ウェスティンホテル東京(デラックスツイン)

その人気に「新御三家」とも言われるラグジュアリーなホテル。まぁ、実際のところはPHやFSと一緒にするのはあれかと思うのですが、日本の新御三家にはまぎれもなくウェスティンの名が入っています。それでいいのです。

どっしりとたたずんでいる巨大なホテルなので、駅からは見えるのですが、これが想像以上に遠い・・・。確か恵比寿から徒歩7分・・・。
下手に見えるせいで、ギャップが・・・。とりあえず歩くのを楽しみながら行きましょう。
まぁ、恵比寿にあるので、結構若い人向けかもしれませんね。渋谷、恵比寿で遊んでから、このホテルに宿泊する・・・一人で行ってもよし、友達同士で行ってもよし、恋人で行っても・・・。ホテルの外にはいろいろ楽しむ施設があるので、飽きることはないと思います。
それはさておき、国際色豊かなこのホテル、ロビーを見回すと外国人の多さにびっくり。ピープルウォッチングがお好きな方にはお勧めです。
ハード自体は結構シンプル。プールがなかったような気がします。私は行かないので気にしないのですが、優雅な暮らしをしたい方には少し辛いかも・・・。

ホテル自体は恵比寿という立地にマッチしているみたいで、なかなかおしゃれ。ちょっと違う国に入ったような気がします。
現在ではヨーロピアンクラシックという調子は好き嫌いが分かれそうですが、それは高級ホテルの宿命。まぁ、私は好きですけど。
ちなみに、チェックインすると、案内してくれないことも。まぁ、重そうな荷物を持っている人は違うのかもしれませんが・・・最近の外資はそういうのが多いんでしょうかね。無駄でもフルサービスをしてほしかったのですが。

さて、肝心の部屋ですが、これもまたヨーロピアン。いい部屋です。ただ、泊まるときにはある程度指定しておいたほうがいいです。
このホテルは方向と階層によって当たりはずれがあります。低階層のマンションビューというと、かなり哀しくなってきます。窓を開くとそこは現実だった・・・。
ですから、泊まるときにはある程度希望を指定しておきましょうね(願いが叶うとは限りませんが)。
なお、標準クラスで42uは、かなり広いです。しかも、シャワーブース付。低階層だろうが、マンションビューだろうが、そんなことはどうでも良くなってしまいます。居心地のいい部屋です。
独りでいるには広いですが、二人なら丁度いいサイズかもしれません。ゆったりとホテルライフを楽しみましょう・・・。
しかも、レイトチェックなど、プランによってはかなりお得に泊まれます。このタイプなら、特別な時期を除けば2万数千円から泊まれますので、お気軽にどうぞ。

ただ、個人的にはこのランクよりもちょっとお金を出して、エグゼクティブか、「ヘブンリーベッド」のある部屋に泊まることをお勧めします。ウェスティンといえば、ヘブンリーベッドです。
ヘブンリーベッドがないウェスティンはウェスティンではない・・・って、普通のデラックスにはついてないですが。
多分日本のホテルで最初にベッドにこだわったのが、このウェスティンかもしれません。ぜひとも泊まってみてください。このベッドはかなり評判がいいです。私もいずれ泊まりたいものです・・・。

朝食は「ザ・テラス」のビュッフェでした。メニューは普通どこでも取り扱っているものなのですが・・・朝早いのがうれしいです。
6:30から開いているので、結構時間に余裕が持てそうです。結構私は朝早い人間なので、本当に助かりました。
結構落ち着くいいレストランですよ。ゆったりと豪華に朝食を楽しんでみてはいかが?

恵比寿という土地にあるこのホテルは、名前こそ有名なものの、最近の高級ホテル建設ラッシュのおかげでどうもイメージばかりが存在しているような気がします。新御三家といっても、フォーシーズンズやパークハイアットに比べ、ほんの少し人気が劣っているような気もします。
ただ、FSやPHとともに高級ホテルブームに火をつけたホテルなので、負けずにがんばってほしいものです。
新御三家の中でも比較的泊まりやすい、本当にいいホテルです。