尾崎南 〜タダヒトツノモノ〜



何でおなみでこの色かというと、やっぱりおなみは赤でしょう!という、HIRONAの偏見、
ただそれだけです。

さて。尾崎南というのは、マンガを描いている人ですが、
「漫画家」というのとは少々違うもののような気がします。本人も言ってるしね。
彼女は「あるもの」を表したくて、一番それに近づけそうな手段がマンガだったから、
たまたまマンガが描けたから、マンガを描いているだけだと思います。
もしかしたら文章を書いていたかも知れないし、サッカ−をやっていたかも知れない。
でも彼女は何らかの導きで今結局マンガを描いている。

実は、HIRONAの読んだ、初めての、男性同士の恋愛を扱った物語(当時は「ボーイズラブ」
なんて言葉はなかった)が、彼女の「BRONZE」だったりします。
中学3年生の時、好きな小説が漫画化されるとのことでマーガレットを買うようになったのがきっかけ。
だからそれがなかったら、もしかしたらHIRONAはホモもやおいも知らずに
オトナになっていたかも知れない!?(笑)
初めて読んだのは、BRONZEの、番外編。クアトロのクリスマスライブの話。
すごく絵がキレイだと思った。そして、目が、綺麗だと思った。
ソッコー買いそろえましたね。
そしてはまっていった。

もう、このページを読んでるヒトは尾崎南の描いてるマンガなんか好きすぎてる人だと思うので、
余計な言葉はいらないかも知れない。
でもこれだけは言わせてください。
今までたくさんのマンガや小説を読んできたけれど、
泉と晃司ほど、この二人ほど、「幸せになってほしい」と祈るものは、絶対にない。
神に祈ってもしょうがないのはわかってる。死んであの世で結ばれるとか、来世で一緒になるとか、
そんなのもないのもわかってる。永遠の愛なんて信じられない。
一生あなただけ好きだよって言われてそれをそのまま信じられたら幸せだけど、そんなの嘘だよね?
永遠に変わらない愛なんて信じられないよ。少なくとも私は信じられない。
でも。
きっと変わらない、少しずつ形を変えても続いていく「何か」があるのなら、それを信じたいと思う。


ちなみに、HIRONAは、彼女の描くシリアスな胸の痛くなるシーンもほのぼのしたシーンも
(ギャグシーンも・笑)好きですが、エッチシーンも大好きです。
すごい、綺麗だよね。それでどきどきする。
自らエログロと認めるような同人のも好きだ(苦笑)。
彼女のようなエッチシーンを書けるようになりたいな。道のりは遠いけど……。

全然カンケーないんだけど、てか、まさしく蛇足なんだけど。
晃司の声って速水さんじゃん。拓人の声って子安さんじゃん。
……ジュリアス×オリヴィエ?

2000.9.7     written by HIRONA Aikawa


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