★★★  人間の証明 第3話 りんご感想  ★★★


ドラマの始まりが今週も違った・・・

先週は棟居刑事の声から始まったけど、

今週はダイジェスト版みたいな感じでした−−−。


「ジョニーヘイワードの謎の死から10日、捜査本部は

被害者が「キスミー」という言葉を残したことをつかんだ」


「一方妻の突然の失踪に困惑する小山田は

      交際相手と思われるの新見という男にたどり着く」


「神奈川県知事戦出馬を表明した

      人気エッセイスト郡恭子の元には1本謎の電話が。」


「そんな中、ジョニー殺害の重要参考人が確保された」


−−−という訳で?今週のりんごの感想です。


★ 泉谷さん乱入のつづき ★

棟居刑事と横渡刑事から取り調べを受ける泉谷さん。

棟居「答えろ」 横渡「答えてくれませんか?」

キツイ言葉の棟居刑事。一方、優しい口調の横さん。

なんだか横さんは棟居刑事のバイリンガルみたいだ(笑)


「おとしのよこさん」発言に「え?」と聞いてない棒読み刑事さん。

(今回の報告もしっかり棒読みだったね♪←喜んでるし)

ちなみにりんごには「お年の横さん」・・・年寄りかと思った(笑)


★ 今週の郡恭子さん ★

先週の謎の女(赤いガーベラの人&電話の人)と会いました。

店に入るなり「ほらみて〜郡恭子よ」と浴びる中、

堂々と、目指す席まで歩いていく恭子さん。

すごく落ち着いて見えるのに「久しぶりね〜」と話す

相手の女性の前に行くと指がちょこちょこ動いて落ち着きがなくなる。

この演技力!脱帽ですね!

一方、息子の洋平くん−−−の貧乏ゆすりはあからさまだった。

しゃべってる事は堂々としてそうだけど、足が・・・足が・・・足が!

間違いなく洋平は恭子さんの子供だわ。と確信したりんごですが、

そんなことは当たり前で(笑)

もっと他に解かなきゃならない謎がいっぱいです。


謎の女から「1千万」の要求を受けるシーンから

昔の2人の出会いのシーンの切り替わり

(太陽の光に飲み込まれていく感じ)この移り変わりがすごくよかった。


親子3人で取材を受けるシーン。

娘の制服のリボンをなおしてあげる桐子。

その後の目が怖い。恭子の何かを見抜いた感じの目。

取材中に洋平の貧乏ゆすりを手で止める時にも同じ目をしてた。


★ 山本しゅ〜ごろ〜好きに悪いヤツはいない by.那須係長 ★

「・・・は?」

「いや、オレ好きでさぁ〜」

「小説なんか読むんですか?」

「おめぇ〜は読まねぇ〜だろぉなぁ?」

「はい。」

那須係長と棟居刑事のやりとりです。

やっぱり棟居刑事は本読まないのか−−−図書券どうしたんだろ?

やっぱりこの2人がそろうと一瞬ニヤリとしちゃうね。

「視野が広がるよ。だぁ〜〜〜っと。だぁ〜〜〜っと。」

この「だぁ〜〜〜」がかわいいっ(*^−^*)


「無駄」だといういつも以上に

無表情で顔色も声色も変わらない棟居刑事

一方、そんな相手との会話も楽しんじゃってる感じのする那須係長。


この無表情刑事をこっそり楽しんでる感のある那須係長と横さん。

棒読み刑事にはわからない魅力があるんだよね。

声も表情も何一つ変わらず、怖い棟居刑事だけど、

係長へのお辞儀とか、礼儀は異様に正しい!


那須係長はにこやかでかわいいけど、

棟居刑事が那須係長みたいだったら、やっぱりちょっと怖いかな?


★ ロリータ娘 ★

今週の謎解きにかかわってくるロリータ娘ちゃん。

いろいろつっこみ所が満載で−−−ニヤリ♪


ジョニーヘイワードが荷物を投げ捨てた現場で、

ばったり会うんだけど明らかに怪しいのに、かえって目立ちすぎる(笑)


泉谷さんに「へったくそだな〜おめぇ〜」と言われてたけど

だっていちおミュージシャンだよ!泉谷さんは!!

あのギターストローク!!カメラ回ってないところで、

絶対に泉谷さんに突っ込まれていたハズ!!


公園?でロリータ娘ちゃんと横さん、棟居刑事の3人で話してる時

「歌ってると何も見えなくなっちゃうのぉ」というロリータちゃんに

無言のまま「けっ!」って顔をした棟居刑事。


何だか回を重ねる毎に、

棟居刑事の無愛想具合がくせになりそうだよ♪

普段見ない表情だからあの無愛想がなおさら気になるんだよね。


しかし、このロリータちゃんどっかで見た気がするんだよね〜。

女優さん?かなぁ・・・?

「この人、逮捕されたんだよ」「えっえええええ〜〜」だしなぁ?

ん〜〜〜どこでみたんだろう?


★ 小山田妻 ★

「もうあんなことさせないから、

        解決策かんがえよ。お互い平和的にね。」


と言いながら縛っていたロープをハズしちゃう共犯者の彼女。

−−−から逃げ出す小山田妻!!


一度は警察に電話するんだけど、切っちゃうんだよね。

きっと欲に目がくらんじゃったんだと思う。

郡恭子の息子の実態を暴いたらお金になるんじゃないか。と。

あの時、まっさきに逃げていれば洋平とも会わずにすんだのに。

ドラマと原作は大まかな流れは同じでも

いろんなエピソードが違うから、ひょっとしたらと思ってたけど、

やっぱり亡くなっちゃいましたね・・・。


別荘を出て、助けを求める為に電話をかけるんだけど

「新見」と「小山田」と、どちらに電話するか迷ってた。

彼女の中に「情?」と「愛?」が両方あって

どっちが大きくて、どっちが1番でとかはなさそうなんだよね。

日常生活も大切だけど、それとは別世界も時には大切だもんね。

まじめに1つだけ、1人だけを見て生きていける人もいるよ。

でも、今の時代まっすぐに前だけ見て生きていくのは

時として大変だったりする。

上手く言えないけど、いろいろ抱えてるから現代人は悩むし、

逃げ場が必要だったり、純粋になれる場所を求めたりするのかな?


ん−−−−−−人間の証明、難しいテーマです。

★ 西条八十 ★

本を読まない棟居刑事はやっぱり知らなかったね。西条八十。


と、言うりんごも知ったのは結構最近だったりする。

りんごの好きな童話詩人「金子みすず」が慕っていたのが

今回、劇中に出てくる詩を書いた西条八十先生なの。


凝り性のりんごは、金子みすずさん関連の本を

片っ端から読んで(笑)で、彼の存在を知ったんだ。

みすずは亡くなる直前に、自分の詩集の1つを彼に託してる。

でも、西条八十の詩はりんごも読んだことないです。

ドラマが決まって「人間の証明」を買いに行ったとき

ついでに西条八十の詩集も探したけど見つからなかったの。

図書館に行けばあるかなぁ???

相変わらず「本を読む」こと事態が「謎」の棟居刑事ですが

「ストーハ」「キスミー」の謎は解けました。

ちらばったいろんな「点」が、少しずつ「線」に繋がって行ってますね。


++++++++++++++++++


竹野内くんの演技が、1話&2話と比べてみると

気のせいかもしれないけど、ちょっと変わってきた・・・かな?

いや、根本的な物は変わってないの。

でも演技に奥深さが出てきた気がする。

いままで何人かの俳優さんが演じてきた役。

きっと過去の作品も見てると思うのね。

当たり前だけどそれぞれの「棟居刑事」があったと思う。

この3話をみてなんだか

「竹野内棟居刑事」が明確になってきたかな−−−って。

何か竹野内くんの中で手応えみたいなのが出てきたのかな?



      かあさん、



      ぼくのあの麦藁帽子どうしたんでしょうね?



      ええ 夏 碓井から霧積へ行く途中で



      渓谷に落とした あの麦藁帽子ですよ




ではまた来週〜 See You Again (*^−^*)ノ”



〜  2004.7.23 りんご  〜