望む強さ、望まぬ強さ

written by さと吉sama




 風花の町の宿屋。雪で足止めをくらったパーティは一晩の臨時休養をすることになった。
 珍しく一人部屋が宛がわれたオリヴィエは、何をするでもなく窓の外を眺めていた。

「こんな雪程度……なんでもないんだけどねぇ」

 止まない雪は昔の記憶を呼び起こしてしまう。
 忘れたい事も、忘れてしまった筈の事も、白く、どこまでも淡く降り積もり続けるこの景色に感化され、色鮮やかに蘇ってくる。
 見ているのは純白なのに、頭の中を流れる景色はやけに鮮明で、あまりいい気分にはならない。

 寒いのは好き。
 聖地の気候がいくら年中春の陽気でも、幼い頃を過ごしたこの記憶を、いつまでも身体は忘れてはくれない。
 息が凍るほどに冷たい空気は、どこまでも清く澄んでいて心地好いのだ。
 意識が研ぎ澄まされるような気分になる。
 まるで、居るべき場所へと帰ってきた事に身体が喜んでいるかのように感じてしまう。


「でも…ワタシのいる場所は雪の中じゃない」
 窓枠に肘をつき、降り止まない純白を眺め続ける。
「こんな所にワタシはいない…」
 自分に言い聞かせるように。
 もう思い出すことは無いように。


「あぁもう、イヤんなっちゃうねぇ…こんな感傷的になるなんざ、ワタシらしくないんだよ」
 立ち上がり髪を掻き揚げる。
 気を紛らわせようとすればするほどに独り言が増えてゆく。
 そんな自分はイヤだった。

 思い出を、過去を振り切るように部屋を出る。
 雪を見なくてすむ場所にいたかった。
 階下に下り、食堂に行けば誰か居るだろうと安易に思い、廊下を歩く。

 ふと、話し声が聞こえた。


「……?」
 よく見るとドアが少しだけ開いている。
 その中から声が洩れているのだ。
 普段なら立ち聞きをするような野暮な性分ではないのだが、おもわず足を止めてしまっていた。

 聞こえてきたのが自分の名前だったから。


「……オリヴィエだぁ!?」
「あ…えーっと、あんまり大きな声で言わないでくれないか?」
「うるせぇ!そんな事構っていられっかよ!」

 この声はランディとゼフェル。
 二人が何の話をしているかは分からなかったけど、ドアに耳を欹てる。

「てめえ、その話マジなんだな!?」
「……嘘をついたって仕方がない事だろ?」
「マジ…なんだな…」
「そうなんだ…どうしようゼフェル」
「バ、バッカヤロー!オレに聞くんじゃねェよ!!」
「そうだよな」

 話は見えてこないが、ランディが何かをゼフェルに相談しているのは分かった。
 しかも普段では見られないくらい真剣な話だ。

「…俺…本気なんだ」
「それは勝手にしろよ……つか、アイツ男だぜ?」
「キレイな方じゃないか」
「キレイ………まぁそれは個人の好みだろうけどよ、背なんかおめーよりデッケェんだぜ?ヒールも履いてるしよ」
「好きになるのに身長は関係ないだろ!」
「うわっ!ってそこでマジになんなよ!」
「あ……ごめんゼフェル…」
「…別に構わねぇけどよぉ…アイツの噂聞かない訳じゃねえんだろ?」
「知ってる」
「色んなヤツと寝てんだろ?」
「……知ってる」
「おめえに振り向いてくれる可能性なんてあんのかよ」
「…それは…分からない」
 無理かもしれない。
 ランディが笑いながら小さく呟いた。

「俺は多分オリヴィエ様よりも弱いから」
「はぁ!?」
「あの人は強いんだ。俺には分かる」
「…強い…?」
「俺なんか敵わないんだ。俺はあの人を守れる程に強くなれない」

 重く苦しいくらいの沈黙。

「俺はいつも見ていたから、オリヴィエ様の強さを知ってる……でも弱さは知らないんだ…」
「へえ…まあ、オレには強さも弱さもさっぱり分からねぇけどよ…」
「誰にも弱いところを見せないなんて…俺には出来ないよ」
「……んで、お前はそれで諦めんのかよ」
「諦める……そんな事考えた事もなかった」
 そう言ってランディが笑うと、ゼフェルが呆れたように嘆息した。
「なら言っちまえばいいんじゃねぇの?」
「好きでしたって?」
「んなこた知らねえよ。そこまで面倒見てやる程お人好しじゃねえしな」
「そうだな、ゼフェルだもんな」
「…どーいう意味だよ」
「そのまんまさ。お陰で話したらスッキリしたよ、聞いてくれてありがとうな」
「礼なんか要らねーよ」

 照れを隠した口調はゼフェルのいつもの声で。
 ランディもいつもの明るい声に戻っていて。

 オリヴィエは廊下の壁に寄りかかった。
 腕を組みながら今までの会話を反芻する。

 真剣な声だった。
 まさかランディの想い人が自分だとは思わなかったけれど。

 まだボーヤだと思ってたのにねぇ…

 ランディは幾つになったんだろう。
 18歳くらいだとは記憶していたけれど、正確な年は分からない。
 おもわず自分が同じ年くらいだった時と重ね合わせてしまう。

 でもいくら記憶を辿ってみても、あれほど真っ直ぐな自分はいない。
 年を溯っても、多分いない。

 そう思ったら急にランディが羨ましくなった自分に気が付いた。


「…オリヴィエ…様?」
 キィっとドアが開いてランディと目が合う。
 それはその筈、ドアの向かいの壁に背を預けていたのだから。
 部屋の中からゼフェルが「ゲッ!!」という声が聞こえたが、それは完全に無視した。

 話を聞かれたのだろうかと、あたふたしているランディに手を振り、笑顔で話し掛ける。

「ハ〜イ、ランディ」
「えっと……あの、こんにちは!」
 間の抜けた上擦った声に苦笑する。
 さっきまでの真剣さなどカケラも見られない。
 全くもっていつものランディだ。

「…オリヴィエ様?」
「ん?」
「ええっと……こんな所で…何なさってたんですか?」
「さ〜てね、それは秘密」
 パチンとウインクをしてみせれば、頬を赤らめるのが面白かった。
「ねぇ、アンタ暇?」
「…へ?」
「今、暇かどうかって聞いてるんだけど…」
「お、俺ですか!?」
「なに?面と向かって喋ってんのに、わざわざ名前で言わなきゃ分かんないの〜?」
「いえっ!……あの…その…ひ、暇です!!」
「そう?」
「はいっ!思いっきり暇でした!!」

 勢いよく答えてくるのが可笑しい。

「それじゃさ、ワタシの部屋来なよ」
「オリヴィエ様の部屋……ですか?」
「何かさ、一人で居たい気分じゃなかったんだよね〜」
 アンタがイヤなら別にイイんだけどさ。
 そう言えばランディが断る訳ないなんて分かっていたから。

 部屋の中から「オレは知らねーぞ」って呟くゼフェルの声が一瞬だけ聞こえたけれども、それをまた無視してランディと一緒に、自分に宛がわれた部屋に戻った。





 部屋に入るなり、ベッドに腰掛ける。
 ランディが入口の側に立ったまま、困ったような顔をしているのが見えたから手招きしてやる。
 それにビックリしていたようだったけど、素直なランディは、少しだけ頬を赤くしながら促されるままにオリヴィエの隣に腰掛けた。

 二人、何も話さない。

 暖炉では薪がパチパチと爆ぜる音が聞こえるのに、静かな部屋の中には白い雪の舞い落ちるような音までも聞こえてくるような気さえする。
 部屋に戻れば、オリヴィエはやっぱり雪を眺めているしかできなかった。

「オリヴィエ様……えっと…」
「ん?」
「あの…俺に何か用だったんじゃなかったんですか?」
 ランディの横に座ったまま、外に向かって視線を投げているオリヴィエを不審がったのだろうか。
「…用がなきゃダメ?」
「え?」
「用がないと、アンタを部屋に誘っちゃダメなの?」
「え…いや、あっと……そんな事は……ないですけど…」
 窓から視線を外してみれば困ったような表情のランディと目が合う。

「一人で…居たくなかったんだ…」
「オリヴィエ様?」
「雪を見てると色んな事思い出しちゃって…でも目が離せなかったから、一人で居たくなかった…」
「……雪…お嫌いなんですか?」
 こんなにキレイなのに。
 不思議な表情をしているランディ。
 確かにそう。
 こんなキレイな景色。嫌いなワケじゃない。
 だけど……

 オリヴィエは少し俯いて小さく笑った。

「キレイ過ぎるから…」

 そしてまた窓に向く。
 雪がひらひらと舞い、音も無く積もってゆく。
 深く深く。
 何もかもを隠すように。
 その純白で消し去ってしまうかのように。


 縫い止められたように雪から目を離せないでいるオリヴィエの肩が掴まれてランディの方を向かされる。
 今までに見た事の無い真剣な顔。
 【オトコ】の顔。

「オリヴィエ様…」
 熱っぽく訴えてくる男の表情。

 オリヴィエはそれに応えるようにゆっくりと唇を重ねていった。


 一瞬だけピクっと唇を引かせた初心さに心を癒されるような気がした。
 まるで自分もこれが初めてのキスのような錯覚を覚える。
 心地好かった。

 ランディの腕が恐る恐るオリヴィエに回される。
 抵抗はしない。
 これを望んでランディを部屋に呼んだんだから。

 オリヴィエは自分からランディの唇に舌を挿し入れ、深く求めていった。




 暫く後、唇がゆっくり離れれば頬を赤く染めたランディがオリヴィエを真っ直ぐ見れないでいて。
 そんな様子も愛しく思えてしまう。


「…ランディ…寒い…」
 自分はズルイと思う。
 真剣に好きだと言ったランディを利用しようとしている。
 それでも……今はランディに触れて欲しかった。
 ランディを見ていたかった。

「オリヴィエ様……俺…」
「ダメ。…何も言わないで…ワタシを暖めてよ…」
 自ら服を滑り落とそうとすれば、それは止められ、ランディの手で肌蹴られてゆく。
 緊張したように震える指を見て、何故か安心した。


 オリヴィエの肌を見て、その手で触れてランディが溜息を漏らす。
 夢みたいだ、と言って滑らかな手触りのままに指を滑らせてゆく。

 優しく笑ったオリヴィエはその手を掬い上げると、指先に軽く口づけを落とした。

「夢じゃないよランディ…だから、ちゃんとワタシを愛して…」







 ランディの指は暖かい。
 燃えるような熱さではないけれど、触れられれば、そこからじんわりと熱が浸透してゆくように、ゆっくりと暖かくなった。
 その気持ち良さに息を漏らせば、更に優しい動きで触れられてゆく。

 こんな穏やかなセックスは久し振りだと思った。

 男は勿論、女のコとすら経験がないと言ったランディをオリヴィエは優しく手助けし、その体内に導いていった。

「ッオリヴィエ様…オリヴィエ…様」
 中の熱に浮かされたように名を呼んでくるランディの背に腕を回す。
 抱き締めれば、同じだけの強さで抱き締められた。
 密着した身体、結合は深くなって、その快感に酔いそうになる。

「ァッ…ラン…ディ…ッ」
 甘く、上擦った声を上げれば、塞ぐように唇を奪われて。
 もっと求めるように腰をくねらせれば、強く、深くまで満たされて。
 慣れてはいない動きだったけれど、それも愛しく、気持ち良くて。



 激しい行為をしている筈なのに、信じられないくらい時の流れを緩やかに感じていた。

 求められている幸せとはこんな事をいうのだろうか。
 快楽だけに流された強さではない温もりを与えられて、キツク縋り付いてしまう。

 そんな二人に齎された絶頂は時が動かぬ静寂の雪の中のようで。
 淡雪のように白いシーツの上で、二人同時に熱く融けきった。







 キツク抱き締められたまま耳元に聞こえる荒い息。
 求められ、強く愛された証のように、乱れた息すらも愛おしい。


 それでもオリヴィエは、息が整うまで待ってから、ランディの肩を押して離させると、まだ深く繋がったままの状態で、下から見上げた。

「…オリヴィエ…様?」
「ねぇランディ……ワタシは強い?」
「…………やっぱり、聞いていたんですね…」
「答えなよ。ワタシは強い?」
 少しだけ強い口調で問えば、優しい瞳が鈍く揺れるのが見えて、心が苦しくなる。

「オリヴィエ様は…強いです……俺がこの手で守りたいのに、そんな必要もないくらいに…強い…」
 好きな人を守りたい。
 それが真実なのだろう。
 ランディにとっての愛情とは、その心の真っ直ぐさそのままに、愛する人を強さで守る、そういう事なんだろう。

「強くなくちゃ、生きていけないんだよランディ」
 言って優しく頭を撫でてやる。
 悔しそうな顔。
 何度もその茶色の髪を撫でてやる。


「ランディ、アンタは勘違いしてる。ワタシは、誰かに守って貰わなきゃならないような生き方なんてしたくない」
「…………」
「ワタシはね、ワタシより強い男よりも、ワタシと同じくらいの男がイイの」
「…?……同じ…くらい…」

 ニッコリ笑ってみせる。

「同じ強さ、同じ弱さ……それを抱えながら大切な人と生きていけたら…サイッコーに幸せだと思わない?」
 オリヴィエを見下ろしている優しい目に、暖かい唇に手を伸ばして、柔らかく触れてゆく。
「弱い時はお互い助け合って、強い時には一緒に笑って…きっと幸せだよ?……どちらかが強くてどちらかが弱いなんて…そんなの不公平でしょ」
 だから、アンタが考えているのは間違った愛し方。
 パチンとウインクをしてみせる。

「…………それは…俺じゃ…駄目ですか…?」
「アンタが?」
「俺はオリヴィエ様を守りたいってずっと思ってた。……さっき雪を見ていたオリヴィエ様は、何処か違うところを見ていて…消えてなくなってしまいそうだったから、俺の腕で包んでしまいたいって思った……」
 真剣な表情。
 感情を隠す事が下手なランディは、いつでも素直に表情に出してしまうから。
 これはきっと心からの言葉。

「でも、それが間違いだっていうのなら、俺は貴方と同じくらいに強くなってみせるから…だから、俺を選んでくれませんか…」

 ストレート過ぎる愛の言葉。
 それゆえに心を射ぬかれるような気がした。
 こんなに近くで愛を誓う男に出会ったのは初めてだった。


「さっきの……雪を見ていた時のワタシは…少しだけ弱いワタシ」
「……?」
「弱い時にはお互いに、って言ったでしょ?…弱いワタシをアンタがこうして暖めてくれた…」
 手を取り、自分の頬に当てる。
 柔らかな熱が、身体に染み入ってくるように心地好くて目を閉じる。

「……それじゃ…」
「でも、まだダメ。アンタはワタシと同じくらい強いって思ってない」
 でしょ?
 と問えば、悔しそうに歯噛みするランディの、あんまりなくらい素直な感情表現に嬉しくなって。

「さっきの話を聞く限りじゃ、アンタよりもワタシが強いって、自分で認めちゃってる。自信をもってワタシと対等になれるくらいじゃなきゃダメ」
「強くなります!絶対に!」
「……ホントに?」
「誓います!」
「…どうして?」
「どうしてなんて…言わないでください……理由なんてない…貴方じゃなきゃイヤなんです…俺…絶対に貴方じゃなきゃ…」
 少し涙ぐんでいる。
 こんなにもこの一途な少年に愛されているのかと思うと、今までに感じたことの無い幸せな感情が湧き上がってくるのが分かった。

「ランディ、アンタならきっと強くなれるよ」
 そう言えば途端に嬉しそうに笑うのが可笑しくて。
 年下には興味はない、そう思っていたのが、嘘のように消えていって。

 オリヴィエはランディをぎゅっと抱き締めた。

「……ランディ…」
 耳元で、なんですか、と優しく囁かれる吐息が気持ちイイ。
 融けてしまいそうになる。

「まだ…寒い……アンタの熱で暖めてよ……この雪が止むまで…」






 白く降り積もる雪は心の奥底にしまっていた筈の記憶を呼び起こす。
 鮮やかに、まるで咲き誇る徒花のように…いつまでも頭から離れてくれない。

 だけど、そんな自分はイヤだから。

 いつまでも弱いままでいるなんて耐えられないから。

 忘れるくらい強く抱いて。
 淡雪に溶けてゆくように深く酔わせて。


 何もかもキレイな純白の中、柔らかな熱。
 まるで昔から知っていたような穏やかな交わりがとても心地好くて、安心したように抱き付いている自分に自分で驚かされてしまう。




 オリヴィエに向かって誓った通り、いつかランディは強くなるだろう。
 同じ強さになる日も遠くない。

 そう確信する。

 自分自身を弱いと認めた上で強くなろうと決めた男が強くなれない訳がないから。
 弱いワタシをこんな風に愛してくれる男が強くならない訳などないから。
 もしかしたら自信さえ持てればすぐにでも隣に並ぶ事も出来るのかもしれないのだけれど……

 それでも今は……今だけは強くならないでいて欲しいと思う。

 降り積もる雪に感情を揺さぶられている今の自分は弱いのだから。
 まだ弱いままのランディに抱き締められていたい……そう思うから。


 今はただ…この雪が止むまで抱き締めていて。

 強いワタシに戻るまで…キツク抱いていて。






〜FIN〜









コメント from さと吉sama

「風夢同盟」の皆様、はじめまして。さと吉と申します。
この度、同盟加入者である、永地彩夏さまへの捧げ物として、初めてランディ×オリヴィエの創作を書かせて頂きました。
自分の思うままに二人のはじまりを書いて、風夢っていいな〜って改めて思いました。
私の中のランディはきっとオリヴィエよりも強くなろうとするでしょう。
オリヴィエも、それを分かっていて、それでもランディに追い付かれたとは敢えて教えてあげない。
自分で気付くまでは何も言わない。そんな関係で、オリヴィエに有利に進んでいくような気がします。
小説という形にしてみて、自分の中の風夢像が固まったのが凄く嬉しく、更に、永地さまの力を借りて同盟に投稿させて頂く事となり、倍の喜びでいっぱいでございますvv
もし私の風夢を読んで同じように感じて戴けた方おりましたら、とても嬉しく思います。
これからも自分なりの風夢を書いていけるよう精進していきますね。
では簡単ですがこれにて失礼致しますv

2002/9/16

 

コメント from 永地彩夏sama

ナガチがでしゃばってしまってゴメンナサイ〜(最初に謝っておこう・・)。 ←いえいえそんなことないッス(by HIRONA)

うわ〜いvv私、しあわせです〜〜v
オリヴィエリングの件で、さと吉さまとのメールのやり取りをしていた時のこと。
「オリヴィエのお相手にランディはいかがですか?」とお話したところ、
早速このようなスバラシイ作品を創作してくださいました!!

風夢が初めてとは思えない程の完成度にナガチはビックリ。
しかも、私にくださる、ということ!(嬉しいです〜v)
これは私ひとりで愉しむ(笑)のは勿体無い、と
さと吉さまのご了承を得て、風夢同盟に掲載させていただこうと思いました。
「風×夢ラヴァー」のみなさん〜、ラヴァー熱がぐんと上がる気がしませんか?
この作品、強力な追い風(笑)ですよね!

このお話の後のふたりの恋の行方・・気になります。
どうやらさと吉さまも続きを考えてらっしゃるご様子なので、楽しみに待ってましょう!

私的には、
年下のランディに気が付けばオリヴィエも癒されてるような・・
シアワセなお話を書いていただきたいなあ、と思ってますv(もちろん強制ではありません〜)
そして、まだまだ成長途中であるランディが
オリヴィエと関わることによって「宇宙一イイ男v」になってくれるのを
ドキドキしながら期待したいのです〜v

きっと、このふたりなら大丈夫。
ランディならその時自分が出来る限り一生懸命オリヴィエを愛してくれると思うんですよねv
そう・・ちょうど、さと吉さんが書かれたふたりみたいに
少し不器用だけど、気持ちが伝わる心とカラダの繋がりを繰り返して・・。

2002/09/19


  (管理人コメント)


うっひょ〜っ。いいいいいんでしょうか、こんな素敵な風夢をいただいてしまって……(動揺中)。ランディかっこいい〜!! ヴィエ様かっこいいいい〜〜!!
ああもう、さと吉samaがず〜っと風夢書いていってくださるのなら私もう風夢書かなくてもいいわとか思う一方、負けてらんない!と思う私がいたりもします(笑)。

オリヴィエは、ランディに守ってもらわないといけないような弱い人じゃない。ランディもオリヴィエもそれは知っていて。
でもランディは、せめてオリヴィエが自分になら守られてやってもいい・頼ってやってもいいと思ってもらえるくらいには強くなろうとするでしょう。
オリヴィエも、そんなランディを温かな目で見守りつつ、ふとした瞬間の思わぬ毅い眼差しにドキリとさせられたりするのでしょう。──そしてだんだん・どんどん惚れ込んでいってしまうのですね(笑)。ああ、ステキ……!(笑)
だけどさと吉さんも書いてらっしゃるように、ヴィエ様はそんな素振りちらりとも見せずに「おがんばり、少年☆」って感じで余裕のフリするのよ! そしてランディがよりがんばる姿を楽しむのよ!(楽しむってアナタ……(^^;))
ああ、ランディがこの先どれほどのイイ男になるのだろうと、それを想像するだけでも天にも昇る心地がいたします……。

もうもうもう、強力な追い風どころかトルネードですよ〜!(笑) トルネードでもサイクロンでもエルニーニョでも(?)なんでも来い! 風夢ラブ!
さと吉さん、素敵なお話をどうもありがとうございました!! ぜひぜひ続編も書いてくださいましv HIRONA的には、ちょっと強くなって時々はオリヴィエと対等になれるくらいのランディを見てみたいですv
そして彩夏さんにも大感謝! その調子でバリバリ風夢布教してください〜♪(笑)



  2002/09/20  UP  






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