2004 File.05



2004 File.05@Touring 【那須
日 時:2004.10.16-17
場 所:那須・会津
天 候:快晴
ルート:(1日目)東北自動車道 栃木IC → 栃木粕尾線(大越路峠) → 鹿沼足尾線(粕尾峠) → R122 → 宇都宮道路 → R4 → 那須(宿舎)
(2日目)那須甲子道路 → R289 → 白河羽鳥線 → R118 → R121 → R400 → 八方ヶ原道路 → 東北道 矢板IC → 宇都宮IC
エントリー
ichiro(BB1)
きゃんぞーさん(EF7)
TypeR-IWAさん(PP1)
yagooさん(DC5)

-4台- 

那須のコテージ前にて
レポート(text by ichiro)

温泉狩り!?
9月のツーリングがキャンセルされ、恒例の秋のツーリングは昨年行われた那須ツーリングの第2段となりました。
昨年のテーマは「目指せ喜多方ラーメン!下道マッタリツーリング」でしたが、今年のテーマは「紅葉&温泉狩りツーリング!」という事は誰れも知らない(笑) さて、いくつの紅葉と温泉を制覇できるか楽しみである。
今年の異常気象で一番心配だった天候はというと、ここ1ヶ月は週末になると雨に見舞われ、先週に至っては台風上陸と最悪の週末に天候が心配されたが、最高の秋晴れに恵まれました。
集合は蓮田PA。しかし首都高速の事故渋滞があり、蓮田をスルーして佐野SAを目指すことにした。
サービスエリア内は、紅葉を待ちきれない団体ツアーの集団や、ファミリーで大混雑です。ここで埼玉から参加の「yagoo」さんと合流し、全員集合となりジャンクコーナーでジャンクを片手に軽くドラミをやって出発です。第1チェックポイントは宇都宮ですが、このマニアなメンバーがデフォルトのまま高速で宇都宮に行くハズがありません(笑)
チョこっと?廻り道をして遊んでいくことになりました。東北道は栃木インターを降り鹿沼足尾線を北上します。この道おそらく地元の人しか走らない道で、対向車と言えば軽トラばかり。タイトなコーナーの連続ですが、対向車もめったに来ないので、快適に飛ばせます。途中の休憩ポイントでは阿武隈川を眺めることができ、この地域が東北地方だということを実感しました。それにしても川の水がキレイなこと!おそらく雪解け水が山肌に濾過され純度の高い水となって流れ出してるのだろう。
     
鹿沼足尾線途中でクーリングタイム     阿武隈川は、都会じゃあり得ないほど澄んでいます

さて、一行は鹿沼足尾線をひたすら爆走しますが、あっという間に渡瀬渓谷に到着し渡瀬鉄道沿いをマッタリと走ります。その後、日光宇都宮道路を経由し、第1チェックポイントとなる宇都宮市内にある餃子店を目指します。当たり前ですがこの時間帯に日光側から宇都宮へ向かうクルマは少なく、すれ違う対抗車線はこれから日光へ向かう観光客ばかりです。
宇都宮ICを降り市内へ向かい、事前にリサーチしておいた餃子店に到着です。ここの餃子店ではちょっと変わった揚げ餃子やスープ餃子などを食しました。ただ残念だったのは定番の焼き餃子がメニューになかったのが残念です。
               
お店の目の前にコインパーキングがあるので便利です       青源水餃子をオーダー

温泉パート1(喜連川温泉)
栃木県の平野部の少し変わった泉質の温泉がある。
喜連川早乙女(きつれがわそうとめ)温泉は、町営温泉がある喜連川の中心部から西に離れた、小高い丘の上にあり、民間経営の温泉である。飾り気のない建物なので、公営温泉とは雰囲気はずいぶん違う。駐車場に車を停めて外にでると、ハッキリと温泉の硫黄の臭いする。山の温泉場ではないのに硫黄の臭いがするのに先ずおどろいた。けっこう先客が集まっていて。なかなかの人気のようだ。メンバー達とさっそく浴室へ。浴室内は岩で囲った広い風呂に高い屋根がついている。南側の壁の部分がないので、半分露天風呂のような雰囲気だ。お湯は透明、ほのかに黄色い。日の光を受けて建物の外ではそんなに感じなかった硫黄臭も、建物内に入ればもう温泉モード全開です!
解説によれば、源泉は74度の掛け流しで、しかもそうとう湯量が多いらしい。ここのスゴイとこはシャワーの温水を捻れば、温泉が出てくる程だ。
はじめて温泉で頭を洗ったが目にしみるしみる(^^ゞ シャンプーハットが必要か?!って感じ。

    
外観はこんな感じ              温泉の色は時間ごとに変わるそうです。  

那須へ

温泉のあとはマッタリとしたいとこですが、まだまだ先が長いので(多分)早目に切り上げ那須へ目指します。
当然高速なんか使いません。ひたすら下道で向かいます。田舎道であるが、かなりいいペースで那須まで到着できました。
昨年の反省から、コテージへはチェックインせずに、このまま買い出し → 焼き肉 → 温泉へと向かい時間のロスを省きます。
#なんか食うか温泉ばっかだなぁ(笑)
買い出しは焼き肉屋近くのジャスコで酒&朝食をゲットします。ここで「きゃんぞー」さんが夜食にスパ王を買ってましたが、このあと「男の焼き肉晩餐会」だというのを忘れているようだ(^^ゞ
焼き肉屋はいつもの?焼き肉屋へ行った。取り敢えずビールといきたいとこだが、ここはグットこらえて、取り敢えず肉盛り合わせをオーダー。そのあとは想像の通り、激しいバトルとなり、最後にタン塩で締めて終わった。いつものごとく、鉄板には焦げたピーマンが哀愁をただ寄せていたのであった・・・

温泉パート2(大沢温泉)
このまま焼き肉臭を持ち帰り、余韻に浸りたいところだが、せっかくだから温泉を開拓しようといく事になった。そこで昨年最終入場の時間に間に合わず入場が出来ず涙を呑んだ大沢温泉へ再トライである。
ここの大沢温泉「ラ・フォンテ」も源泉掛け流しがウリの温泉で、ホテルチックな外観と相まって、おシャレーな温泉である。
入泉料は、少々お高めであるが、各種の浴種があり満足度は高い。予定通り焼き肉&温泉もこなし、コテージへチェックインです。先程買い込んだ酒で宴会をスタートさせマニアなネタをサカナに夜は更けてゆくのであった。

温泉パート3(元湯鹿の湯)
2日目も快晴に恵まれ、最高のツーリング日和です。朝起きてリビングに行くとすでに「TypeR-IWA」さんがいて、戦隊物のTVを鑑賞中であります。暫くすると「yagoo」さん「きゃんぞー」さんも起きてきて、買い出しのパンとスープで朝食を済ませ、簡単な掃除をて出発準備完了です。目指すは「元湯鹿の湯」。朝風呂かよ!突っ込まれそうですが、チャンスがなく、なかなか行けなかった温泉です。
那須温泉発祥の湯として知られている鹿の湯は、昔ながらの湯治場として現役で使われています。
温泉愛好家のなかでも評価が高く、独自の温泉ミシュランでは五つ☆評価の温泉で期待ができます。
温泉まではコテージから30分程度の場所にあり、紅葉にはまだ早いが、快適な木々のトンネルなかを疾走し、那須高原有料道路を抜け、那須甲子道路を下ると殺生石が現れます。ナビの案内によると、この辺なんですが、温泉らしき場所が見当たりません。辺りは硫黄臭が立ちこめてるのでこの辺りに間違いないいですが、スルーしてしまったようです。
どうやら入口の道路が工事中だったみたいで、仮設の入口看板を見逃してしまいました。
途中Uターンし、温泉入口を発見し、かなり情緒あふれる建物の外観に期待がふくらみます。建物は木造で湯船も洗い場も木でできている。きっと温泉が強いのでコンクリートではもたないのだろう。近くを流れる川には温泉が流れ出し、硫黄の固形物がいたるところにたまっています。早速受付を済ませ、浴室を覗くと男湯の板張りの浴場は小さめの浴槽が6つの湯船に分かれている。浴槽の温度は41,42,43,44,46,48度に分かれ奥に向かってだんだん熱くなる。タタミ2畳ほどの一つの浴槽には入れてせいぜい5・6人といったところか。常連客は一番熱いお湯に時間を計って浸かっている。砂時計で3分入ってしばらく外に出て体をさます。ちなみに41度から段階的に46度まで入ってみたが46度で一瞬入るのがやっとで、到底浸かることができない。マジ足が火傷するかと思うほどだった。懐かしのNTV熱湯コマーシャルといった感じだ。(46度でこれじゃ、さすがに48度は想像を絶する)
車のドレスアップで言えば、純正タイヤ&15インチから、いきなり20インチ&30タイヤと同じくらいか・・・
     
情緒溢れる入り口に期待も深まります     かなり結構混んでました

温泉パート4(湯野上温泉露天風呂)
本日の目的地は湯野上温泉です。ガイドブックには「謎の秘湯混浴温泉」とある。謎の秘湯で混浴とあればいくしかないでしょ♪ 江戸時代からにぎわう湯野上(ゆのかみ)温泉は、大川渓谷沿いの約2kmに大小の宿が並ぶ温泉地である。温泉街には茅葺き屋根の建物が見られるのどかな山の湯で、温泉は河原を掘ればお湯が湧くといわれるほどに豊富だそうだ。その河原の露天風呂のワイルドさを味わえるのが、ここ。河面よりやや高い位置に設けられた湯船から、視界に入るのは空と緑とせせらぎというロケーション。混浴でかつ脱衣所はないが、誰でも無料で本物の露天を楽しめる。
清流のせせらぎを耳で聞き川面を渡る風を肌で受け止める。入っているだけでひとつになれる、まさに五感で感じる露天風呂といった感じである。
ただここへはロードダウン車は駐車場までたどり着けません。
                  
駐車場までが苦労します             遠くに人影が見えるところが露天風呂です     ワイルドです。野生のサルとかがいてもおかしくありません

焼き餃子が食べたーい!
秘湯温泉も堪能し、ウマいものも食べたのに何故か物足りない。そーです!どーしても焼き餃子が食べたくなりました。
ということで、一向は宇都宮を目指すのであった。
とはいってもここは福島県。宇都宮へのルートは会津鉄道沿いのR121をスローカーに阻まれながらのんびりと南下し、途中ストレスを発散すべく八方ヶ原道路で少し遊んで、東北道矢板ICを経由して宇都宮市街に到着した。
地元で詳しい「yagoo」さんに引導され、やっと焼き餃子にたどり着いたのであった。
入ったお店は「みんみん」で、餃子といえば有名ですね。オーダーは「ダブル・スイ・ライス」。内容は 焼餃子2人前、水餃子1人前にライス付き!!
いやぁ〜 マジうかったす。

今回のマイレージ・・・728.9km
Links 

 那須高原クア・リゾートラ・フォンテ
  1日目に立ち寄ったリゾート温泉。源泉かけ流し湯で施設もとてもきれいです。

 青源みそしる亭
  1日目に立ち寄った宇都宮餃子屋。老舗味噌メーカーが経営する餃子店。特性味噌スープに入った水餃子が人気です。

 みんみん
  焼き餃子といえばここでしょ。メニューは、焼き・水・揚げ餃子のみで男らしいです。