★★★ サイコドクター FILE 3 ★★★

(2002年10月23日放送)


■■■   あ ら す じ   ■■■



コンビニでコピーを取っていた楷は食べ物を万引きする女子高生と出会う。

店員に捕まった女子高生・いづみ(鈴木杏)を

「すいません。妹なんです。」とかばう楷。

彼女の手に過食症でおう吐する際に出来る「吐きタコ」を見つけた楷は

きちんとした治療をすすめる。

     八尾警部補が楷クリニックを訪れた。

都内のホテルで他殺死体で発見された女子高生の自宅から

楷の名刺が発見された。

楷は否定せず「自分が殺したのも同然だ」と言う・・・。

八尾警部補は珍しくこの事件の話になると神妙な顔をする。

八尾の娘は殺された女子高生と同じくらいの年だという。

楷は八尾に殺された女子高生との関係について話し始める。

食べ物を万引きしている所を偶然見つけ、彼女が過食症と気づいた楷は

親にちゃんと話をした上で、治療をすすめたが親にはなぜずに

ケータイでの連絡を取り合い、たまに相談に乗っていたという。

事件のあった日にも、彼女と会い「親に話す決心をした。治療を受ける。」

と話していたばかりだと言う。今から友達と部屋を取って遊ぶと言った。

過食症の症状は誰かがいる時には出ないので、そのまま帰った・・・。

     数日後、いづみが救急車で運ばれて三七子の病院に運ばれてくる。

楷の名刺を持っていた事から、三七子から楷へ連絡が入る。

過食症の症状傾向、おう吐を繰り返す事での体への負担等、

楷と三七子はいづみを説得しようと試みるが、

彼女が残して行った電話番号等はでたらめだった。

過食症のいづみと「辞めれるよな。」と過食症を簡単に考えている父・八尾。

過食症を理解して、ちゃんとした治療を進める楷。

八尾の前で、過食症の酔うに食べ続け、吐き必死に訴える楷。


■■■   気 に な る W O R D   ■■■


ドラマを見ていて、気になった言葉や発言、物事の数々です。

★ 過食症 ★

    食べ物を食べなくなる「拒食症」の反対で

    食べるのが止まらなくなってしまう。

    過食した罪悪感から、下剤や嘔吐により食べた物を外に出す。

    これを繰り返す事によって、手に出来る「吐きダコ」は

    過食症の患者によく見られる。

★ 「−−−ナンパか?」by.あずさ ★

    女子高生・いづみと楷を道路の向こうに見つけた時のあずさの一言。

            2人一緒に歩いていた

                 ↓

              女子高生走る

                 ↓

           楷が女子高生の腕をつかむ

                 ↓

              楷が名刺を渡す

                 ↓

              女子高生走り去る

                 ↓

          後ろ姿を気にしながら歩き出す楷

    −−−で、しかめっ面のあずさから出た一言が「ナンパか?」

    思わず笑っちゃいました。

    今まで楷くんの何を見てきてナンパだと!

    女子高生ナンパするタイプじゃないでしょ〜!!

    ってつっこみ入れさせて頂きました(笑)

★ 「黙って見てなさい。」 ★

    八尾警部補に「過食症」を理解させる為に

    大量のパン、おにぎりを買ってきてパクパクパクパク

    食べ続ける楷くんを止めようとした八尾に楷くんが言った言葉。

    口いっぱいに食べ物を詰め込んで、どんどん詰め込んで苦しそう。

    目が涙目になってた・・・

    「黙って見てなさい!あんたの娘が毎晩やっている事だ!!」

    クライアントに対して、あんな楷くん初めて見たな。

★ 「騙されたと思って1度やってみて(*^−^*)o」by.楷くん ★

    不安が来そうだな〜って思ったら「大丈夫っ!」と言ってみよう♪

    不安になりそうな事を考えそうだな〜って時には「ストップ!」

    楷くんが常連患者・川村さんに伝授した(?)不安解消方法です。

    不安な時、力強い言葉を口にするのって

    結構効果的だと思いませんか?だいじょ〜ぶv(*^−^*)v

    なんだか一休さんの「あわてない、あわてない」に似てるわ(笑)

★ いづみ役の鈴木杏ちゃん ★

    杏ちゃんすごくよかった〜♪

    まだまだ若いのにすごい女優さんだなって。

    竹野内くんの演技はもちろんなんだけど、杏ちゃんもよかった。


■■■   りんごのちょこっと感想   ■■■



「よかった・・・(T−T)」今回の1番感想です。

楷くん、熱いなぁ〜。助けたいって気持ちがすごくすご〜く伝わってくる。

FILE1&2は事件が絡んだ病だったけど、

今回は今までよりずっと身近にありそうな感じ・・・。

あんなに必死で「助けたい!」っていう姿に目頭が熱くなる。

過去に、誰か助けられなかった人がいたのかな?って思ったけど、

過去にじゃなくってホテルで殺された女の子を

助けられなかったのが、あんなに必死にさせてる要因なんだよね。

女子高生が殺された事件、すっごいショックだったんだね。

患者に対して、あんなに強い口調の楷くんってめずらしい。

「助けられなかった」って気持ちが大きくて

自分自身を許せないんだろうな、だから必死で−−−。

いつもどうり口調は冷静で優しいなのになぜかきつく感じた。

「いつもの儀式=手を洗う」今までは、いつも朝の日差しの明るい感じ。

ホント「儀式」っぽかったのに、

夜、くらい部屋でなんだかいつもよりますます無表情で手洗ってた。

楷くんの心の中を見てる見たいだった。暗い暗い部屋。

  今回は、1度目より2度目、2度目より3度目。

回を重ねて、ビデオを見るたびに楷くんの言葉、いづみの言葉、

八尾の言葉も三七子の言葉もも・・・みんなの言葉聞いてると苦しくなる。

  「僕が殺したのも同然だ。」

  「ダメだっていいじゃない。」

  「優しい言葉もたくさんあったんじゃない?」

  「楽しいこともたくさんあったでしょ?」

  「辛すぎるぞ。コレ。」

  「言葉はいりません。おわかりでしょ。」

さて問題です、誰のどのシーンでの言葉でしょう?

ってクイズにしてどうする(笑)

ジーン(T−T)ってなっちゃうのね。で、感想って言っても出てこない。

この「ジーン」ってした気持ちは何でだろう?って思ったりもしたのね。

「これは、こうだからこうなってるからジーンとするんだ」って

考えるのを放棄したくなっちゃったの。

ただ単に考えがまとまらないだけなのかもしれないけど(苦笑)

ジーンとした気持ちやウルってくる涙に理由なんてなくてもいいかな〜。って。

常連患者の川村さんには「大丈夫」「ストップ」って言葉が必要。

でも、いづみと八尾には「言葉はいりません。おわかりでしょう。」

「言葉」に秘めるその気持ちや重さっていったい何なんだろう?

考えていたら、ますますよくわからなくなってきちゃいました。

     ドラマが始まる前だったかな?ドラマが決まった時だったかな?

「心の悩みは誰にでも起こり得る物、

        みんなと一緒に考えていけるドラマにしたい。」

竹野内くんのインタビューの言葉。

(確かこんなニュアンスの言葉だったハズ。ウロ覚え〜笑)

     とにかく、今回はよかった。ドラマ的によかった。

話の流れも、セリフ1つ1つ、役者さんの演技、カメラの感じ、

挿入歌、もちろんエンディングもぜ〜〜〜んぶよかった♪

エンディングは毎回言ってる気がするけど・・・(爆)

こうなったら、最終回の感想まで

毎回「エンディングよかった」と言い続けよう(笑)

2度目にいづみが病院に運ばれて、

楷くんと八尾警部補が2人で話をしていた時にね

楷くんの顔がすこし影になってたのね。それだけで、もうダメなの。

焦って、汗ばんでる八尾警部補を見てるだけでダメなの。

三七子のいづみに優しいく語りかけてるだけで・・・ダメなんだな。

あずさの言動にはホッとするけど(爆)かわいい♪

     冒頭のいづみ@杏ちゃんの万引きシーン。

楷先生が「妹なんです。」って言う前に「あずさっ!」って呼び止めてました。

みならいの「あずさ」って楷くんにとって妹みたいな存在なのかも。って。

とっさに出た名前だもんね。

でも、そのあずさはすっかり楷くんを「女子高生好き」だと思ってる。

「あ〜や〜し〜いぃ〜」ってちょっといじけ気味???

来週!!ゲストで「利家とまつ」のさる殿が登場します。

きゃ〜どうしようどうしよう(笑)

佐脇良之殿、ゆう殿だけじゃなくって、さる=秀吉までぇ〜

そのうち、利家とかまつもでてくるんじゃないかしら?

って期待しちゃったりするじゃんねぇ。

ちょっぴちテンション上がり気味、

「さる」と聞いて興奮気味のりんごでございまする。

     だって「良之がじゃまなんだ」とか言うんだもん!

さるめぇ〜!!きぃ〜〜!!

今度は邪魔させないも〜ん!!

と、いいつつすっごい来週がとっても楽しみなりんごでした♪


★ 2002.10.25 りんご ★