ソニアド2のネタバレだからクリアしてない人は逃げて下さいね。↓   TOP | SITE MAP | ソニックのページ
「シャドウ…あなたがしたことは
 正しいこととは言えなかったわ…
 
 でもあなたはたったひとつだけ
 わたしたちに希望を与えてくれたの…
 
 たとえつくられた目的が過ちだったとしても
 それを克服した生命が生まれたということ…」
 
 
やっとソニアド2クリアしました(^^
やっぱりラストはきつかったです・・・残り13人くらいいたのに
全部使い果たしてしまいました。
最後は全員がヒーローになれたのが大満足です。
ラストバトルの時もみんなが応援(ヒント提供)してくれて、
みんなで戦ってるんだと実感できた。うむ。
さすがにラストバトルでオモチャオがヒント言ってたら盛り上がらんからね(笑)
でも、私ははっきりいってシリアスな展開が苦手です。
ギャグならパッと笑って消えますが、シリアスはいろいろ考えちゃうからなー。
クリアした夜は本当に眠れなかったですよ。
どこまで私の睡眠時間を奪えば気が済むんだ。
そこでこのもやもやした気持ちを吹き飛ばすには、と考えると
ギャグだ!シャドウのギャグを描くんだ!!
という結論になりました。シャドウくん、これからも思いっきり壊れてください。
 
シャドウについて
 
エンディングを見てますます彼の事がわからなくなりました(^^;
最後エミーに言われるまで、記憶が戻ってなかったんでしょうか?
そうだとしても、マリアが復讐を望んでると本気で思ってたんだろうか?
だとしたらお前マリアの事ちっともわかってないじゃないか・・・?
一人称の「僕」については賛否両論、まっぷたつに分かれているようですが、
この「僕」はわかりやすく言えば彼のエリート意識からくるものだと思います。
詳しくは下の方でまた。
彼については下の方でもっとちゃんと考えました。
 
エッグマンについて
 
今回は彼もついにヒーローになってしまいました。
最初は「ついにソニックの相手役から降ろされたか・・・」と
心配してましたが(笑)
彼を含めダークサイドのキャラはみんな「悪役」であって「悪人」ではないと
いうことですね。
そんな彼の姿を見てると、今までの世界制服の野望とかも
本人の欲望というだけでは収まらない気すらしてきます。
子供の頃憧れ、尊敬していた祖父を失った時、どんな思いがあったんでしょうか。
「いつかジイさんのような科学者になる」と言っていました。
きっと自分だけでなくジェラルドの遺志も受け継いでいたのでしょう。
やっぱり本心はソニックと仲良くしたいんじゃない?(笑)
まさかエッグマンが「ワシらが力を合わせれば・・」なんて言うとは思わなかったもの。
とにかく今作で一番得したのはエッグマンだと思う。
ダークサイドで一番感情移入しやすかった。ダークサイドの主人公と言ってもいい。
私の他にも、今作でエッグマン好きになれた人はきっといますよね。
 
エミーについて
 
プレーヤーキャラではありませんがなくてはならない存在。
ラストシナリオまで、はっきりいってソニック達の足を引っ張ってるだけじゃないか?
と思ってましたが、最後は彼女の良さが出て、良かったです。
「どうしてか弱い乙女をほったらかしにするのよー!」
どうしてか弱い乙女がこんな危険な所にくるんだよー!(ソニック・テイルス心の声)
 
凡人VSエリート
 
ソニックとシャドウの事です。ソニックのどこが凡人か!と思われるでしょうが
ソニックはこう言ってます。
「オレはソニック。冒険好きのただのハリネズミさ」
確かにソニックはメチャクチャ強いんですがソニック自身はそれが
あたりまえのように振る舞います。なぜならソニックは
自分の強さを他人の強さと比較する事がないからです。
強さとは人それぞれが持つもの。だから比較はできないと。オレはオレだと。
そういう意味でソニックは他のみんなと同等、つまり凡人なのです。
一方シャドウ。
「言ったろう。僕は究極だと」
究極のわりには究極でもなんでもないソニックと変わらんじゃないか!と
思われるでしょうが、シャドウはやっぱり究極なのです。
シャドウは最初から「究極生命体」として創られ、彼自身もその事を自覚している。
そして彼はきっとこう考えてる。自分にしかできない究極の使命があると。
そういう意味でシャドウは他のみんなと違う存在、つまり究極なのです。
そして結局この勝負は私が見た限りでは引き分けでしょう。
いや、最初から勝負なんてなかったのかもしれません。
自分とは違う相手の強さを認めたシャドウ。
自分にしかできない事をやってのけるソニック。
カナヅチ同盟じゃなくても(コラ)二人は友情で結ばれたのです。
 
メカマニアVSメカフェチ
 
テイルスとエッグマンです。といっても今回、
私の中ではテイルスの存在感が薄いです・・・
やっぱりテイルスは、黄色くて小さな身体で一生懸命走って、
ふわふわのシッポを一生懸命振り回してなきゃ!と思うのね・・・
でもテーマソングは一番好きだ。元気があってよろしい(^^
テイルスとエッグマンはメカ対決となったわけですが、
メカの性能には大差がなさそうです。となるとやっぱり
制作者本人がどうかということですが、二人の最大の違いは、年齢です(爆)
いやだってそうでしょ。チャオガーデンでの二人のジャンプ力の違いを見れば。(笑)
テイルスの若さ・素直さとエッグマンの年季・ずる賢さの勝負か?
と思ったけど、これもやっぱり勝負にならなかったみたい。
ラストステージのやりとりやエンディングの会話見てると、
まるでおじいちゃんと孫。(笑)
趣味が一緒だから、本当は仲良くなれるはずだったんですね。
これからもお互い技術を磨いて欲しいです。迷惑にならない範囲でね。(^^;

ところで、この二人はリールに掴まる時、機体のどっかにひっかけてると思ったんですが、
何だか手でつかんでるように見えるんですよね・・・凄い!
手だけでマシンの重さを支えるのも凄いけど、その体勢から攻撃もできる。信じられない!
さらに、そこからジャンプもできる。手の力だけで。恐ろしい!!
だいたい手でつかんだら、操縦者はスポッと席から抜けてしまいそうなんですが。
抜けないって事は、下半身がしっかりと席に固定してあるはずです。
なるほど、だからテイルスはマシンがダメになってもすぐには降りられないんだな。
これで謎が解けた。(笑)
 
騙されやすい男VS口が上手い女
 
誰の事かは説明するまでもありません(笑)
この二人の見どころは何と言っても直接対決の後のイベント。
このイベント見てから私の中の二人の好感度がぐ〜んとアップしました。
「どいつもこいつも、ほんとバッカみたい!」
この「どいつもこいつも」にはナッコーズはもちろんシャドウ、
そしてルージュ自身も含まれているとみた。
宝石第一のトレジャーハンターである彼女もやっぱりお年頃の女の子。
シャドウやナッコーズに危ない所を助けられて、ときめかないはずはありません。
それがそろいもそろって「エメラルドのためだ」なーんて言われたら、
女心はへこんでしまいます。でも、自分だって今まで宝石のために生きてきた。
バッカみたい!宝石よりも大事なものがあるのに、それに気付かないなんて!
・・・そして彼女はエメラルドを手放しました。
狙った獲物は必ず手に入れるというポリシーを持っていた
誇り高きトレジャーハンターが、手に入れた宝石を手放したのです。
たった今気付いた、自分の中にある、宝石よりも大事なものを守るために。
「手荒な真似して、悪かったな」
なーんだ。アイツはとっくに知ってたんだ。宝石よりも大事なもの。
あーあ、何やってんのかしら。アタシ最初っから負けてたんじゃない。
とうわけで、この勝負はナッコーズの勝ち!
と言ってもルージュにとっても価値ある敗北だったでしょう。(^^
二人ともカッコよかったぞ!
・・・しかし、これはこのイベント見た時に考えてた事ですが、
エンディングで本当にそんな事を言っててビビった。(^^;
ただし相づちうったナッコーがちゃんと理解してるかどうかは不明。(笑)
 
シャドウとエミーについて
 
実は「黒きマイハニー」(エミーがシャドウに抱き着くシーン)を描いていた時点で、
シャドウとエミーのカップリングもアリなんじゃないかと、本気で思ってしまいました。
だってこの二人、お互いにないものを持ってるじゃないですか。
超シリアスなシャドウと超明るいエミー、なんかイイじゃないですか。
エミーは一途な恋をする子ですがシャドウなら受け止めてくれそう。
重い使命を背負ったシャドウの心をエミーなら和らげてくれそう。
ああ〜!考えれば考えるほど素敵なカップリングだ!どうしよう!(殴)
なんて考えてたら、なななんとラストストーリーで二人っきりに
なるではありませんか!しかもシャドウ、エミーにマリアの姿を重ねたようです。
「そうだ・・・マリアが・・・彼女が本当に望んでいたもの・・・」
「シャドウ・・・?」
(以下妄想)
「マリアって誰?」
「Pr.ジェラルドの孫、マリア・ロボトニック。僕の大切な人だった」
え〜、それって。
「ひょっとしてシャドウの恋人?」
「・・・僕にはそういうものがわからない。ただ言えるのは、
 僕の心を受け止めてくれるのが彼女だけだったという事だけだ」
ふ〜ん・・・でもなんかアヤシイ〜。やっぱそれって恋、じゃない?
「君はマリアに似ているな」
「え!?」
ちょっと何よ・・・そんなに見つめないでよ・・・
その、マリアはシャドウの好みの女の子で、あたしがマリアに似てるって事は・・・
「だ、ダメよ!あたしにはソニックがいるんだから!」
「・・・?」
「でも・・・友達になら、なってもいいけど?」
「友達・・・マリアも言っていた言葉だ」
え?な、なーんだ。恋人じゃなかったんだ。
それがわかっちゃうとシャドウがちょっとカッコよく見えちゃったりして・・・
「やっぱり君はマリアに似ているな」
「わかったわよー。じゃああたしがあんたの2人目の友達になったげる!」
「・・・行こう。マリアと、君の願いを叶えるために」
実際はエミーはソニック一筋ですが、もしシャドウがエミーに惚れたら・・・
こ、これは面白くなるぞ(妄想モード突入)
エミーにとってはソニックの気持ちを確かめるチャンスだし
フラれてもシャドウに逃げ込める。(おいおい)
さあどうするソニック!?究極の選択だ!(^^;
ああっまさに究極のバトルがここに!エミー、世界は君のもの!!(何のこっちゃ)
 
最強伝説
 
オモチャオは前作「あってなきようなもの」でしたが、
やっと日の目を見る事が出来ましたね(^^
じたばたする仕草がかわいくて用もなく何度も抱き上げたのは
私だけではないはずだ。(笑)
それにしても、オモチャオって誰が何のために作ったもんなんでしょう?
それもあんな大量に、世界中にばらまいて・・・
しかもみんなそれぞれかなりの頑丈なボディを持っている様子。
おさんぽでチャオが言う通り、中身はチャオなんでしょうか(笑)
そして同じく世界各地で目撃されるビッグ。
前作の冒険以来、旅する事の面白さに魅せられてじっとしていられなくなったのか?
ラストステージでも彼を見ましたがどうやって宇宙に??
彼の事だから泳いで来たのかもしれませんね(笑)
エンディングでもひょっとしたらそのへんを横切っていくんじゃないかと
妙な期待をしてしまいました。なかったけど。
(でも、ヒーローサイドのオープニングにはこっそり出演してます)
そういうわけで(?)ビッグとオモチャオには勇者の称号を与えましょう。(^^
 
ソニックについて
 
さっき上の方でソニックは凡人なんて書きましたが、
究極生命体と同じ能力を持ってるなんて、やっぱり普通じゃない。
私が思うに・・これはシリーズ通して言える事ですが・・・
ソニックにも何かとんでもない出生の秘密があるんじゃないか?
前作ではナッコーズとマスターエメラルドの秘密が明らかにされましたが
これからの続編(出ますよね?)でソニック自身の秘密が
きっといろいろ出て来るんじゃないかと期待してます。
でも・・・ソニックの秘密が全て明らかになってしまうと
シリーズが終わってしまうような気もするので、
ソニックはやっぱり今のままでいいとも思う。う〜む。
 
ありがとうチューチューロケットカラコンセット
 
ナッコーズでオールAランクを達成し、隠れキャラを使えるようになりました。
が、出て来るのは2P対戦の時だけです。つまり
コントローラーが2つないと絶対に見られないわけです。
私には一緒にやる友達もいないし弟も付き合ってくれないので
コントローラーは一つで十分なのですが、
『チューチューロケットカラーコントローラーセット』を買ってありました。
今使ってるコントローラーがダメになったら使えると思ったんですよ。
まさかこんな事で役に立つとは思わなかった!(笑)
おかげで凄いもんが見られました。初めてですね、ソニックキャラで
女同士の戦いというのは・・・あんな細っこい身体でやるもんです。
 
カオスっぽい敵
 
今回のざこキャラはエッグマンのメカと軍のメカの2種類あります。
倒した時小動物を出すのが前者、カオスドライブを出すのが後者ですね。
コロニーは軍が乗っ取ったためコロニーにいる敵はみんな軍のメカです。
その中にカオスみたいな敵がいます。液状の身体、頭部の形、
どう見てもカオスがモデルとしか思えません。つまりこいつらは
前作の事件の後に作られたと見るべきです。
しかしコロニーは50年以上前に封鎖されて以来無人だったはずです。
前作の事件の後になってわざわざ護衛ロボットを増やしたのでしょうか?
そうだとしても、それなら地上にもこいつらがいてもおかしくないわけです。
いないと言う事は、こいつらはコロニーで開発された可能性が高いのです。
でもさっき言ったとおりコロニーには誰もいなかったはず・・・
この矛盾を解決する仮説として・・・これは軍ではなくエッグマンが作ったのでは?
エッグマンがコロニー入りした後に開発して配置したとしたら、矛盾はないです。
コロニーでは小動物が手に入らなかったので軍のロボットを真似して
カオスドライブを使った、と。エッグマンを襲って来るのは多分開発中だから。(^^;
どうでしょ?変かな?
 
エメラルドの祭壇
 
コロニーの最深部はエンジェルアイランドにあるエメラルドの祭壇そっくりに作られていました。
ソニック曰く「エメラルドのパワーを最大限に引き出すために真似したんだろう」
ジェラルドは祭壇を忠実に再現できるだけのデータを手にしていたのです。
しかもそれがエメラルドのパワーを最大限に引き出せる事も知っていました。
これが作られたのは50年以上前。その頃エンジェルアイランドでは
おそらくナッコーズの両親も生まれてなかったと思われます。ナックルズ族はまだ何人もいたはずです。
もちろん今よりも守りも硬かったでしょう。それなのにジェラルドはどうやって
祭壇の事を調べたんでしょうか?どんな理由であれ、エメラルドを利用しようなんて事を
彼等が許すはずはないと思うんですが・・・
それともジェラルドが自分で考えた結果祭壇そっくりになっちゃったのかな・・・
 
ジェラルドとマリアと究極について(ストーリーの真相に迫る!ホントか?)
 
以降はジェラルド・マリア・シャドウの視点で描いた
私の勝手なストーリーの解説です。長いので注意。
 
二人の人物像についてはあまり多く語られていませんが(重要人物なのに・・・)
少なくともエッグマンみたいな自分勝手ではなかったと思います。(^^;
ジェラルドさんは、本当にコロニーを平和利用するつもりだったのでしょう。
彼が可愛がっていたマリアはエミーと同じくらいピュアな優しさの持ち主。
そんな二人はごく普通のおじいちゃんと孫だったに違いありません。
ジェラルドがコロニーを作った後、可愛がっていたマリアも連れてきました。
(エッグマンはかわいくなかったのか?(笑))
ひょっとしたらマリアには両親がいなかったかもしれない。
自分の仕事を見て欲しいのと、心休まる存在が側に欲しかったのと。
マリアもそんなおじいちゃんが好きだった。
 
ジェラルドは究極生命体の開発を始めました。プロトタイプは強大な力を
持っていましたが、制御がきかず危険なので封印。
その後に作られたのがあのシャドウです。
ジェラルドが何故、どのようにして究極の生命体を作ったのかはわかりません。
どうしてシャドウがハリネズミなのかも私の頭ではわかりません。
なぜシャドウと名付けられたのかもわかりません。
とりあえずロボットと違うのは、生命体は成長する事です。
しかしプロトタイプは最初から完成された身体を持っていたので危険だったのです。
シャドウはプロトタイプよりも力は抑えられましたが、成長すれば
プロトタイプを凌ぐ力を持つ「可能性」があります。
とは言っても、シャドウが生まれたのは宇宙に浮かぶコロニーの中。
周りにある刺激といえば窓から見える宇宙、たくさんの機械と、所員の人間だけ。
これじゃ成長したくてもできないだろうな〜。(^^;
しかもジェラルド達所員は研究に余念がありません。まともな話し相手はマリアしかいなかった。
そのため彼の世界はマリアが全てになったのです。
それでもやっぱりシャドウが成長するにはあまりに乏しい環境でした。
「あの星へ行けば見つかるかもしれない。僕が生まれてきた意味が」
 
そして・・・ジェラルドの研究が誤解され、コロニーは軍に占拠されました。
ジェラルドはともかく何故何の罪もないマリアまで手にかけたのか・・

このあたり、まだ混乱している所があります。
マリアの最後の言葉、
「この星に生きる全ての人たちに幸せになるチャンスを与えてあげて・・・」
この時点でマリアは、この先星の住人全てに関わるような災害を予想していた事になります。
ジェラルドの復讐計画はまだなかったはずなのに、なぜ?
コロニーが完全に閉鎖された後、ジェラルドだけが地上に戻っているようです。
そしてそこでマリアの死を知ったジェラルドは復讐プログラムを作り始め、
マリアによって地上に送られていたシャドウを完成させます。
この時ジェラルドは既に軍に身柄を拘束されていたはずなのに、
どうやってプログラムを作ったのかはわかりません。
そして地上にいたはずなのにどうやってアークにあんな仕掛けを作ったのかもわかりません。
ひょっとしたらコロニーが閉鎖されてからしばらく軍の追っ手から
逃げ続けていたのかもしれませんが・・・
また、この時しばらくの間ジェラルドが身柄を拘束され、
そして処刑の現場になったと思われる場所がヒーローサイドのストーリー中登場します。
そう、ソニックの入れられていたあの牢屋です。キャー!怖!(><;
ジェラルドはシャドウの記憶を操った後、封印しました。
「後世に望む者あらばこれを目覚めさせよ。世界に絶望を望むなら・・・」
ジェラルドは恐ろしい復讐の計画を残し、その存在を抹消されました。
 
尊敬する祖父と従姉妹のマリアを失って、エッグマンは辛かっただろうなぁ・・・
しかもそのじいさんの研究を全て無にされたとなっては・・
コロニーに一度行ってみたかったなぁ〜。じーちゃんなんで連れてってくれなかったんだよぉ〜。
・・・この時からエッグマンの性格はねじれ始めたのかもしれない。
 
シャドウが入ったカプセルを開ける方法を知る者はもう誰もいません。
しかたなく軍はシャドウをカプセルごと封印しました。
それから50余年の歳月が流れ・・・シャドウの封印が解かれたのです。
シャドウはこの星を駆け回り、ソニック達と出会い、成長しながら、
自分の生まれた意味を探るのでした。悪い人間は必ずいる。しかし良い人間も多くいる。
人間だけではなく、同じように心を持つ動物もチャオもみんな・・・
良い奴(ヒーロー)も悪い奴(ダーク)も同じ星に生きる仲間だと・・・そして自分もその一員であると・・・
シャドウは冒険の中でその事を悟りました。しかしジェラルドが残した記憶の呪縛が
それをかき消してしまうのです。そしてそれを加速させていたのは
彼自身の復讐心だったのです。あの星の人間のせいでマリアは・・・
でもエミーの言葉で呪縛から逃れたシャドウは自分の本当の気持ちに気付きました。
自分もあの星の一員なんだ。あの星を守りたい!
ジェラルドとマリアと自分の願いが一つになり、シャドウの迷いは消えたのです。
シャドウはソニック達の後を追いました。事件の張本人である自分を「仲間」として
受け入れてくれるかどうかはわかりません。でもさっきまで敵同士だった彼等が
協力してキャノンズコアを突破していく様子を見れば、そんな不安も吹き飛びます。
それではここでソニックから一言。
「オレも昔は独りだった。独りで世界を回って、それで満足してた。
 今思えばちっぽけな世界だったよ。でも、テイルス、ナッコーズ、エミー・・・
 みんなと出会ってオレの世界がどんどん広がっていったんだ。
 どんなに強い力を持っていても、独りじゃどうしようもなくなる事がある。
 そんな時仲間を頼る事を恥じちゃダメだ。オレ達はいつでも待ってるぜ!」
わきまえた者には自然も力を与える。みんながシャドウを思い、シャドウがみんなを思う。
その心がエメラルドのパワーを引き出し、シャドウに真の力がみなぎる。究極生命体の完成です。
 
結局、究極生命体っていうのは、多くの苦難を乗り越え、悩み、苦しみ、成長してきた者の事を
言うんじゃないかな。創られたとかなんとかは関係なしに。
シャドウはそのための時間があまりにも短かったため・・・成長が急激すぎて・・
スーパー化に身体が耐えられなかったのだと・・・
最後のカオスコントロール。
2人力を合わせて、アークと、自分達とを同時に飛ばさなければ助かる道はない。
でもシャドウには、自分にまでコントロールをかける力が残っていなかった。
シャドウはアークとソニックと自分のフレイムリングにかける力で精一杯だった。
そしてシャドウは地球の重力に吸い込まれていった―――
アークの中でソニックが目を覚ますと、側にシャドウの姿はなく、
自分が持っているのと同じフレイムリングが落ちているだけだったのでした。
 
 未来には新しい冒険が待っている。
 しかし今は、
 ヒーロー達に安らかな休息を。
 
できたばかりの、2度と会う事のない親友を思う心の傷が癒えるまで、まだ時間がかかります。
でもその傷を糧にして、彼は新たなステップを踏み出すはずです。その時まで・・・
アディオス!ソニック・ザ・ヘッジホッグ!(^^

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