憂鬱

僕はあなたが好きです
大切に思っています
それなのに、
そんなあなたでさえ煩わしく思えてしまうときがあるのは
どうしてでしょうか



there

手を伸ばしたら 届くのか
背伸びをしたら 届くのか
ビルの屋上に
塔のてっぺんに
あの山の頂に登れば 届くのか
辿り着けるのか そこに

それとも

走って走って
息も止まるくらいに走って
何も分からなくなるくらいに走って
ふと何も聞こえなくなった時
衝撃とともに目の前が開けて
初めて
そこ に いることを 知るのだろうか



ねがい

抱きしめてください
あなたの胸の中で 泣かせてください



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