festa君の笑顔が見たくて、 勇気を出して、デートに誘った。 「お祭りがあるんだってさ。行ってみない?」 最近忙しそうにしてたから、 俺、ずいぶん 君の笑顔を見てない気がするよ。 君はちょっと驚いた顔をして、 少しうつむいて 小さく笑った。 家族連れ 友達同士 恋人たち 俺たち、どんなふうに見えてるのかな。 きょうだい? それとも、──恋人? 人込みを言い訳にして、小さな手に触れる。 祭りの明かりを映して光る、君の瞳に引き寄せられる。 「よかった」 脈絡のない言葉に、君が振り向く。 「楽しんでくれてるみたいでよかった」 君の笑顔が見られてよかった。 「あ、もうすぐ花火が始まるよ!いこう!」 赤くなった君を見たら、なんだか俺まで恥ずかしくなって、 わざと大きな声、ちょっと早足。 大きな音を立てて、夜空に大きな花が咲く。 色とりどりの、鮮やかな花。 新しい花が開く度に、 歓声をあげる君の頬が花火と同じ色に染まる。 花火と君を交互に見ながら、 これから、花火を見る度に、この笑顔を思い出すんだろうな、 なんて思ったりして。 すっかり暗くなった帰り道。 はしゃぐ君の笑顔をもっとよく見たくて、 顔を覗き込むように身をかがめた。 顔をあげた君の瞳が、驚くほど近くにあって……。 「あのさ、また……、また今度、一緒にお祭りに行こう?」 今日の日のことを、俺は一生忘れないよ。 君の笑顔と、祭りの喧騒と。 花火の鮮やかさと、君の……。fin. こめんと(by ひろな) 2001.6.10 はい。本日6月10日は、ランディ様役の神奈延年さんのお誕生日でございます。 ──だから記念創作vって訳じゃないんですが(笑)。ちょうどいい(?)ものがあったので。 しかしコレ、やっちまった!──てなカンジですな!(あはは)←笑い事じゃないって……(^^;) 血迷って初の試みにて大失敗☆ でもなんかちょぴっと気に入ってる(ほんとか?)だから載せちゃえっ!みたいな。 これってばですね、ラブ通の、てっちゃん&セイちゃんの作詞教室の、次々回のテーマが「お祭り」で、「ヘェ〜、お祭りかぁ〜」とか思ってたら、ふと浮かんじゃったのですよ。 なにこれ? これってばランディ一人称? これってばランディ? ほんとに??(笑) CDとかの語りもどきを目指して見事玉砕(ぐしゃ)!ってトコかしらん? うふふふふ〜(妖) ちょっと草薙陀さんをそんけーしてみた一瞬。 ところで。 このお話(ハナシ?)お相手はお好きな方をどうぞv第2弾です(笑)。 てか、オトコノコの方も、別にランディでなくても良かったんだけど、──書いてくうちに、これはなにやらランディちっく?と(^^;)。 ランディには、いくつになっても、こういう些細なことでときめいちゃうようなかわいらしさを持っていてほしいな、と思う、HIRONAのドリ〜ムでありました(笑)。 もしよろしければ、神奈さんのお声(もちろんランディボイス)でお読みくださいませm(_ _)m(笑)。 |