爆笑オンエアバトル収録(2006.4.1) ※2006.5.5放送分 
(以下、原文通り)
  まず、NHK局内をずいぶんと歩いたあと、ジャッジペーパーの配布及び審査員への説明が行われました。
  その後、リアルカンガルーというピン芸人さんがその場でネタ(負け組漫談?というようなもの)を披露しました。
  昨年の秋にも彼はここでネタを披露したそうで、他にもまだオンバトに出られないような芸人さんが「道場破り」的な感じでここにネタ見せに来るそうです。
  
  ジャッジペーパーを見て知らない芸人さんが多いなぁと感じたところ、今年度からはまだ知られていない芸人さんをどんどん発掘していく方針なのだそうです。
  そしてスタジオに移動。私は7番の席で、一番前の席にもかかわらず端っこでちょっと見えにくかったです。
  
  前説はマセキ芸能社の青春ダーツ。
  「ネタやりまーす!」と元気いっぱいに漫才を始めたのですが、途中でトチったりしつつも立派にネタ(「町内でRPGをやる」)を披露しました。
  (JP)もう少し個性が欲しい!
  
  そして塚原アナの登場の後、10組が登場し30秒CM撮りを行いました。
  マイるどミルドのふたりはギャング風の格好をしてタバコをくわえていたのですが、ディレクターから「タバコはちょっと……」と言われれ、あわててポケットの中にしまいました。それを見ていたほかの芸人さん(たぶんものいいの吉田サラダさん)に、「手がプルプル震えてましたよ」とつっこまれていました。
  
  1.ダイアン 漫才「親を大事に」……入れなかった
  ネタの中で、二人は学生のころからよくつきあっていた、という話があったが、どんな感じだったのですか、という塚原アナの質問に、
  ふたりは中学時代は同級生だったが、高校は別々で、西澤さんは進学校に行ったのだが津田さんは不良のいっぱいいる高校へ行ったという。
  「制服なんか、青い学ランを切って短ランにしたりして……」と津田さんが言うと、
  「制服も青く染めたんですか?」と塚原アナ。「いや、制服はもとから青色でしたよ」と津田さんが返していました。
  (JP)「王道」すぎて個性味に欠ける気が…キャラを作ってメリハリをつけて欲しいです。
  
  2.エルシャラカーニ 漫才「リス洗い器(コートゥー事故)」……入れた
  コンビ名の由来は?と訪ねられたところ、清和さんの姉の夫の名前が「ムハンマド・エルシャラカーニ」という名前のエジプト人なので、そこからつけたと説明。
  それから前回出場したとき塚原アナが「エルカラシャーニ」と間違えたことを揶揄していました。
  (JP)ギャグはフツーだけどテンポ(構成)の勝利って感じでした。
  
  3.マチコ コント「黒子のいる朝」……入れなかった
  初挑戦だったがどうだったか、と訊かれると、小道具が壊れたりして冷や汗でびっしょりになったと答える。
  また、男性二人のコンビなのにどうしてマチコというコンビ名なのか、という質問に「かの有名な渡辺真知子からとりました」と応じる。
  「でもそれはあとづけの理由なので、今必死になって渡辺真知子を聴いている」とのこと。
  (JP)オチまでよく考えてあったネタだとは思いますが、いまひとつキャッチーさが無いような気がします。
  
  4.ウメ「紙コント・風呂」……入れた
  自分の日常からネタを作っていった、同じ絵で違うネタをやるのは演じている時間が余ってしまったから、と塚原アナの質問にか細い声で答える。
  ウメという芸名はどうして?という質問には、(自分の中で)子どもにつけたい名前ナンバーワンだから。また松竹梅ということばのとおりどんどん出世していきたいという意味もこめたという。
  「じゃぁ次回会うときはタケさんになってるんですね」と塚原アナ。
  (JP)女の子なのに絵がかわいくないのが印象的。少し訛りの入った細い声も素敵でした。
  
  5.フラミンゴ コント「関西からの転校生を歓迎」……入れた
  ギャラは全部三等分にしているという。竹森さんが出なかったCMのギャラも、きちんと三等分しているという。
  (JP)ネタの構成も隙がないくらい緻密ですが、センスがちょっと古い気がしました。
  
  6.U字工事 漫才「ベルマリンブレス」……入れなかった
  知り合いの陶芸の先生がCDを出すので、益子さんもB面(?)に同じ歌をうたって収録した。スペシャルサンクスの欄には歌わなかった福田さんの名前も載せた。
  ちょっと披露してくださいとの塚原アナの要望に応え、「男星」を熱唱。「これって演歌ですか?」と塚原アナの質問に、「演歌に決まってるじゃないですか!」と益子さん。
  (JP)狙っているところとオーディエンスが笑うところが微妙にズレているようで、すっきりしない感じでした。
  
  7.メインストリート 漫才「旧友との再会/自慢する子ども」……入れた
  田中さんの笑顔が素敵だとネットに書いてあると塚原アナが言うと、「そんなの見たことありませんよ!」「どこに書いてあるんですか?」とふたり。
  「いつもにこやかな田中さん、ご家族も楽しそうな感じですね」と塚原アナが言うと、最近田中さんが両親といっしょに東京見物に出かけた話を披露。
  まず、上野公園で西郷隆盛の銅像を見て、田中さんのお母さんが「前と比べてちょっと太ったなあ」と。
  また、不二家のレストランで、店先に飾ってあるペコちゃん人形を田中さんが「これがペコちゃんっていうんだよ」と言った後、ごはんを頼んだらごはんの中に虫が。
  怒った田中さんのお父さんは「店長呼んで来い!」と言うかわりに「ペコちゃん呼んで来い!」と言ってしまった、などなど。
  ハマカーンの神田さんが(収録も無いのに)ふたりを応援しに来ていたそうです。
  (JP)話の運びなどスキルは文句なしにレベルが高い!けれどネタにもうひと工夫あれば……
  
  8.上々軍団 漫才「懐メロ/校歌」……入れなかった
  磁石の永沢さんの引越しを手伝わされたという岡見さん。永沢さんの新居は「前のと比べればすごくいい」とのこと。
  また、塚原アナの家もすごい立派なものでしょう、こんな犬(と言って狛犬のポーズをなんどもやる)も飼ってたりなんかして、と岡見さんが言うのに対して、塚原アナは「そんなことないですよ」。
  (JP)最後まで元気よくやっていったのは立派。歌ネタにこだわらなくてもいいのでは?
  
  9.ものいい コント「インタヴュー」……入れた
  (OAされなかった部分)
  養成所でラッキー池田にダンスを習っていたことが縁で、実は2001年の紅白歌合戦に、ダンサーとして出演していたという。横山さんが赤組のほうで、吉田さんは白組のほう。
  モー娘。などの近くにいたい吉田さんは横山さんとポジションの交換をしようとしたが、「遊びでやってるんじゃないんだぞ!」と講師に説教された。
  そのときモー娘。が前を通り過ぎていったので、吉田さんの視線はそちらに向かい、さらに講師の怒りを買うことに。
  (JP)雰囲気がいいです!動きのあるネタも見てみたい!
  
  10.マイるどミルド コント「おかしなカラオケ屋」
  7年間同棲しているというふたり。恋人ができたらどうするのか?と塚原アナの質問に、「3人でデートします」。
  (JP)狙いも設定もかなりいいと思います。ただ肝心の内容がお粗末では……
  
  計量後、勝者コメント。
  ダイアン:リベンジできてよかった。新幹線に乗るため早引き。
  ものいい:ダイアンがコメントしたあと舞台から出て行ったので、続いて出て行こうとしたら「新幹線乗らないんですよね?早引きする必要があるんですか?」「いやないです」とふたりが戻ると、「じゃあいてください」と塚原アナ。「じゃあいます」と吉田さん。
  U字工事:以前5番6番にボール一個差で負けたことがあるので、これで五分五分になった。
  ウメ:嬉しい。観客のみんなもあたたかくてよかった。
  エルシャラカーニ:「あなたたちです!」が長年やりたかったが、実際やってみるとなんか恥ずかしい。
