岸権旅館(ツイン)



夏休みということで、一泊二日の小旅行をしてきました。(2009年)




場所は群馬県の伊香保。実は伊香保に行くのは今回で二度目なんですが、お泊りは今日がはじめて。高速バスに揺られ、快適な旅でござんした。
さて、今回の宿泊先は、岸権旅館。まぁ、温泉好きなら知ってるかもしれませんね。創業が天正4年の老舗中の老舗。
ちなみに、創業400年以上の温泉旅館はこの岸権を含めて3件だとか。残る二つは「ホテル木暮」と「千明仁泉亭」。


今回は楽天トラベルのブランで泊まったため、あまり部屋については触れません(苦笑)。どこにでもある客室です。
眺望は・・・別のお宿が見えます。なぜなら、そういうところに泊まったから。

※旅行会社から提供されているものは、こういうのが多いです。ちゃんとした部屋に泊まりたい時は、旅館のサイトから予約するのがベター。




ただ、客室以外の内装はレトロな感じがして好きです。モダンな香りがします。

せっかく伊香保に来たのだから、温泉に入らないと意味がない。当然のことながら、岸権には温泉があります(注:日帰り入浴はできません)。貸切でないのが3つ。
『又左衛門の湯』『権左衛門の湯』と『六左衛門の湯』湯は黄金水・・・じゃなかった、黄金の湯。元は透明なのですが、空気に触れて茶色になったとか。
それを黄金色に見立てたそうで・・・ちょっとリッチな気分。ちなみに、権左衛門は露天風呂。眺めはそれなり。ただ、身体を洗えないので、浸かる専門。


さすが老舗旅館だ・・・と思ったのは、食事。旅館なので、事前にどうするかを決めるのですが・・・夕食込みでよかったわ。
食前酒込みで、10品目(細かい分別をするともう少し多い)と、かなり豊富。かといって量が多すぎるわけでもなく、ちょうどいい量。しかも、肉・魚・野菜のバランスが絶妙。
個人的には上州牛のしゃぶしゃぶと揚げ出し豆腐がよかったと思う。このおいしさをお伝えできなくて残念ですが、部屋食ならまだしも、他の皆様がいるところでは撮りづらいんですよね・・・。

蛇足・・・かどうかは分かりませんが、ロビー等で無線LANが使えるようになったとか。
あの辺一体は電波がアレなので、助かりますね。

女将さんもいい人で、貫録たっぷりです。何もいうことはありません。次に伊香保に来る機会があれば、又泊まりたいものです。