オンバト＋収録(2011.9.24) ※10.15放送分
(以下、原文通り)
収録前，別室にて，構成作家の井上先生よるご説明。
「ネタをきちんと作ってしっかりできるのが，本当の芸人だと思っている。 ぜひネタの出来を審査してやってほしい。こんな場所は他にはない。
まして今日は，2日くらい寝てない状態で来てますから。今日はすごいメンバーが来ている。第一部ではオーバー500が出なかった。
入れようか本当に迷ったら，エールのつもりで入れてやってください」
※「キング・オブ・コント」翌日です。壮行会で飲みの，打ち上げで飲みの， という背景は，容易に想像がつきます。
ふれあいホールに移動。
スタッフの方による説明，諸注意，拍手の練習。
(あれ，今までの方と違う…？異動があったことは後日番組HPで知りました)
前節 シオマリアッチ
ラッパーの服装で登場し，「ギャルデレラ」というスケッチブックコントを披露。
ところどころ盛り上がっていましたが，「これどうしよう…(汗)」という空気を 僕はひしひしと感じました。
ジャッジペーパー 「折れないハートは買います。」 (いや，本当にこれしか書けませんでした…)
斎藤アナ登場。シオマリアッチの流れを受けて，何度かラッパーのノリで「イエーィ！！」 スベってました…。
出場10組登場。「ラブレターズ！！」のコールの瞬間，すごい黄色い歓声が。
そりゃ，昨日あのビッグレースに出たコンビが目の前にいるわけですから… ってことは，まる3日くらい寝てないかもしれませんね，お二人。
※ 第一部に鬼ヶ島が出たことは，帰ってから知りました。
そしていよいよ，バトル開始。
1組目 ジグザグジギー コント いす取りゲーム (入れなかった)
会社の宴会の，毎年恒例のいす取りゲーム。ひたすら振り回される社員…。 前回のオークションのネタを覚えているので，今日はどうするのか… 決定打が出ないまま終わっちゃったかな。
ジャッジペーパー
前回のオークションのネタ，よく覚えています。今日はどうやって振り回すか… ちょっとしりすぼみだったかな。
2組目 笑撃戦隊 漫才 実は双子…？ (入れなかった)
ラーメン屋をやりたい，という話をふったら，ごめん，実はオレ，双子の弟で…。 空回りしてましたね。そして途中から，本人たちも焦ってるのが伝わっちゃいました。
ジャッジペーパー
アイデアは好きだけど…なんか笑えませんでした。 だんだんカタくなったというか…楽しくなかったです。
3組目 さらば青春の光 コント 取り調べ (入れた)
コンビニ強盗の容疑者のアリバイを聞き始めたら，怖い話が…。 途中，客席から女性の「えー…」と怖がる声が上がるほどの，東口さんの語り口。森田さんの大リアクション，そして巧みな間の取り方でぐいぐい引き込んでいました。このネタは，ライブのアンケートに「笑えなかったけど，怖かったです」と書かれるそうな。 あと，森田さんが，本気で足痛そうでした。そりゃそうです…。最後に斎藤アナが「ではこの後も活躍するのは…お前だ！！！」森田さん，マジでビビってました。
ジャッジペーパー
期待通りのさらばワールド！さすがです！！ 森田さん，お大事に。
4組目 キャプテン渡辺 漫談 バイトの鬼の話 (入れなかった)
いつも通りの調子でネタが始まり，僕が下を向いてメモをしていた時，事件は起きました。 「えー，ネタを忘れたよ！」 …は？ 斬新なギャグ？ 「えー，…もう一回言うよ！…本当に出てこないよ！」 …マジっすか？ ぐっだぐだなままオチまで言って， 「もうウケないよ！」 当たり前です(苦笑)。そのあとはうまく立て直しましたが…。 普通に審査も行われて。まさか計量辞退しないよね？ ご本人も「よく入れましたねぇ…」。正直な方です。
ジャッジペーパー
貴重なものを見せていただきました。舞台の怖さ，ですかね。 こちらがネタのスタイルに慣れちゃったのかなぁ…。 ぜひ一度，オンバトでの体験を集めたネタを作ってください(もちろん，今日のも含め)。
5組目 わらふぢなるお コント お隣さん (入れなかった)
最近引っ越してきたお隣さんが，お醤油を借りに来た，というお話。 まず，前のネタのせいで空気がおかしくなってる，という感じはありませんでした。 ボケの一つ一つはともかく，ストーリーがないので，どう楽しんでいいのか分からない，という感じでした。 なるおさんの本名は斎藤。藤原さんもいるから…3人「藤」でつながった！ …知らんがな。
ジャッジペーパー
つまんない小ボケと，まあまあの小ボケの繰り返し，という感じでした…。 一本，全体をつらぬく「線」が見えないと…。
6組目 学天即 漫才 人生いちツイてない日 (入れなかった)
ついこないだの，ツイてなかった日の話。 コンビ名は，国産の人間型ロボットの名前から。でも漢字が違う。 なんでも，コンビを組んでM-1にエントリーした時に，達筆すぎて，「則」を「即」で登録され， …まぁじゃあ，「すぐに芸を上達させる！」という意味で付けたことにしよう，で，現在に至る。 …という話を中田カウス師匠に話したら，「もともとの由来がおもろない。あとからのほうで通せ」と 言われたそうです。
ジャッジペーパー
うーん…爆発しませんでした。 (すみません，あと覚えてません)
7組目 えんにち 漫才 「らしくないネタ」をやってみよう (入れた)
「やくざキャラ」にふさわしくないネタを試しにやってみよう。 まず，ホッとしました。一連の「黒いなんちゃら」騒動で，もしかしたら「自粛」させられるんじゃないか。 そんな形で「オンバト卒業」なんていやだ，と思っていたので， 不思議な表現ですが，いつもの「任侠漫才」が見られて安心しました。 ネタの途中で，スタッフさんが誤ってバケツの蓋を「ガチャガチャ」。当然ツッコむアイパーさん。 なんか今日はいろいろと珍しいことが起こります。 望月さん入籍。の話を審査の時に言うアイパーさん。手堅いです。
ジャッジペーパー
来てくれてありがとーー！！ ホッとしました。 途中からのたたみかけがGoodでした。 チョコレートの妖精のネタも，ぜひ見てみたいです。
8組目 タイムマシーン3号 コント 演劇の練習 (入れた)
演劇の練習をしているところに友達が来て…。 よくある設定だし，なんか最近テンポが速すぎる気がして，あぁ，今日もそうか… と思っていたら，途中からぐいぐい引き込まれました。舞台袖の後輩6人の声の力も加わって， スタジオは大盛り上がり。オチて，暗転して，照明が戻っても，なかなか拍手がやみませんでした。 こんなの初めてです。 関さんの妹はドラマ「世界の中心で…」に出演してる。山本「長澤…」関「違うって！何で名字違うんだよ」 関さんのお母さんは「くいしん坊! 万才」に登場した。山本「松岡…」関「だから違うって！オレの家族を勝手に複雑にするな！」
ジャッジペーパー
まず，コントで勝負したことを評価します。 途中から一気に引き込まれました。なかなか鳴りやまない拍手，忘れません。
9組目 ラブレターズ コント 卒業式 (入れた)
卒業生校歌斉唱。 やりにくかったと思いますよ，この流れは…。 前日，知名度が一気に上昇。タイムマシーン3号が今日イチを出した直後。 ものすごくハードルが高かったと思います。しかもミスが許されない歌ネタ。 (実は前日のKOCは結果だけ知っていて，本戦は見ていなかったので，僕は同じネタとは知りませんでした。) 会場がまだ興奮してたのが，最初の「しんみり」なシーンでいったんリセットされて， 更地になったところに自分たちの世界をしっかり作り上げた，そんな感じでした。お見事です。 昨日同じネタを見た，という方にとっては，ジャッジが難しかったかもしれません。
ジャッジペーパー
こういうネタは絶対ミスできない。 タイムマシーンで盛り上がった空気をいったんリセットして，全然違う方向にベクトルをグー→ンと のばされた感じです。高いハードルをよく越えました！
10組目 ザギンデシースルー 漫才 警視庁24時 (入れた)
よくある設定の漫才です。でも，僕も大笑いしましたし，会場もウケてましたよ。 オチがさらっとしていたのが，僕にとっては10組のライブを「すっきりとサゲて」て後味良かったのですが， ジャッジの分かれ目だったかもしれません。
ジャッジペーパー
ありきたりな設定だなぁ…と思っていたら，いいボケのパンチがきましたよ。 適度にくだらないのが，僕は好きでした。
バトル終了。オープニングのシーンから，計量へ。
10組のキロバトルを記録する僕。あれ？ これってまさか…
勝者発表。「5組目は…キャプテン渡辺！！」会場大爆笑。なんとも言えない表情のご本人。
オフエア5組はここで退場。
斎藤アナ「では，オンエア5組の皆さんには，5位から順に，えー『5位から！』インタビューします」
タイムマシーン・関さん「事情聴取ですね」
勝者インタビューの覚えている部分だけ。
キャプテン渡辺さん，申し訳なさそうに登場。 「あれが，オンエアされるんですよね？ まぁ，かなりの尺を使ったので，あれを切ったらほとんど残らないですからね。まぁ『くず』らしくていいのかな」 斎藤アナ「メモによりますと『自信のネタで初のオーバー500を目指します!』と…」
ラブレターズ 「次の世代はぜひ僕たちが担っていきたい！ 自分たちも，さらば青春の光も，KOCを獲るために結成した。さっきから森田さんが 『お前ら決勝7位やろ？今日俺らのが上やから…まぁ5位くらいやな』と 舞台袖でねちねちうるさい」
さらば青春の光 斎藤アナ「あ，あんまり他局の話は…」 お二人「さっきまで散々しゃべってたじゃないですか！！」
「あなたたちです！」のシーン。勝者退場。キャプテン渡辺さん，もういちど最敬礼。
最後に斎藤アナ
「今日は楽しかったです。ありがとうございました！」
こちらこそ楽しかったです。ありがとうございました！