます。ちょうど目的地の半分位まできた所でしょうか・・・「モリDO!」さんが急に戦線離脱したとの無線連絡が入り一行は緊急ストップとなりました。「マシントラブルか!?はたまたチームからの指示か?!」携帯が圏外な地域の為、詳細が掴めません。その後、「モリDO!」さんと併走していた「TypeR-IWA」さんが戻ってきました。「TypeR-IWA」さんによれば急にストップし、ボンネットを開けるでもなく、下回りを覗くでも無く、人目を避けるかのごとく、視界から消えて行ったんで、たぶんアレでしょ♪と安心したようです(笑)どうやら自分のタンクが一杯になってしまった様ですね。ちなみに自分のタンクは108%までオッケーです。8%はどこに?となりますが、もちろんパンツで吸収です(爆)
            
  コテージ前にて集合写真          茨城街道周辺の紅葉はまだまだでした          なぜか気になる構図?!

まこと食堂
ここ喜多方ラーメンの街は「(なんたら)食堂」といったラーメン店が多い。ちなみに地元のラーメンマップによると、「(なんたら)食堂」は62店中24店!(やぐぅさん調べ)もある。数多い喜多方ラーメン店の中でチョイスしたお店が「まこと食堂」。今更云うまでもなく、喜多方ラーメンの超有名店で全国的にも有名な喜多方ラーメンの代表です。食べに行くこちらとしても気合いが入ります。ここは喜多方の駅からも離れているせいか、いつも激混みといった感じではないが、それなりに店前には行列が常にできてます。お店の看板は旧字体で「満古登」と書いてあります。店内はテーブル席もあるが基本的には一般の民家をそのままお店にしてしまったような造りで、先祖の遺影やら仏壇やらがあり生活感満点です。中にはいると大小様々な畳の部屋に多数の机が並べられているので、それなりにキャパがあり、団体で行く時などは一度にテーブルに着けるので安心です。お冷やは氷水で、卓上にお冷やのポットが置いてあります。 また、有名な芸能人たちが訪れた証拠として、部屋中に色紙や写真が飾られていました。ラーメンの味と云うと、煮干し出汁の効いた豚骨ベースの醤油ラーメンでラーメン通の人は、一度は食べた事があるはずです。メンバーの中でリピーターは「TypeR-IWA」さんと自分のみみたいでしたね。ご主人さんや、まこと食堂で働く従業員の人は、気さくで楽しい人です。メニューを見ると、中華そば(ラーメン)系以外にもかつ丼なども。それも煮込みかつ丼とソースかつ丼。そうか、このあたりはソースかつ丼文化圏か。。。
けどラーメン関連以外を頼んでいる人は一人も居ませんでした(笑)注文はもちろん大盛りチャーシューメン(950円)。関東で食べられる澄んだ醤油スープのイメージと違い、半濁の醤油色。脂も細かい液脂がかなり浮いています。
まずはスープ。んんっ!うまい!。トンコツの旨味と脂のコクが一口目からガツンと来ます。それ以外に、おそらく昆布か煮干しの海産物の旨味がしっかり土台を作っていて、全体を支えている感じ。脂のこってり感も含め、とてもウマイ。
麺は中太の縮れでやや平たい物。もっちりした食感も含め、喜多方ラーメンのイメージ通り。スープを絡めると同時に麺自体の旨味もあります。これだよコレ!具は葱みじん切り、チャーシュー、メンマ。チャーシューは味が染みた上に柔らかく仕上がっていてまさにオレの趣味にマッチ(^^)ただ、葱みじん切りはいまいち好きではない。それ以外はどの要素をとっても非常にうまいだけに、これだけが非常に残念でした。全体的には「とてもウマイ」です。特に首都圏の喜多方ラーメンにパンチ力不足を感じている人には是非試してみて欲しい。って、そりゃオレがそうだったんだな(笑)
ここはスープを完食してどんぶりの底に「当たり」がでれば記念品が貰える心憎い演出があります。ちなみに「当たり」の文字がでれば、「まこと食堂専用どんぶり」を賞品としてもらえます。
残念ながら「当たり」は出ませんでしたが、しっかり完食したのであった。ふと横を見ると「オイちゃん」さんがスープを残してるではないか!いかんなぁ〜、一番コストと手間の掛かってるスープを残すのは。。。と思うのは自分だけだろうか(笑)
            
  まこと食堂前                 店内は普通の座敷              メニューは舌代となっています        これぞ喜多方ラーメン!もち完食

スペシャルステージ
ラーメンを完食し、お腹もいっぱいになったところで、あとは運動です(がはは・・・
喜多方と云えばラーメンも有名ですが、磐梯山をとりまくワインデBィング道路も外せません。ちょっと季節的に紅葉には早いですが、新緑溢れるワインディングは魅力で一杯です。是非エアコンを止め、オーディオを切って窓を全開にて、緑のトンネルにこだまするエンジン音を堪能してみるのもいいかもしれないですね。
ラッキーなことに、有料道路であるゴールドライン、レイクラインは社会実験調査期間だったらしくそれぞれ1コイン(\500)で走行できました。イメージ的に箱根・芦ノ湖スカイラインに近い感じですね。今回は行程上、磐梯吾妻スカイラインに行くことはできませんでしたが、次回は是非制覇したいと思わせるステージでした。母成スカイラインを経由して、郡山へ向かいます。予定では袋田の滝近辺の温泉まで下道で向かうつもりでしたが、時間的に厳しいので、この辺りの温泉に行くことにしました。
持参した日帰り温泉マップを検索すること3分。あるでないの!しかも5キロ圏内に!早速ナビにセットして温泉へGO!です。
        
  通常料金の約半額です            レークラインの山頂にて 

東京への道
分かってはいましたが、温泉に入ってマッタリしたら、もう下道を延々運転する気力がありません(笑) あえなく断念して近くのインターから高速に乗って東京方面を目指します。ここ郡山から家までざっと350km以上!思えば遠くに来たモンだとはよく云ったもんだ。。。
当然高速区間はは自動運転モードで、今回のツーリングの最高燃費はこの区間で記録したのはいうまでもありません。
途中、中郷SAにてピットインしましたが、またまたラーメンをオーダーした者数名!トンコツやらミソラーメンをオーダーしてたっけ・・・ほんと〜にみなさんラーメンが好きなんですねぇ(笑)

ファイナルステージ
最終ピットインは守谷SAです。SAにて渋滞情報を確認し、早めに解散となりました。自宅到着が24:30。そしてF1の放送開始が26:30。無事スタートを見届け所々記憶を失いつつも
最終ゴールまで見届けることができました。なんだかとてつもなくハードなツーリングだった気がしますが、それも全てF1放送のせいかもしれないな(^_^;;;;;;;;;;;;

今回のマイレージ・・・758.5km
Links
  福島県有料道路情報
    2日目のスペシャルステージとなった有料道路の情報があります。
  蔵の街喜多方「老麺会まっぷ2003」
    地元の観光協会の発行するラーメンマップです。