ワッショイフェスティバルNETA COLLE2003
(2003.4.6/大阪フェスティバルホール)

(以下、原文通り)
2003年4月6日 
大阪ではご存知の方も多い場所であるフェスティバルホールキャパ約3000人が入る所にお笑いのイベントを開催しました。
その名は「baseよしもとワッショイフェスティバル2003NETA COLLECTION」
baseよしもとで活動しているメンバー18組が勢ぞろいしてネタを披露するライブ。
今までの歌ったり踊ったりするライブと違い本ネタだけで楽しむ約3時間。

今回出囃子などBGMを担当するバンドは「K-106」というスカパンクバンドでした。
オープニングはbaseよしもとの顔3組(FUJIWARAシャンプーハット陣内智則)が一斉に登場して軽いトークをやりました。

そしてbase芸人18組のネタがスタート
(ここに出すキャッチコピーは野性爆弾以外は自作です。)
Aブロック
NETA1 J.A.F.(情熱の飴降らし)「ビッキーズ」
漫才を披露。おなじみ挨拶は飴をお客さんに蒔いていました。関西の前説王と言う名の通り一気に会場を盛り上げました。
NETA2 冷酷熱烈トルネード「ダイアン」
今年1月にガブンチョLIVEを卒業。西澤さんと津田さんの幼馴染のコンビ。漫才を披露。ウケも良かったです。
NETA3 ザ・ショートプリンス「土肥ポン太」
スキヤキ解散後ピンになりショート漫談や実話ショートコントをやります。今回は実話ショートコントを披露。一番受けがいいネタをチョイス。
NETA4 言語暴力団「ブラックマヨネーズ」
漫才を披露。オンエアバトルでは成績が伸び悩んでいる状態だが新人演芸大賞受賞者。去年のビッキーズのように今年はOA率1/4から連勝しそうな予感。
NETA5 WARAKASHI頭脳集団「ザ・プラン9」
今まで5人の内3人でやっていたが最近は5人でやっています。コントをやった芸人の中では今回1番良かったです。
なんといっても会場のお客さんをも巻き込んだコントでした。芸術的作品です。
Bブロック
NETA6 Mr.無差別ツッコミ「後藤秀樹」
元シェイクダウンのツッコミがピン芸人になって復活。陣内さんに続くツッコミコントを披露。ちなみに元相方はザ・プラン9のお~い久馬さん
NETA7 モストインテリジェンスコンビ「ロザン」
漫才を披露。実はロザンはさっきまでラジオ番組をやっていてかけつけました。レギュラーも増え人気も右肩上がり。
NETA8 さまよえる獣人「野性爆弾」
初めてであろう漫才を披露。TVでは放送コードに引っかかることを平気で言うところはいつもらしさを感じました。
NETA9 京都友情物語「チュートリアル」
漫才を披露。登場したとき徳井さんのダンスで会場拍手。オンエアバトルではまだやっていないが何回も見たことあるネタでした。
NETA10 猪突猛進大暴走「バッファロー吾郎」
コントを披露。ちょっとマニアックながら誰でも受けるそんなコントを出きるのコンビはバッファローさんだけだと思います。
Cブロック
NETA11 無敵のボディアタック「ランディーズ」
漫才を披露。初めて見るネタでした。怪我をしている中川さんも松葉杖をつかずに舞台に出るところは尊敬します。
NETA12 やりたい放題の鬼熊「ケンドーコバヤシ」
コントを披露。あるターゲットに絞った笑いネタ。人気も急上昇、オンエアバトルには出る可能性はあるのか?
NETA13 泣く子も黙る顔面凶器「フットボールアワー」
漫才を披露。M-1準優勝だけに実力もネタも完璧。漫才では1番良かったです。
NETA14 関西温暖気候「サバンナ」
コントを披露。屋上でゆったりしている所にブルースを歌う人が来て降り回されるコント。キャラクター性抜群。
Dブロック
NETA15 アメリカンドリームダンスマシン「$10」
漫才を披露。「白ネコ」から「すいますいません」までギャグも盛りこんだエンターテイナー性抜群のコンビ。
NETA16 ツッコミ専門家「陣内智則」
さすがオンエアバトルの貴公子と呼ばれるほどの人気者。ネタも最高。ちなみにオンエアバトルではやってないネタです。
NETA17 関西の最強素材「FUJIWARA」
baseよしもとのリーダー。コント五ッドマン。でもオンエアバトルより若干改良。何回見ても飽きない。さすがリーダー。
NETA18 異次元空間の館「シャンプーハット」
トリを飾るのはイチオシの中で唯一漫才にこだわるコンビ。小出水さんがテーマパークUSKを作るネタでした。

ライブは終了。この後帰りにbaseよしもとの写真集が販売されてたんで買いました。
今回出た18組+充電中のキングコングの19組がメインですが、麒麟、レギュラー、笑い飯、青空といったガブンチョメンバー22組も出ています。
さらに3月20日に解散した足軽エンペラーの貴重な写真も載っています。base好きな人は是非買ってもいい本だと思います。

ガブンチョCHAMP!決勝リーグ
(2002.11.17/baseよしもと)

(以下、原文通り)
ガブンチョCHAMPとは?
7週にわたってガブンチョメンバーが名誉と賞金10万円をかけて戦うガチンコバトル

出場者は1ヶ月でもガブンチョLIVEのメンバーになった事がある19組
(青空、花鳥風月、麒麟、ジャンクション、シュガーライフ、ストリーク、ダイアン、千鳥、天津、NON STYLE、ババリア、ヒロギン、ブロンクス、フロントストーリー、ヘッドライト、ママレンジ、ランチ、レギュラー、笑い飯)
ともうすぐガブンチョ組が集まるライブ「untitle」でMVPを獲得経験ある3組(友近、中山功太、西中サーキット)の22組が出演

その中で見事決勝まで勝ち進んだのは麒麟、ダイアン、ババリア、レギュラーの4組
この4組でガブンチョ王座をかけて対決。
MCはバッファロー吾郎。
決勝ということだけあって彼らの服装はタキシード。あまりにも似合わなかったためか笑っている人もいました。

ガブンチョCHAMP!決勝リーグのルール
1.まず4組で1対1の総当たり戦を行う。最高3本のネタを用意。ネタの制限時間は5分。6分を超えると強制暗転となり減点対象に。
2.勝負の行方は5人の審査員で決定。
3.審査員は面白さ50演技力25構成力25計100点をもっている。審査員は試合毎に採点し優劣を決める。
4.優の数が3つ集まればその試合の勝者となる。
5.リーグ終了次点で勝利数の多い2組がCHAMP決定戦にこまを進める。
6.同率勝利数がでた場合。総合計の高いコンビが決定戦に。
7.勝負の内容次第で5試合目や6試合目をやる前に決まった場合は残りの試合は消化。
8.芸人はそれぞれ別のネタで勝負しないと行けない。準決勝や準々決勝、予選でやったネタも禁止。
というルールでした。
ということで決勝リーグの順番を決めるゲームを始める。
ABCDと書いているイスを取り合いする。その結果
A麒麟BレギュラーCババリアDダイアンとなりました。

決勝リーグガイド

まず第1試合麒麟VSレギュラー 1-4レギュラーの勝ち
感想:この試合は麒麟が制限時間を超えてしまい減点対象に。

第2試合ババリアVSダイアン 1-3ダイアンの勝ち(1人同点採点)
感想:予選から決勝までずっと一緒だった2組。今回はダイアンに軍配が上がった。

第3試合レギュラーVSババリア 2-3勝者ババリア
ババリア危機一髪!もしこの試合に負けたらババリアの脱落がほぼ決定。

第4試合ダイアンVS麒麟 2-3で勝者麒麟
麒麟は先ほどの失敗でちょっと勢いを感じなかったように思った試合。ギリギリで勝利。個人的にはダイアンのほうが良かったと思いました。

なんとここまでで4組とも1勝1敗 残りの2試合での勝者がCHAMP決定戦に出場する大きな大切な戦い。

第5試合レギュラーVSダイアン 1-4で勝者ダイアン
この試合は完全にレギュラーの力負け。これによりレギュラーがリタイヤ。

第6試合麒麟VSババリア 2-3で勝者ババリア
ここの戦いは一番の注目!なんと審査員5名の審査は
65-66ババリア。
86-85麒麟。
83-84ババリア。
82-83ババリア。
83-81麒麟。
と審査は1点や2点差の連続。
ババリアは麒麟に勝つ為の捨て身のネタで勝負とことんうけるかとことんひくかの大掛けに成功。これで大本命の麒麟がここで脱落というお客さんも驚く展開に。

これにより最終試合はダイアンVSババリアに。
さかのぼる事ガブンチョCHAMP1週目の予選通過したときババリアは「まずダイアンから潰していこう」
ということで準々決勝では同じリーグに入ったが両者とも準決勝に進出。また準決勝でも同じリーグに入ったがまたしても2組揃って決勝進出。
予選から決勝まで一緒だった2組がまさか最後の最後まで残るとは誰も予想をしていなかったはず。
むしろオンエアバトルチャンピオン大会出場した麒麟やABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞をとったレギュラーが残ると思っていた人が大半だったはず。
CHAMP決定戦ルール
1.最終試合のルールも制限時間は前と同じ。
2.最終試合だけは今まででやったネタもOK!自信作で勝負。
3.審査員はボール1個を持っていてCHAMPに相応しい方に入れるシステム。
(その内容は誰も分からないように箱で隠しています)
4.ボールが3個以上集まったコンビがチャンピオンに。
5.一人ずつ審査員が舞台に出て良かった方にボールを入れる。
運命の一瞬
5人が審査を終えドラムロールが鳴る。ドラムロールがなり終わった瞬間にバッファロー吾郎竹若さんが箱をどける。
結果は3-2で優勝はダイアン!
このライブを見に行かなかった人は納得しがたい結果。
4組の中ではキャリアが一番短いが最年長のコンビが見事ガブンチョCHAMPに!
しかし見に行った自分としては納得の結果。こんなに興奮したライブはオンエアバトルチャンピオン大会決勝以来でした。
見事チャンピオンになったダイアンは1月をもってガブンチョLIVEを卒業。2月にbaseよしもとで初単独ライブ決定。
まだオンエアバトル未出場のダイアン。是非是非注目して下さい。