ロイヤルパーク汐留タワー(シングル)

地下から行ったほうが迷わなさそうなホテルです。まぁ、昼なら入り口に迷うことはないと思いますが、夜に行くなら地下から行ったほうが安全かと思われます。特に最近は汐留も人が多いので。

あらかじめ言っておくと、独りで行くのが好きという人には向かないホテルかもしれません。
汐留という立地のせいか、それとも近くにテレビ局があるせいか、朝から人が多いです。
駅から近いものの、新橋・汐留のおかげで、長所にも短所にもなりえます。
部屋内はともかく、下手すると近くで収録ということもありますし、落ち着いて散策というのは難しいんではないでしょうか。
まぁ、友達と一緒に行くなら、お勧めしたいホテルではあります。新橋にも比較的近いですし、観光する場所も多々あります。
荷物を置いて、気ままに出かけるというのがいい使い方かもしれません。ちょっと疲れたらホテルで休憩・・・というのも面白いです。
このサイトを見ている方ならビックサイトに行く人もそれなりにいるのではないでしょうか。そういうときにお世話になることもあるかもしれませんね。

さて、肝心のホテルですが、部屋にパソコンがおいてあるせいか、スタッフが案内して・・・ということにはならなかったのですが、最近のホテルは結構そういう傾向があるみたいなので、あまり気にすることはありません。さくさくと部屋に向かいましょう。解らなかったらその時々に。
内観も部屋もそうなのですが、豪華と形容するのにふさわしい水天宮のロイヤルパークとは違って、結構おしゃれです。
ごてごてした造りでなく、かといって殺風景ではない。なんというか、最近流行のインテリアショップにいるような気がしました。
あの不思議な感覚は形容しづらいのですが、ホテル自体が芸術品なのか?などと当時は思ってしまいました。
高級ホテルを使いこなしているような層だと賛否が分かれそうですが、私は結構好きです。くどくはないので、ホテルに興味がなく、所要で泊まるという若い人にも向くのではないでしょうか。
ホテルによると「スタイリッシュ」とのことです。あぁ、なるほど、と思いました。シンプルだけど、高級感がある・・・それに関しては私は専門家ではないので細かく言えないのが残念でなりませんが、建築やインテリアに興味のある人にはお勧めのホテルです。

部屋は、シングルだったので、あまり広くはありませんでした。20uなので、シングルとしては標準クラスです。まぁ、設備も結構標準ですね。
ベッドが大きめなので、実際よりは狭く感じるかもしれませんが、独りならあまり気にすることもないでしょう。
部屋にはパソコンが標準でついています。確か、テレビと一体型だったはずです。まぁ、テレビとパソコンの両方が置いてあっても狭くて困るので仕方ないといえば仕方ないのですが、同時作業がしにくい・・・。その辺は割り切るか、ノートパソコンを持ち込むかですね。
パソコン自体もスタイリッシュで、部屋の空気とマッチしています。高級なホテルの癖にテレビはしょぼいということが結構ありますが、ここはそういうことはないので安心してください。
最近はホテルもベッドに力を注いでいるようで。こちらも例に漏れません。ベッドは、シモンズベッドを使っているみたいです。寝心地抜群ですね。寝坊をしないよう・・・。

なお、朝食は「ハーモニー」でビュッフェでした。まぁ、メニューは他のホテルと大差はあまりないですね。ビュッフェというのは大抵そうみたいですので、レストランで食事したいときは他を選ぶのも手です。
ビュッフェは使い勝手がいいのですが、このホテルだと朝はそれなりに混みます。汐留ですもの。面倒くさくても7時丁度をめがけることをお勧めします。でないと、時間によってはかなりにぎやかになることも。
ちなみに、このレストランも「スタイリッシュ」でした。さすがにそこまで統一されると喜んでいいのかどうかとも思いますが・・・あまり緊張せずにすごせるので、良しとしましょう。

常に変わり続ける街汐留という、絶好のロケーションに立地するこのホテル、『超高級』ではないですが、逆にそれがこのホテルのよさと言えるでしょう。浮いた様子もなく汐留に似合っている此処は、泊まりにきた皆様を癒してくれるでしょう・・・。