2004 File.03



2004 File.03@Touring 【草津
日 時:2004.5.16
場 所:草津
天 候:雨
ルート:上信越自動車道 碓井軽井沢IC → 日本ロマンチック街道(R146 → R292) → 志賀草津道路 → 万座ハイウェー → R144 → 県94 → チェリーパークライン → 上信越自動車道 小諸IC → 横川SA
エントリー
ichiro(BB1)
NEOさん(CL1)
きゃんぞーさん(EF7)
はやしGOさん(BB6)
TypeR-IWAさん(EG9)


-5台- 


湯ノ丸高峯林道にて(マイナスイオンたっぷり)
レポート(text by ichiro)

奇遇だねぇ!
今回のツーリングは群馬方面ということで、関越自動車道 三芳PAに集合となりました。久々の関越ルートです。
集合時間はいつもより早く、7:30の集合です。関越道へのアプローチとなると自宅からは練馬ICが一番近いんですが、時間的に余裕があったので、次の所沢ICを目指します。ちょうど和光のHONDA前にさしかかった所で、「NEO」さんから入電がありました。お互いの現在位置を確認すると、ちょうど「NEO」さんも所沢IC付近まで来ているとのことなので、三芳PAに同じタイミングで到着しそうな感じです。
所沢ICまでは下道も順調だったので、スムーズにゲートインできました。唯一「ETC専用レーン」が稼働していないので、「一般/専用レーン」からのゲートインだったのでノンストップではなかったのが残念です…
ゲートイン後、アプローチラインをゆっくりと旋回し加速レーンに入りVTECゾーン全開でをグングン加速していき、一気に走行レーンに合流しようとしたが、走行レーン後方にはにはスルドイ閃光を放つ乗用車が走行中ではないですか! まあ、あのクルマの後ろにでも合流するか…、と通過を待っていると、なんと!そのクルマは「NEO」さんのトルネオ号ではないですか!! なんちゅう奇遇なんでしょ♪ ゲートで僅かでもタイミングがズレればあり得ない状況にビックリです。
そして奇遇すぎる「NEO」号と共に、三芳PAの集合場所に到着すると、先着の「きゃんぞー」さんのCR-Xが停まっていました。本人は車内にはいません。どうやら早朝に到着して朝食中のようでしたので、クルマを駐車してレストランへ向かい「きゃんぞー」さんと合流しました。しばらくして「ハヤシGO」さん、「Type-R IWA」さんも合流し、全員集合となったところで、ドラミを行い次の目的地である横川SAへ向かいました。

     
三芳では雨も小雨でしたが…        横川SAでは高崎名物ダルマ弁当ならぬキティちゃん弁当を発見  

白糸の滝をスルーな方々!?
上信越道は横川SAを経由して碓氷軽井沢ICを降り、一般道をひたすら北上します。すでに自宅を出発して250kmを走破しているメンバーもいたりして自分以外のメンバー達はここで一旦給油タイムとなりました。給油後、チェックポイントとなる北軽井沢にある「珈琲工房 須田」というカフェへ向かいます。ナビまかせのルートは、白糸ハイランドウェイ経由とのことでしたが、観光地の白糸の滝も見ないでスルーする謎の集団となってしまいました…
北軽井沢にある「珈琲工房須田」は、使用するコーヒー豆のスダローストのコーヒーが評判で、はるばる地方からファンもやってきます。オープンテラスもありなかなかオシャレな感じでです。生憎外は雨なので店内となりましたが、旨い空気の中で飲む旨いコーヒーはまた格別だろうな?と想像しつつ、野郎だけのオープンテラスにならなくて一安心といった所(笑) あとオーナー夫妻が不在でコーヒー以外のメニューはオーダー出来ませんでしたが、評判のスダローストのコーヒーを堪能することができました。(次は女の子とこようかな?)

                    
オープンテラスになっていていい感じです。      低車高な車でもOKの駐車場            店内のカウンターとテーブルに陣取る野郎達  

本日の温泉パート1
ルートは日本ロマンチック街道とよばれるR146からR292を北上し草津へと向かいます。東の草津、西の別府と呼ばれるように、効能・湯量いずれをとっても名湯にふさわしい草津温泉です。草津温泉といえば、硫黄の臭い立ちこめる乳白色の温泉を思い浮かべるはずです。せっかくならそんな乳白色の温泉に入りたいということもあり、乳白色の日帰り温泉もリサーチ済みです。チョイスした温泉は「大滝の湯」というところで草津ではかなりメジャーな温泉のようです。地元の人気もあり、かなり混雑しています。駐車場は満車でしたが施設内はそれほど混雑もしていません。おろらく観光客がここの無料駐車場に停めて、温泉街を観光しているみたいですね。入泉料は\800ですが、かなりアバウトなチェックカウンターだったので、メンバーの一人が「タダ」入場してしまうハプニングも発生しました(笑) 内風呂、露天風呂、歩行風呂、合わせ風呂と種類は豊富です。温泉はもちろん乳白色で入浴剤の草津の湯とは色も香りも味?も違います。なかでも合わせ風呂というのはここの特色で、いろいろな温度の温泉に入ることが出来ます。自然冷却方式の100%ピュアな温泉は、源泉が5つの浴槽を順に巡っています。42度〜46度までだったと思いますが、低温から高温へと少しずつ体を慣らすように入浴して、46度までのステージをクリアしていくんですが、大体44度くらいでギブアップしてしまいます。46度は人が入るもんじゃありません!とにかく一瞬しか入れません。 んが?!平気で肩までつかるジジイがいたりして…別にバツゲーム?とかではない様子のその表情には恍惚の表情まで浮かべております。自分はまだまだ人生経験が必要なようです(^^ゞ 温泉も満喫し、風呂のあとはメシだろ!ということで、駐車場にクルマをおいて、温泉情緒漂う草津の温泉界隈を散策し、食事をとりました。

             
大滝の湯入り口            「きゃんぞー」号のタワーバーにはタオルが?      草津の中心湯畑の図        湯畑前で記念撮影

万座〜嬬恋
草津温泉から白根山、志賀高原を通り湯田中渋温泉に抜ける志賀草津道路は、標高2000m級の山々を眺めながら走れる山岳ドライブルート。今回は白根山から万座ハイウェ−へルートをとります。山頂近くには残雪も残っており冬期の雪深さが想像できます。殺生ヶ原、空吹きなどの観光ポイントなどには目もくれず、ひたすら高度をあげて万座温泉スキー場へ到着です。万座ハイウェイはプリンス系のコクドが管理しているためか、利用料が少々お高めです。快適なダウンヒルルートですが、万座から草津へ向かう観光客で対向車がけっこうありますので注意が必要です。所々にみえるリフトはオフシーズンということもあり、閑散としていました。ルートは順調に万座を抜け、R144を経由して湯ノ丸高原に向かいます。そろそろトイレタイムということで、ここで小休止することにしました。ここもスキー場なんですが、当然客は誰一人といません。何故か開店休業状態の売店があったんで、覗いてみるとソフトクリームしかありません。もちろんこんな寒い陽気でオーダーする者などいません。仕方なく自販機のコーヒーでホット一息つきました。タンク開放(オシッコ)と水分補給も完了し、ここから先は冬期通行止区間となる未知の領域へと突入するのであった…
湯ノ丸スキー場より高峰温泉へ向かう林道を湯ノ丸高峰林道といい、池の平まで2kmほどまでは舗装路で気持ちのいい唐松林が続きます。ここでいかにもマイナスイオン漂う場所があったので集合撮影を撮りました。撮影をしていると、「きゃんぞー」さんが、なにやら未知の世界と交信をしてたりしてしましたね。
池の平から高峰温泉を越えアサマ2000スキー場を通過し車坂峠までがダートであったが、フラットなため、ペースを上げなければ、それほどハードでもない様子。ただし少々砂利が多く、とりあえずガードの柵はあるが、すれちがう余裕のない道幅なので、途中で引き返すには難しい道。冬にはこの道路の上もみんなが滑っていると思うと不思議な感覚である。途中スキー場のホテル内を通過したが、あまりにも場違いな集団を見守るホテルスタッフの視線が痛かったです(笑)

           
湯の丸スキー場                「きゃんぞー」さん交信中?!の図     林道はこんな感じ

チェリーパークライン
アサマ2000スキー場のある高峯高原からR18の小諸へ抜けるワインディングロードは、通称「チェリーパークライン」と呼ばれています。その道の方には、知らない人はいないんじゃないかと思えるほど、有名な道ですね。昔、有料道路だったころ、ラリーのSS(スペシャルステージ)に何度となくつかわれていたそうで、道路はヘアピンやスプーンカーブの連続で、直線部分はわずかしかなく、勾配もきついので、小排気量車には登りは若干つらいものがあります。でも、大排気量車ならいいのかというと、そうとも言えません。この峠を征する車は、適度の排気量を持ち、とにかく軽い車がベストでしょう。ワインディングロードは10km程ですがブレーキング&アクセラレーションの連続で、とたんにブレーキが悲鳴をあげます。100%ドライでの走行となれば、ノーマルブレーキでは最後までもたないでしょう。ただブレンボ装着の「NEO」さんにとっては重量のあるトルネオをもっても余裕の走行だったようです。途中のパーキングポイントではクーリングタイムをとり、ブレーキカーボンの焼ける匂いと、オイルの焼ける香ばしい匂いを堪能し小休止をしました。ゴールも近づき、目指すは最終チェックポイント「あぐりの湯こもろ」です。ハードワークをこなしたその体を癒す温泉を目指します。

   
  ハードなダウンヒルをこなしての一息の図

本日の温泉パート2
「あぐりの湯こもろ」は小諸市街と千曲川を眼下に、浅間連山を正面に仰ぎ見る高台に、小諸市が建設した日帰り温泉施設で、ホテル並の豪華さでとてもきれいな施設です。なんといっても浅間連山の大パノラマを望む露天風呂が圧巻!…のハズが、まっしろしろ…天候不順で雲にかかって浅間連山が見えませんでした。しかし、開放的な露天風呂は小諸市街を見下ろす位置にあり眺望抜群でなかなか良いものでした。帰りは小諸ICから上信越道に入り、横川SAで食事を取ったあと、三芳PAまでオールクリアで、快適に高速クルージングで到着することができました。なんと「NEO」さんは、発売されたばかりのラストサムライを視聴しながらのマッタリクルージングだったようです。三芳到着は22時過ぎ。距離も走り、マッタリもしたのに順調に行程をこなすことができました。ここで早めの解散をしてそれぞれの家路につくのであった。なんとこのあと「TypeR-IWA」さんはお子様のお風呂入れがあるそうで、本日3回目のお風呂となるハメになったそうな(^^ゞ


きれいで豪華な建物です


今回のマイレージ・・・502.2km
Links 
 珈琲工房 須田
  北軽井沢にある「珈琲工房 須田」のHP。苦み・渋みよりコクや甘みを重視したスダローストのストレートコーヒーが評判。

 チェリーパークライン
  チェリーパークラインへのマップはこちらから。

 ODA ROAD RESEARCH ORRの道路調査報告書
  全国の特異な道路を実走調査・報告する道路総合情報館です。林道に興味のある方はどーぞ。

 大滝の湯
  草津温泉「大滝乃湯」のHP。

 あぐりの湯こもろ
  「あぐりの湯こもろ」へのルートマップはこちらから。